@恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム
第6回 明石康氏
土曜日(1/22)は、朝からコンビニ行って『ワラライフ!!』の
初日のチケット取り。
劇場のキャパが少ないから激戦覚悟だったけども、
意外とすんなり取れました。
組合連合大作戦のおかげです。
そんで、ちょっと早めに恵比寿に行って所用をすませたあとが
この日のメインイベント
アンニュアージュスクールの最終回。
6回目の講師は元国連事務次長の明石康先生
恥ずかしながらお名前も存じ上げませんでしたが
なんだかいろいろな肩書きと経歴をお持ちのお方でした。
wiki先生に聞いても書いてあることが難しくってよくわかりません。
お話の内容は、親子の関係というよりは
国連事務次官として和平のために交渉したことはじめ
フローバルなお話だった。
ぶっちゃけ、わたしの知識と常識が足りなくてよく分からないこともあったけど
、話しはすごく聞き易かった。
唯一分かり易かったのは、渋谷のハチ公は秋田の明石先生の母上の実家で
生れたってことくらいか。
明石先生は今年80歳になられたそうなんだけど、
背もしゃんとしていて、お若い。
過去の事務次官の名前や各国の国名がスラスラ出てきて、
脳みそのシワがいっぱいありそうだなぁ、とか思った。
著書で書かれているリーダー教育の七か条っていうのを
ホワイトボードに書いてくださったんで、
せっかくだから書いとこ。
1.道草はよい
2.生意気と言われても自分の疑問を持ち続ける
3.意見の違う人に耳を傾ける
4.熟考を重ねる
5.正攻法をつらぬく
6.運命の女神は前髪しかない
7.一度決断したら振り返らない
なるほどです。
でもわたしはリーダーにはあんまりなりたくないなぁ。
下っ端でがんばる方がむいてる。
でもこの七か条は人として大事なことだよね。
質問コーナーでは、明石先生のファンという女性の方が
これまたグローバルな質問をされていて。
わたしだったら、質問ときたら趣味は?くらいしか思い浮かばないや。
レベル低いわー>自分
1時間半弱くらい経過したところで、今回はスクール最終回だから
総括ってことで今までの講師に声をかけた、っていうことで、
石井竜也さんのVTRコメントが流れて、そのあとキッカワがおでましに。
今年初の生キッカワ
どんなカッコ?目上の方がいる場だからスーツ系?なんて思ってみたけど。
いやいや。
まぁくさんに“走ってかけつけたみたいな格好”って言われる感じでした。
19日の『ワラライフ!!』試写会のときと同じ感じ。
黒とグレーの長袖Tシャツ重ね着に、ブラックデニム
ショートブーツにイン
右手薬指にごっつい指輪
これも19日と同じっぽい。
あと最近の定番のチョーカー
髪は、側頭部はごま塩白髪でモヒカンラインは金髪の名残りみたいな
ちょっとおかしな配色の髪色でしたわ。
でもカッコイー。
足ながーいって何度もつぶやいてしまった。
正面むいてお辞儀して、座る席を遠慮しながら
下手に座って、そこからはずーっと明石先生とまぁくさんの方を
むいていたんで、ずっと横顔だったけど、
それがすごくキッカワらしい。
それにその横顔のラインがかっこいいのである。
瞬きにあわせてまつげがパチパチするとこじっと見てしまった。
顔はなんだかちょっと赤かった感じだけど、
手は白くてキレー。
まぁくさんの天然っぷりに笑うときの目じりのしわもいいんだなー。
総括ってことで、まぁくさんに
講師をやってみてどうだったか聞かれると
“わたくしごときがこんな壇上で・・”と硬く話し出したら
“声がセンポですけど”ってつっこまれて、
“思いをちゃんと伝えるには言葉をもたなくちゃいけない”
“ものすごく口下手で、黙っていても伝わると思っていた。
なんで伝わらないの?と思っていた”
ってことを言って
“別に女の人限定ではないよ”と弁解してたけど。
明石先生に聞いてみたいことは?ってことで、
外国語に概念がない日本語はどうやって伝えるのか?
例えば“旨味”とか、ってな質問。
例えが“旨味”っていうのがらしいっちゃらしいんだけど、
分かりにくー。
明石先生は、あれこれ言葉を駆使して説明してくれていた。
あと、世界を回って一番うまかったものは?って。
質問がわたしたちと同レベルなのがおかしい。
明石先生のお答えは、バルカン半島のプロシュートですって。
それぞれの国にすばらしいものがあって
そのことをほめてあげるべき、とおっしゃってた。
その話からキッカワが毛虫を食べた話をして。
そのときの明石先生のビックリ顔がとってもよかった。
それから、
自分はロックミュージックをやっていて、
英語圏に生れればワーールドツアーも出来たかもしれないと思うけど、
米と魚をいただいているときに
(“いただいて”ってきれいな言葉使うんだよね)
日本人でよかったと思う。
やっぱり日本人でよかったと思うときはどんなとき?って。
このお答えが、具体的なことじゃなかったかんじで
そしたらキッカワは、
“質問の答えは・・?”って聞き返してんの。
自分だって、質問の答えがとっちらかっちゃうことよくあるじゃんねー。
まぁくさんから、明石先生とキッカワ2人へってことで、
“お二人とも命の危険にさらされたことがあると思うけど
そのとき走馬灯は回りましたか?”みたいな質問。
明石先生のお答えは忘れちゃったけど、
キッカワは、
“壁のないところにいると、隠れた本能が出て来て
気配が分かるようになった”とか答えていた。
何かの話で明石先生が
“勇気のある人は1回しか死なない。
勇気のない人は毎日10回くらい死んでいる”って言葉を言ったら、
キッカワは、
“歌詞にしようかな”とか言ってた。
それから、『SEMPO』の話になって、まぁくさんが千畝さんのことを
“一人国連”と言ったらキッカワ大ウケ。
キッカワが千畝さんを演じるにあたってお墓参りをしたら
親族しか知らないようなすごく小さなお墓だった、って言ったら、
明石先生は、お墓が大きければその人が立派とは限らない、
って言うと、キッカワも
“デカイ墓に入っている人はろくでもない。
自分はガリガリくんのハズレの棒でいい。
子供の頃金魚が死んだりするとアイスの棒で墓作ったでしょ”って。
わかるー。
アイスの棒でお墓作ったよー。
明石先生が退席するときもきちんとお辞儀をしてて。
あたりまえのことだけどその姿勢がいいなと思う。
そして最後に、今回のスクール全6回に全部出席した人のなかから
抽選で5名に講師全員のサイン色紙が当たるっていう
ご褒美。
キッカワが箱から選んで、プレゼンテーターをやってくれた。
会員証に書かれた名前が小さくて読めなかったのか、
まぁくさんのおしゃれ老眼鏡を借りてたよ。
6名分のサインがしてある色紙だから普通の色紙よりサイズ大きめ。
ビニールの袋に入った色紙をキッカワから手渡し。
袋を脇にはさんでいたねー。
手渡しして、握手するときの笑顔がやさしくて。
おもわずエア握手、笑顔いただきー、みたいな。
人の当選で幸せ気分になりました。
知ってる名前も呼ばれていて、なんともうれしいかぎり。
そして最後はけるときにはちゃんと止まって客席にむかってお辞儀して
くれた。
これにてアンニュアージュスクールも修了。
まぁくさんいわく、今MARK&Iのもろもろを整えているところで
ちゃんと整ったらテーマを変えて第二回をやりたいと言っていた。
キッカワは“考えとく”って言ってましたけどね。
どうなるんだろうねー。
キッカワが講師じゃなければ参加しなかったスクールだけど、
他の5人の方のお話を聞けたことは貴重な経験になったし、
なんだかんだキッカワお仲間に会っておしゃべりできるのが楽しかったな。