beatitude

好きなことだらけさ…

『雷桜』

2010年10月28日 | 映画 邦画

徳川将軍・家斉の十七男に生まれた斉道。
母を亡くし親の愛情を知らずに育った彼は、心に病を抱えていた。
療養を兼ねて家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れた彼は、
天狗が住むと言われる瀬田山で、女の天狗と出会う。
その正体は、幼い頃に誘拐され、山奥で育てられていた瀬田助次郎の妹・遊だった。
世間を知らず奔放な遊に、斉道は惹かれていく。
雷に打たれた銀杏の上から銀杏が芽を出した巨木・雷桜の前で、二人は恋に落ちる…。

(goo映画より)


いやいや、なんともなぁ…眠かった

蒼井優ちゃん、イメージとは違う演技でガンバってました。
雷からピンクの着物を着て遊に変わるとこ、
ホント、山猿がカワイイ着物着てるイモっぽさが出てて
NHK大河の芸子お元と同じ娘にはみえなかったな。
――が、上滑ってたかなぁ。
というより、出てる俳優さんたちのテンションがバラバラ。
柄本明、蒼井優、小出恵介、宮崎美子あたりは映画作ってる感じがあったけど…

あちゃー、だったのは清水家の家臣(柄本は別として)。
忍成修吾、若林竜也と若手を起用してるけど、この二人がここに出てる意味が分からない。
その他の家臣も、動きが時代劇じゃないし…
主眼は恋愛映画だけどさ、時代劇設定にしてるんだからそこんとこはキッチリ動いてもらわないと
清水家、安っぽ~く見えちまう。

そんで、随所に盛り込まれた盛り上げ用のタメの映像。
あれが、多過ぎで長過ぎで…盛り上がらずに眠くなる。
作り上げた雷桜の木や山の風景とか映像は恋愛映画っぽく綺麗でしたが
カメラワーク単調でつまらない…


評判が芳しくないなとは思いつつ、
地元の映画館、9月以降見た映画の半券と大奥の半券の2枚持って行くと
1,000円観賞券がもらえるってのにつられて行ってきましたが
ちょっと残念なことになっちまった映画でした