原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【 2024 10/11~13 ダンスシャーマニズムリトリート無事終了しました 】

2024-10-25 | シャーマンズゲート
合宿終わって2週間近く経ちましたが
やっと文章が書ける感じになりました。
23回目のこの合宿、おかげさまで無事終了しました。
長きに渡りよくやってきたぞ、と
ひとまず自分をねぎらっています。

グループのうち初参加の方が半分というのは初めてのことでした。
が、最初のシェアをしていくうちに
「今回は女性の講だな」という確信が出てきました。
講には色々な定義がありますが
「結社または結社による行事/会合」という一文を見て
ああまさにシンプルにこれだなと思いました。

この場は一年に一度だけ開かれ
参加したい方が集い
様々な体験を共有します。
持ち帰るものも人それぞれ違います。
今回も色々な持ち場から何かを携えて参加してくださいました。

いつものことですが、
自分ではちゃんと覚えているつもりでも
所々記憶が空白になっているところがあります。
今回はいつもよりマシかと思っていましたが
やっぱり帰り着くとダウンします。
久しぶりに風邪を引きました。

こういう合宿をやり続けてきたことは一体どういうことなのか?
とぼんやり考えていましたが

私の一番の大きな役目は
場を開くこと
その安全を守ること
そして場とそこにいる人々と共に在ることだな、
と改めて思った次第でした。

初日夜にこんな夢を見ました。
窓の外を男性が通る。それもちょっと気味の悪いおっさんばかり。
数珠つなぎに何人もが通り、
皆こちらに入りたそうに外から眺めている。
起きてからしばらく「?」と思っていましたが
まさに結界を張るのに成功したようです。
そういう場でした。

深さと広さを持って何かを教えるでもなくただ共にそこに在る。

ここに辿り着くまでに20年以上かかったのだな。
そしてそれも一つの完成を見たのかもしれません。
(とはいえ、帰ると必ず脳内で一人反省会が始まるのも事実です)

最終日午前のシェアの時
ある方が「久しぶりにキョウコさんのオーラを見たら
土台だけあってあとは透けてた」と言っていたので
どういうことか帰ってから書いていただきました。

以下引用==
『いつものような体の周りに白い光(影?)が取り巻くのではなく、ホール全体的に靄がかかったような空間になり、キョウコさんの頭から透けてきました。 初めは髪の色が以前より明るくなったからそう見えるのかと思いました。でもそれからみるみるうちに頭から上半身へとどんどん透けて、最終的には胡座をかいていた脚と臀部の黒いズボンだけ残りました。 残った部分が、仏像の台座みたいでした。 靄のような空間と書きましたが、もう少し粒子の大きい、滝のオーブみたいな粒々で、消えた体はその粒に同化した感じ。 キョウコさんの背後の壁や窓は見えていたので』

ああ自分のエネルギーはどんどん希薄になり
場と同化/もしくは場を包むものと同化したのかと感じました。

時々野外で踊るときに
まずはそこの自然に同化できるかどうか、
その場の一部になれるかどうか
ということから意識して始めるので
それと同じことをやっているのだな、と。

これを読んで、ひとまずこれまでの私の歩みは大団円、
と思いました。
来年もまた合宿をやりたいなあとどこかで思うけれど
いや、ここで一度今までの荷を下ろして
「わたしとはなんぞや」の時間を味わうことの必然を
満たしていこうと思います。
それをやるうちに
次のステップが見えてくることを確信しています。

ある方がFBとインスタに上げてくれた感想が素晴らしかったです。
(わたしのページに転載しています)

そこに「美」があるかどうかは本当に最上級に大切なこと。
ネイティブアメリカンにも
「walking in beauty」という言葉があります。

みんな美しかったしかわいかった。すてきでした。

これを読んでくださった皆様も
どうぞそれぞれの道を「美」とともに歩んでください。



参加の方からいただいたアンケートは
終了後、スカスカになったわたしにとっては
点滴のような栄養剤の役目を果たしてくれています。
落ち着いたら少しずつアップしたいと思っています。

最初のセッションで引いたグループカードは(私たちが意識すること)「tenderness」優しさ
最後のセッションで引いたグループカードは(得たもの)
「gratitude」感謝(「gratitude」とは 感謝 ・ 謝意 の意味 を持つ名詞である。 誰か 、または何かが助けてくれたことに感謝する 強い気持ちを意味する)
でした。

わたしが自分のために引いた最終カードは「truth」真理
でした。

改めて、
どなたも
自分の魂が求めているものに確信を持ち
それぞれの美の道を歩まれますよう!

そして再開の時にお会いできますように。

心を寄せてくださった方、参加の方々に
感謝と愛を込めて

原キョウコ
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【 10/6 最終セッションのお知らせ 】(首都圏)

2024-09-25 | ダンスセラピークラス/スケジュール
★ご挨拶


1996年、東海大学病院精神科開放病棟でのダンスセラピー セッションを皮切りに
東京は青山での定期的なWSをスタートさせ、
30年弱、精神科臨床と並行して 
オープンなクラスを東京/大阪/仙台などで行ってまいりましたが
原キョウコが企画、主催する現在までのような形のWS(首都圏、大阪) 、
リトリート合宿に関しては
今年で一旦閉じることにしました。
思えば結構長い時間が経っていました。
再開時期や今後の形式は未定です。

自分自身のステージが変化していることを感じておりますので
まずはしばらくの充電期間、そして自分へのケアの時間をまずは十分に取りたいと考えています。
そして今までのセッションを振り返り、文字に起こしてまとめること、
自然の中でのシャーマニズム/アニミズム修行を深めていきたいと思っています。
今後もダンスから離れることはありません。


ご依頼の仕事と舞台に関しては今まで通り行います。
ご依頼に関してはこちらのメールアドレス、XのDM、FBメッセンジャーでお受けしています。

来年度は久しぶりにアーツ・コミュニケーション・ラボ主催の神戸でクラスを行う予定です。
また、パーソナルなダンスレッスンもご希望の方に行っておりますので気が向いたらどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/fdd21d024ff2b27146019913d792bd3a


WSや合宿の場で起きた様々なこと、参加の皆さまから多くのことを学んできました。
深く感謝を申し上げます。

★10/6のダンスセラピー WS

これまで長く行なってきた呼吸法、ストレッチから始める予定です。
じっくりとご自身の身体を味わい、いたわってください。
この日の参加の皆さまの状態を見つつ、
身体感覚を掴みながらのワークとこの日の場に浮上してきたテーマをダンスにしたいと思います。
どういう踊りになるかはこの時集まった方々のエネルギー状態により決まります。

最終ですのでお時間があればぜひいらしてください。
初めての方も久しぶりの方も歓迎です。

<時間と場所>

10/6(日)
13:30-16:30(受付は13:15〜)
場所はお申し込みの方にお知らせ致します。
(田園都市線溝の口駅/南武線武蔵溝ノ口駅 徒歩5分)

<参加費>
6,000円(お支払いは当日)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージ にお願い致します。
遅れる場合はご連絡ください。

<参加費>
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)


<お申し込み>
以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでご返信ください。
(harakyonアットm02.itscom.net)
またはFBメッセンジャー、XのDMでどうぞ。

コピー&貼り付け=======

ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 
※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。


★ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL」vol.23 10/11~13 清里高原

こちらも今回で最終回です。
若干名お席があります。
参加ご希望の方は直ちにお申し込みを!すぐ締め切りますよー

https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/d2829873aa4fe58ff3da60d32117af4e


★そのほかのスケジュール

10/17~20 詩戯パフォーマンス「星との対話」出演(六本木ストライプハウススペースにて)
詳細はまた告知します
11月? 青梅野外セッション予定 詳細は決まり次第告知します。
砂浴場でのシャーマニックボディWSです。
12/21か22 下北沢「小径のノエル」出演

★どなたでも、人生の中で「小さな死と再生」のプロセスを繰り返してきたはず。
何回めかのこのプロセスを自分自身もじっくりと味わおうと思います。

人生は有限です。そしてご自身が選ぶならば出会いの連続で、
全ての出会いは学びであり、ダンスです。
人生の時間を誰かと踊って過ごすことの喜びも悲しみも忘れないでね。

また出会える方にはしばしのお別れを、もう会えない方にはLong Goodbyeを。
皆さまの前途に希望あれ!


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【 ダンスレッスン/ダンスセラピーレッスン 】ご希望日に行なっています

2024-09-25 | パーソナルセッション
★ダンスレッスン(月〜金夜間) グループレッスンではありません

平日夜は溝の口にてダンスレッスンあります

年齢、ダンス経験は不問です。初めての方も気持ちよく行えます。
・舞踏的身体
・リズムトレーニング
のいずれか、または両方を組み合わせてできます。
お申し込み時にご希望をどうぞ。

開始時間
18:00 18:30 !9:00のいずれか
ダンスレッスンは2時間/4000円 
ダンスセラピー レッスンは2時間/8000円

(スタジオが小さいので3名まで。別途スタジオ代2時間800円)

お一人のお申し込みでも大丈夫です。
ご希望の日時(複数あげてください)
(土日希望の場合はご相談ください)
お名前、携帯番号をメールかFBメッセンジャーにてお送りください。
その方のレベルに合わせて行なっていますので
安心してご参加ください。

ダンス経験がほとんどない、という方が多く来られています。
多少具合が悪くてもストレッチや呼吸法で対応して
きた時よりもすっきりして帰られる方もいらっしゃいます。
その時の状態で無理なく身体を整える、ということを考えつつ行なっています。


気分をスッキリさせたい時、気楽に気軽に動きたいとき、
テクニックを習得したい、稽古を重ねたい方もぜひ!
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【 大切なお知らせ 9/12/2024 】

2024-09-12 | WSスケジュール
★今後のWSについて

突然ではありますが
原キョウコ自身が企画、主催する現在までのような形のWS
(首都圏、大阪) 、リトリートは
この秋で一旦閉じることにしました。
再開時期や今後の形式は今のところ未定です。

こちらのブログは今後も続けていきます。
日常で思ったこと、臨床から学んだこと、心身のこと、
舞台のお知らせなどなど書いていきますのでよろしくどうぞ!

9/16、10/6の首都圏WSはご予約がありますので行います。
リトリートに関しては参加希望の方は
(締め切りが早くなりますが)
9/23までにご連絡ください。
最少催行人数に達したら開催します。

ご依頼の仕事に関しては今まで通り行いますし
お受けしております。
メール、FBメッセンジャー、XのDMにご連絡ください。
(来年度は久しぶりに神戸で行う予定です)

また、個人あるいは少人数のグループからのご希望での
ダンスレッスンは従来通り行います。
シャーマニズムのワーク、
ダンスシャーマニズムのご希望があれば
それもお受けできます。
こちらもお気軽にご相談ください。


★ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL」vol.23 
10/11~13 清里高原
9/15まで早割特典があります。
参加希望の方は9/23までにご連絡を!

https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/d2829873aa4fe58ff3da60d32117af4e
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★9/16 ダンス&シャーマニズムWSのお知らせ

2024-09-03 | シャーマンズゲート
★9/16 WSのお知らせ

今回のkeyword:自分だと思い込んでいるものから離れてみる/俯瞰する/
見えてくる景色は変わるだろうか?

原キョウコが行なっているWSでは

1)自分自身との関係(メンタル、フィジカルを含むケア)
2)他者との関係
3)社会、世界との関係
という3つの軸をベースに
心身の相関関係を捉えています。

身体が変われば心の状態も当然変わる。
逆もまた然りです。

そしてそれは2や3のような関係性によっても変わっていきます。

まずはベースの現在の自分の状態を観察し
セルフケアによりグラウンディングしたベーシックな状態に戻します。

どのように状態を変えていくか、ということにまず必要なのは

A「安全な場」であること。
話すことや話さないこと、表現すること、表現されてしまうこと、
どれもが尊重されなければなりません。

そして
B 内なる「クリエイティビティとイマジネーション」 です。
これがあって初めてそれぞれのダンス(アート)が成立します。
ここでのダンスはシャーマニズムのカテゴリーとして考えています。

身体は無意識に属するものですが
日常の自分が気づいていないこと、
表現していないものが表出されることはとても大切なことです。
意識と無意識の「あいだ」にあるものを捉えていく作業です。

それには「場」が重要な役割を持ちます。
いわばそれは環境でもあります。
見えるもの/見えないものも含め、
我々は常に「何かがいる」環境の中に身を置いているからです。

そういう何者かの存在がいる「場の力」は
自分一人で何かを行なっている時よりも
遥かに大きく想像を超えたものを提示してくれることがしばしばあります。

「場」を守り、継続していく、ということには上記のような意味があるのです。

日常では見つけられない何かを発見したり
現実の生活では使われない感覚を見つけ、開いていく。

日常の中で小さくまとまっている心身の感覚を取り戻し、
そこから自由に飛翔させることができるか。
今回はそんなことを考えています。

「違う景色」を見ることができるかどうか。
それには俯瞰することが必要でしょう。

リトリート参加希望の方はぜひおいでください。助走になると思います。

初めての方も久しぶりの方も歓迎です。

皆様の参加をお待ちしております。


<時間と場所>

9/16(祝月)
13:30-16:30(受付は10:15〜)

場所はお申し込みの方にお知らせします (東急田園都市線「溝の口」駅/JR南武線「武蔵溝ノ口」駅下車 徒歩5分)


当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージ 
にお願い致します。遅れる場合はご連絡ください。

<参加費>
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

<お申し込み>
以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでご返信ください。
(harakyonアットm02.itscom.net)
またはFBメッセンジャー、ツイッターDMでどうぞ。

コピー&貼り付け=======

WSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 
※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。



★ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL」vol.23 
10/11~13 清里高原にて開催!

9/15まで早割特典があります! リンクをご覧ください
締め切りは10/6
気になる方はお早めのお申し込みを!

https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/d2829873aa4fe58ff3da60d32117af4e


★そのほかのスケジュール

10/6 ダンスシャーマニズム クラス(溝の口)
10/17~20 詩戯パフォーマンス「星との対話」(六本木ストライプハウススペースにて)詳細はまた告知します

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【 2024ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL vol.23」のお知らせ 】

2024-08-23 | エナジーダンス合宿

┏━【今回のお知らせ】━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

┃ ダンスシャーマニズムリトリート
┃ 「BODY&SOUL」Vol.23〜世界と祈りと創造と〜

┃ 2024.10.11(金)~10.13(日)2泊3日
┃ 会場: 伊予ロッヂ(山梨県北杜市高根町清里)
┃ 

┗ ━ ━ ━ ━ http://blog.goo.ne.jp/kyondance━ ━ ━ ━




。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

毎年行っているこのPGM、2021年より空気の澄みきった
標高1200mの清里高原で開催しています。

言葉が発生する以前に
踊りと音(歌)というものがすでにあった。
それは発露でもあり、祈りでもあり、絶えることなく続くものです。
様々な土地の、長い歴史を持った芸能を見ているとそれを痛感しますし
都会のWSの場でも同じように感じます。


様々な地域での戦争や紛争、そして気候変動と災害。
地球と世界のフェイズが大きく変わろうとしています。
我々の身体はミクロな宇宙でありますが、
ミクロなものは同時にマクロでもある。
自分を生かすと同時にいつでも世界と共に在ること。
現在の自分自身を充分に活性化させ、それぞれのミッションを思い出し、
それを生きること。
自分自身を小さな既存の枠に閉じ込めないこと。
そしてミクロでマクロな祈りを世界に向けて発現させること。

この合宿では、日常の 言葉と意味と体裁のフィールドを飛び出して
「創造する身体」「世界との関わり」のために
全てのプログラムを進めていきます。
たった3日間の小さくて大きな「実験の場」です。
恐れることなくご自身の自由な実験を楽しんでください。

「自分を忘れたとき、本当の自分を発見する。
本当の自分を表現するとき、自分はいなくなる」
ーヴィクトール・フランクルー

過去の個人的な物語やそれに伴う意味づけのくびきから自由になるとき
私たちの前に「世界」が開かれます。
その扉を開けるかどうかはご自分の意志によるものです。

もともとある自由な魂と今生の身体が結ばれて
生きとし生けるもの、大地と天空を含めた「場」と響き合った時に
自ずとご自身と世界に向けてのメッセージが浮かび上がってくることでしょう。

「私」という現象は、固定されたものではなく
日々新しい体験の集積であり、執着することなく「経過」するものです。

新たな体験で新たに世界と出会い、新たな道を「創造」する旅へ、いざ!


***********


標高の高い土地ですので天候にも大きく左右されます。
ワークも時間感覚も色々な遊びのままにフレキシブルになっていくと思います。
その場に適した最善のフレキシブルな「テキトーさ」は大切なファクター。
あらゆる場面で、参加の方全てが自分/他者へのピアな仲間であらんことを。

遊びの中から新しき可能性と可塑性を生み出す集まりとなるように、
と思っています。
自然界、世界、見えないものたちへの感謝と祝福とともに。



【予定している内容(天候等により変更あり)】

様々な即興ダンスワーク、舞踏ベースの動き/五感と六感の開発/シャーマニズム技法/イメージワーク/アートワーク/歌/音/瞑想
野外ワーク/シェアリングなど

個人的にこれを扱いたい、という希望があれば原キョウコまでご連絡ください。
まとまっていなくてもOKです。
手放したいものがある/試してみたいことがある/遊びでやってみたいネタが
ある など。
これまでも参加の方の希望をワークに仕上げ、行なってきましたが
とてもクリエイティブで力強いものとなりました。


ゲスト:オギタカ(音楽家) ピアノ、ジャンベ、スティールパンその他
民族楽器演奏 パワフルな音の旅へ誘ってくれます!

昨年の合宿レポートはこちら。ぜひお読みください。
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/38421a52d18f19e128e4e9a1f151f663 
原キョウコ
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/a124f9879a1b4a1bd1fb5de95501b3e3 
参加者A子さん 前編
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/c/578a23d79e08f153146fa8f2ed867b72 
同上 後編

【key word】

クリエイティビティ/心身と感覚の再編集/封印を解く/新たな物語へ
空と大地から受け取るもの/自然への感謝と祝福、祈り/伝える 話す 書く 描く/存在しているものに喜び合えること/女性性と男性性のバランスを整える
身体知と集合知/生きていく上でシンプルに大事なもの(こと)は?
ミドルワールドにアクセスする/
あらゆるの存在との「共存」を意識する世界へ=現代シャーマニズムの試み

「どんな学びも個人で行われることはない。
個人で行えるのは<練習>と<記憶>だけである。
あらゆる学びは新しい世界との出会いと対話であり、
対象・他者・自己との対話による意味と関係の編み直しであり、
対話と協同によって実現していく」(佐藤学)


日時:2024/10/11~13(金土日)

場所:伊予ロッヂ 
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545 tel 0551-48-2334
(最寄駅:JR小海線清里駅 徒歩12分)

集合と解散:10/11 12:30 清里駅  10/13 13:00頃 清里駅 予定

交通手段例:
<行きの推奨便> 関東、関西共に12:29に集合できます。
他の方法は各自でお調べください。

関東から(新宿) https://transit.yahoo.co.jp/search/result?from=%E6%96%B0%E5%AE%BF&to=%E6%B8%85%E9%87%8C&fromgid=&togid=&flatlon=&tlatlon=&via=&viacode=&y=2024&m=10&d=11&hh=12&m1=3&m2=0&type=4&ticket=ic&expkind=1&userpass=1&ws=3&s=0&al=0&shin=1&ex=1&hb=1&lb=1&sr=0

関西から(新大阪) https://transit.yahoo.co.jp/search/result?from=%E6%96%B0%E5%A4%A7%E9%98%AA&to=%E6%B8%85%E9%87%8C&fromgid=&togid=&flatlon=%2C%2C25978&tlatlon=&via=&viacode=&y=2024&m=10&d=11&hh=12&m1=3&m2=0&type=4&ticket=ic&expkind=1&userpass=1&ws=3&s=0&al=0&shin=1&ex=1&hb=1&lb=1&sr=0

参加費: 早割 9/15までお申し込みの場合 66000円(宿食、旅行保険代含む)+ 特典! 事前カードリーディング(任意です)
カードリーディングは30分、ZOOMで個別に行います。今回のご自分のテーマがはっきりしてくるかも!

9/16以降は67000円となります。

過去参加経験のある方は2回分割も可能です。申し込み時におしらせください。

       
セッションは全6回予定:(全てのワークへの参加は自由です)

10/11:     午後  夜 
10/12: 午前  午後  夜  懇親会
10/13: 午前 

<お申込み・お問合せ・締切>

先着順で受け付けます。
参加にあたっては
・できれば原キョウコの合宿、WS等1回以上参加していること(そうでなくてもOK)
・何か問題があると感じた時は必ず合宿中にその旨を伝え、意思の疎通を図れること
・現在精神科/心療内科受診中の方、心身の状態が不安定な方、体力が極端に低下している方、心疾患をお持ちの方はお受けできません。

お申込みは以下の申込書にご記入の上 
harakyonアットm02.itscom.netまでメールでどうぞ。
お問合せはFBメッセンジャーでも受けつけます。


締切日:9月末
10月に入ってから発熱や咳の症状が出た場合は必ずご連絡ください。
経過を見つつ考えましょう。

ご予約の方には案内書をお送りします。

また、参加のメンバーのFBグループを作りますので招待を送ります。
そちらで情報のアップデイトをします。
質問等のやり取りもそちらで致します。FB未登録の方はご連絡ください。
開催まで必ずこまめにチェックしてください。

関連記事は原キョウコのブログ、FBページ、Xに載せていきます!



<原キョウコプロフィール>
和光大学人文学部卒業。
俳優としての活動の後、ジャズ・ダンス、タップ・ダンスなどを経て
白桃房にて舞踏を、岩下徹に即興を、柴崎正道にコンテンポラリーを学ぶ。
ダンスパフォーマーとしての活動のほか、
1997年より「原キョウコダンスセラピーラボ」を主催。
2019年より 「一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ」理事。

臨床ダンスセラピーは
96~'98年 東海大学病院(開放病棟) 
97~98年 医療法人青渓会駒木野病院(アルコールリハビリ病棟)
98~03年 北青山診療所(カウンセリングを含む個人セッション)
00年~05年 めだかメンタルクリニック(デイケア)
09年〜24年 駒沢ケイクリニック(デイケア)
においてグループ及びカウンセリングを含む個人セッションを行う。

その他、社会福祉法人慈恵会 相模原療育園/日本臨床音楽協会/
千代田区社会福祉協議会/日本アダルトチルドレン協会/NABA/
日本劇作家協会/一般社団法人指輪ホテル/世田谷区立船橋小学校家庭教育学級/ホテルオークラレディースサークル/ 川崎市立小学校障害児教育研究会/
東海大学芸術研究所/東京精神病院協会CP研修会/医療法人青峰会くじら病院/表現アートセラピー研究所/ (株)社会教育総合研究所/岡山ヒカリクリニック/SHARP(株)/NTT-ME/エーザイ(株)/一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ

一般社団法人「アーツ・コミュニケーション・ラボ」理事


2024リトリートWS申込書(全項目記入のこと)====ここから切り取り

お名前:

年齢:

職業:

住所:〒

生年月日:

携帯番号:

E-mail:

緊急連絡先電話番号と、お名前と続柄(ない場合はなしと記入):
 
今回の合宿で自分が目的や目標とすること、望むこと、必要とすることなど:

原キョウコに伝えておきたいこと:

※疾患や怪我の後遺症がある方で禁忌やできないことがある場合は詳細を記入:


=============================ここまで切り取り/コピペして送付のこと



【国内旅行傷害保険について】

保険金額(補償額)は
死亡保険金 : 4,300千円
入院日額 : 4 ,500 円
通院日額 : 2,500円
賠償責任保険金限度額 :10,000千円
携行品損害保険金(免責3千円): 100千円
保障期間:合宿当日の出発時~最終日帰宅まで


今回までのような形の合宿、
今後も継続できるかは社会情勢次第になるかと思っています。
ピンときたらぜひ今年の仲間に入ってください。

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【 ダンスシャーマニズムリトリート予告 】10/11~13 清里にて

2024-08-22 | シャーマンズゲート
明日、ここに告知を出しますが
23回目の合宿を開催します。24年目。
ダンスとシャーマニズムの合体した、
大変濃い体験をしていただける場です。

初心者の方でも、
身体から動きを引き出していく手法で
どなたでも自分のダンスを踊れます。
興味のある方はチェックしてね!

ダンスは「身体が見る夢」なので動きの技術がなくても
内なるイメージにアクセスし、そこを「生きる」ことで誰でも踊れる。
問題は本人が「踊れない」「恥ずかしい」と思いこんでいるだけ。
そしてダンスというと振り付けられた動きと思う人がほとんどなのだが、
みんな子供の頃は勝手に踊っていたでしょう?

瞑想の方が深いと思っている方もいるが、イメージにアクセスしそれに入っていくプロセスは瞑想に近いし、そこから想像だにしなかった方向に飛んでいくこともある。「動き」と「感覚」がある分、ダンスの方が深くなる。ただしこれはダンスをやり込んだ人のみ得られる。そういう人来たれといつも思うけど。
ダンスとシャーマニズム、これほど相性のいいものはない。
というかダンスの発祥はシャーマニズムだもんな。

合宿を毎年やり続けてきたが20年ほど前から毎回ぐっと深い時空になった。もちろん音楽も大きなファクターである。バラフォン、ジャンベ、ピアノ、様々なパーカッションなど。演奏してもらうし、皆にもやってもらう。歌も歌うよ。

去年は自分は即興で詩を詠んだ。
結構長めのが出てきてびっくりした。

通常のWSでは終わった後に街に出て帰らねばならないので言語化してまとめてからお帰りいただいている。しかし深く入るとそれも難しい場合があるが、合宿はその比ではない。体験者のみ分かるけど。言葉が出なくなってくる。言語化の場はあるが、絵を描くこともPGMしている。
踊りの最中で見えたこと、聞こえたこと、終わった後に感じたことを絵にしておくのはとても面白いし、「予知」みたいなもので後から「ああ、このときにはわかっていたんだな」ということがある。ダンスは身体の中から出てくる託宣なのよ。身体そのものが神秘なのだから。

欧米のダンスセラピストは閉眼しての技法を行なったり容認したりするけど、それも違う。目を閉じると言うことは何かを遮断することでもある。
昔、リンゼイ・ケンプのWSに出た時、彼に「目を閉じてはいけないよ」と言われた。上記の理由で。でもすごく納得できた。
目を開けていても実際に「見える」んだよ。
ミドルワールド(オルタナティブなゾーン)にいれば。感覚もある。
そして何よりグラウンディングしていながらそれができることが大事。
瞑想やりすぎて気が上がっているような人は(本人は気づいてないことも多いけど)身体を感じたり踊ってちゃんと着地しながらがいい。
なんでも意味に落とし込みたい人もそう。
この世から消えたい、と思っている人もグラウンディングが弱い。

でもそれは踊ることで変わってくる。持続した場合ね。
「踊る」というのは肉体や己の体力をを感じることでもあるが、
それと同時にあちら側に存在する、という感じがあるんだよな。
意識と身体が同時に別の場所に存在する。
それを行き来することはトレーニング次第でできる。
それを他者のために使うのがシャーマン。
芝居は身体の中にある特定の他者を住まわせるが、踊りはまず器の中にある汚れを排出し、空になり、そこに様々なものを降ろす、というのが自分の実感としてある。乗っ取られてはもちろんいかんのだ。
人間も頭脳だけになって最終的に電脳空間に住むようになるというMS計画のようになったら都合が良いのだろうけど、気持ち悪くないですか?超人的な身体機能というのもその裏を考えるととても恐ろしいものがあると感じている。
だからオリンピックは恐ろしい。色々大きな何かに使われるしね。

身体は年齢や体力のあり方でそれぞれ全く違うけれど
我々はいかほど自分の身体というものを知っているのか?といつも思う。
表層の意識を介在せずに身体が行なっていることがたくさんある。
絵にすると後からの答えあわせになるよ(事例多し)
それに近づくことは旅であり、探検でもある。楽しい。

身体とイメージについて思いつくまま書いてきたけれど、
WSや合宿が長く続いてきた理由として、コミュニタスとしての機能があることついてはまた書きます。ここは結構大事なところ。

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手巻き寿司などしながら思ったあれこれ

2024-08-19 | 徒然なるままに
16~7年前、大病を患って以降
残りの人生をどう生きるか、
ということを折に触れて考えていた。

ここ何年かも大きな曲がり角に来た感じがあり、
年を取っても楽はできないもんだなと思ったりしていたが
死ぬる前にどうしたいのよ、と自分に問うてきたことの
答えのひとつが具体的な答えとしてポンと出てきた。

頭でいろいろ考えるよりも身体を変えたほうがいいし
環境を変えたほうがいい。


このお盆休みは
誘われて友人のうちに滞在してきた。

やらなければならない仕事もあり
PCも一応持っていったものの
暑さとのんびりした心地よさで結局開くことができなかった。

集まった友人の何人かも
それぞれにやるべき仕事を持っていたし
他者がいると意識せずとも手が出てしまう癖を持っているのだが
自分も含め気がついたらそれをやっている人が皆無だった。

寝て起きてご飯を作り、食べ、喋り、笑い、洗濯し、
買い物に行ったり飲んだりカードを引いたり。

社会的生産的?なことは一切しなかった。

帰ってから気づいたことがいろいろあった。

日常で取っている役割を誰一人やっていなかったのだ。
そんなの当たり前じゃん、という人もいるだろうが。

自分にとっては
時間を外し、役割を外し、ミッションを忘れ、
という稀有な4日間でした。

これが後々良い感じで影響しそう。

そして最終コーナーを回る覚悟もできました。
死ぬことも含め、仕事以外のあれこれもこれから楽しむよ!

秋からまた新しき場所へ
楽しみつつ行こうと思う。



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【 先日のWSのこととか、8月以降のスケジュールとか 】

2024-07-23 | 身体/ダンスから学ぶこと
日曜のWS無事終了しました。
参加の方が自身に正直になって
ありのまま、感じたままを表現できる場を
保証することがまず大事なことと思っている。
それは時に苦しいこともあると思うが、
それを突き抜けた先に違うものが見えてくることがあるのよね。
そして、なんでこんな動きをするのか?ということの
答えがある日突然やってきたりとか、あります。

インプロで踊るって
自分への予言のようなものなんだよな。
あとで答え合わせになることが少なくない。
無意識の力はすごい。

心身ともに不調なことがあっても
それを「点」として見るのではなく、
連続する生の一部として捉えられるかどうか。
それは生きてきた軌跡であり、
自分の中にある生命力を感じることでもある。
そして誰かや何かの存在まで感じられたら素晴らしいよね。
見えない存在、
今ここを少し離れたところから見守ってくれているもの。

何か役に立つことやすごいことができる、とかではなく
今まで気づきもしなかったことが
ふっと見えるような瞬間が増えてくるといいです。

それができると自ずと感謝の念を持って
様々な存在と交流できるようになると思う。
誰かに何かをしてあげることで
自分の存在価値を確かめるのではなく、
人間やそれ以外の何かと循環できること。交流できること。
それが自然にできるときは無理がないよね。
心身も気持ちのいい状態になる。
ニュートラルな状態を知り、いつでもそこに戻れること。
これはベースキャンプのようなもの。

先日の舞台でのインプロダンスで自分が何を意識し、
体験したかという話をしたので
今回のシェアはいつもより長くなってしまったけれど、
参加の方たちのそれぞれのシェアを通して見えないバイブスが交流し、
場を作っていくあの感じがたまらなく好きです。
今日は自分もその一員となれました。

そこに誰がいようが、
自分のことにちゃんとコミットできる空間。
かと言ってバラバラではなく
何かが交流している空間。
そんな感じがあった回でした。

アフターで参加の方と色々面白い話をしました。
ー続くー

< 今後のスケジュール >

首都圏WS、8月はまだ場所が取れておらず(キャンセル待ち)
8月後半にギリギリ取れるかどうかです。取れ次第アップします。
9月は16または21
10月は6.26.27のどれかで行います。

そして清里「シャーマニックエナジーダンス合宿」は
10/11~13(金土日)です。

初めての方で参加希望の方は
できれば事前に首都圏WSまたはダンスレッスンを受けてください。


平日夜はダンスレッスン(初心者向け)をやっていますので
そちらもご利用ください。

★ダンスレッスン(月火水金)やっています 
(グループレッスンではありません)
平日夜は溝の口にてダンスレッスンを行なっています。
ダンス経験は不問です。
・舞踏的身体
・リズムトレーニング
・個人的に希望する内容
のいずれか、または組み合わせてできます。
お申し込み時にご希望をどうぞ。
開始時間
18:00 18:30 19:00のいずれか
レッスンは2時間/3000円 (スタジオが小さいので3名まで。
別途スタジオ代2時間800円)
お一人のお申し込みでも大丈夫です。
ご希望の日時(複数あげてください)、
お名前、携帯番号をメールか
FBメッセンジャーにてお送りください。
その方のレベルに合わせて行なっていますので
初めての方でもご安心いただけます。
気分をスッキリさせたい時、
気楽に気軽に動きたいとき、稽古を重ねたい方もぜひ!
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【 7/21 ダンスセラピーWSと7/18ダンス公演のお知らせなど 】

2024-07-09 | シャーマンズゲート
★7/21WSのお知らせ

key word:リフレッシュ/リセット/リカバリー

梅雨入りしても過去のような梅雨の気候ではなく
豪雨か酷暑か、という極端な天候になってきたのだと認識する日々ですね。
特にこの暑さと冷房の極端な温度差で
思考がまとまりづらくなったり感情がアップダウンしたり
我々は本当に環境に左右されています。

どんな状況であっても「微細な感覚に還る」ことや
自身の観察が習慣的になっていれば
心身のグラウンディングのベースとなります。
私事ですが6月ひと月、
初顔合わせの方々と芝居の稽古にずっと入っていた間にも
心身の状態の観察が当たり前のようにベースになっていることが
自分を助けてくれたと感じました。
感情にも思考にも左右されづらくなった、ということを実感する日々でした。

タイパとコスパが当たり前のように言われていても
人間の体そのものはそのようには行きません。

身体の無意識的な部分をいかに解放できるか、
その声を聞き取ることができるか。
それに気づき受け取っていくこと、

こうありたい、という願いではなく
こうあること、こうでしかない身体から始まることを重視しつつ
日々の営みの動き、身体の原点に戻ることを今回のWSでは行います。

それぞれの身体が心理的、社会的な振る舞いを脱ぎ捨てて
身体そのものになる、という瞬間があることを実感してくださればと思います。


<時間と場所>

7/21(日)
13:30-16:30(受付は13:15〜)

場所はお申し込みの方にお知らせします(東急田園都市線「溝の口」駅/JR南武線「武蔵溝ノ口」駅下車 徒歩5分)


<参加費>
6,000円(お支払いは当日)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージ 
にお願い致します。
遅れる場合はご連絡ください。

<参加費>
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

<お申し込み>
以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでご返信ください。
(harakyonアットm02.itscom.net)
またはFBメッセンジャー、ツイッターDMでどうぞ。

コピー&貼り付け=======

ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 
※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。


★7/18 ダンス公演

東京インプロカーニバルのまりあさんプロデュースで
以下、踊ることとなりました。
特に予約は必要ありませんのでふらりとどうぞ。
今回は、以前から神戸のWSなどいろいろな場面でご一緒している
音楽家のダリエさんとの初共演です。

■東京インプロカーニバル vol.21

2024/7/18(木) open 19:00 start19:30
¥2,500+1dr
@四谷三丁目CON TON TON VIVO
東京都新宿区舟町7
●出演予定
19:30-20:10 さのともみ(朗読・笛)
20:30-21:10 原キョウコ(ダンス)+ ダリエ(声・音)
21:20-22:00 フリーセッション(自由参加型)
お問合せ:info@mari-pla.me


★シバイバ短編演劇祭終了しました

第1回シバイバ短編演劇祭『SEED for the Future vol.1』全演目18作品、
築地本願寺ブディストホールにて無事終了しました。
この演劇祭は観客の投票により最優秀の作品が選出されますが、
原キョウコの出演した【鏡は左右は逆に映るが、上下は逆さに映らない】
が1位となりました。
見にきてくださった皆様、ありがとうございました!
https://shibaiba.com/cast/team-d.html


★今後のスケジュールなど

<首都圏WS> 場所/時間はいずれも同じです
8月 場所が取れ次第告知します
9/16または21

10/11~13 エナジーダンス合宿(清里 伊予ロッヂにて)
8月に詳細告知、申し込み受付開始します

10/17~20 パフォーマンス「星との対話」
(六本木ストライプハウススペースにて)
詳細はまた告知します



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シバイバ演劇祭優勝しました!

2024-07-05 | イベント告知
6/25-30  築地本願寺部ディストホールにて開催された
シバイバ演劇祭「SEED for the Future vol.1」、無事終了致しました。

この演劇祭の参加作品は
観客の投票により最優秀作品を選んでいただくコンペとなっていましたが
なんと!
私の出演した「鏡は左右は逆に映るが、上下は逆さに映らない」
(作・演出 徳留歌織 共同演出 今井彰人)
が1位に選ばれました!!

スタッフ、関係者の皆様、観客の皆様
本当にありがとうございました。

今回のキャストは3人、
ひとりはろうの俳優さんでした。
顔合わせの時から手話が飛び交い、
それまで手話に接する機会のなかった自分は目が点になる所から始まり
稽古場で通訳さんを交えながらのコミュニケーションと筆談、
あの手この手を使いつつの稽古場でした。
いろいろな制約のある中での稽古でしたが
日本手話と日本語のミックスした舞台はおそらく初めてではないでしょうか。
手話表現の豊かさ、面白さも知りました。
テレビで見るよりもずっと生き生きした表現です。

そして主役ということでプレッシャーも感じていましたが
なんとかお役目を果たせたかなと思います。

今回このような賞をいただけ、本当に嬉しく思っています。


毎回稽古場に2人体制で来てくださっていた
手話通訳の皆様、本当にありがとうございました。
通訳さんの偉大さを思い知りました…!

今回得たことを糧に
ここからもまた歩んでいきます。
今年は7月、10月にも舞台の予定があります。
やるぞー!



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7/18(木)踊ります!!(四谷三丁目)

2024-07-05 | ダンス公演
東京インプロカーニバルのまりあさんプロデュースで
以下、踊ることとなりました。
特に予約は必要ありませんのでふらりとお越しください。

今回は、以前から神戸のWSなどいろいろな場面でご一緒している
音楽家のダリエさんとの初共演です。

皆様のお越しをお待ちしています。


*********************************

翌日から夏土用に入るそんな夜、vol.21もみなさま盛り上がって参りましょう!
インプロのヴィーナスたちの金曜日。ぜひ!ご参集ください(^^)/


■東京インプロカーニバル vol.21

2024/7/18(金) open 19:00 start19:30
¥2,500+1dr
@四谷三丁目CON TON TON VIVO
東京都新宿区舟町7
●出演予定
19:30-20:10 さのともみ(朗読・笛)
20:30-21:10 原キョウコ(ダンス)+ ダリエ(声・音)
21:20-22:00 フリーセッション(自由参加型)
お問合せ:info@mari-pla.me


■東京インプロカーニバルについて

https://www.mari-pla.me/impro

即興芸術が日々生み出されている街、東京。
即興というジャンルを愛している多くのお店があって、
そこには多くの表現者がいて、日々熱い時間がそこにはあります。
私がはじめて即興芸術に触れたとき、そのエネルギーに圧倒されました。
その美しさに感動し涙が流れました。
世界中の多くの方々に東京のインプロシーンをみていただきたい。
体感してほしい!とはじめた企画です。
ジャンルを限定することなく「気になる方々&気になる会場」を
シリーズで企画していきます。
どうぞよろしくお願いします。

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【役者として久しぶりに舞台出演します】6/26,28,30出演

2024-06-18 | イベント告知
短編演劇祭SEED  6/25~30   築地ブディストホールにて

「学んで書いて創り出す」を合言葉に
社会問題を学び、社会派エンターテイメントを創作する
「シバイバ」という団体が開催する
短編演劇祭SEEDの1演目に出演します。

この演劇祭は
三浦まり上智大学法学部教授
将基面貴巳ニュージーランド・オタゴ大学教授
稲垣諭東洋大学文学部哲学科教授
小説家の大前粟生さん
四人のもとで、

今の時代に書かれるべき社会問題とは何かを学んだ作家たちが
提案した49の企画から選ばれた17人18本の企画を
短編演劇にして披露し
観客投票により1番となった企画を
映画化ドラマ化していくというイベントです。

私が出演する作品は
「鏡は左右は逆に映るが、上下は逆さに映らない」
「くぐり抜けの哲学」を発表した哲学者の稲垣諭教授
のゼミに参加した徳留歌織さんが書いた演目です。

徳留さん、そしてろう俳優の今井彰人さんの共同演出です。

今回は手話と日本語のミックスされた芝居です。
自分には初のトライ!であります。

他2本と合わせて3本(それぞれ20分程度)の
短編演劇が上演されますが
様々な、社会派でしかもエンターテインメントな作品を
楽しんでいただければと思います。
私どもの3本は チームDとしてくくられますが
次のような演目になっています。出演者も多彩です。

また、全部で18本の作品が上演されるので
お好みのものがあれば見に行っていただければと思います。

それぞれ20分の芝居を3本見た後
ゲストによる
「いまの時代どういうことをエンターテイメントにすべきか」
というトークショーを見ていただき
そのうえでどの作品が良かったか、どの作品を映画にしたいかを
投票してもらう、という試みです。

ちなみに、それぞれの演目、それぞれのゲストは
次のページでご確認ください。

場所は築地本願寺のブディストホールです。
https://stage.corich.jp/theater/211

公演日時は次の三回
26日13:00-15:00 この日のゲスト:将基面貴巳
28日20:00-22:00 この日のゲスト:大前粟生
30日16:30-18:30 この日のゲスト:梶原阿貴、稲垣諭

プロフィールはこちら
将基面さん
大前粟生さん
稲垣さん
梶原阿貴さん
(梶原さんは「夜明け前バス停で」を書かれた方です)

また、ゲストとは別に各演目の脚本を書いた作家たち
山口正さん、徳留歌織さん、神村美月さん
は、毎日ゲストとともに登壇します。
ぜひお運びください。

チケットはこちらから購入できます!
来てねー



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シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その3

2024-05-28 | シャーマンズゲート
S様


WS後の1週間は、周りはバタバタしてましたが、個人的にはいつもより落ち着いて過ごすことができた気がします。これもシャーマンWSのおかげかもしれません! シャーマンWSは自分でもびっくりな程、カラダの中が静かになる体験でした。当日お話ししたように、前半が終わる頃には花粉症がすっかり治まりるほどでした。 「自分のからだに初めて触るように触れる」とおっしゃっていたのが印象的で、ゆっくりと感覚を掴みながらワークに参加できました。 その流れもあって、最後の舞踏の歩きでは“中空の骨”とはこんな感覚だろうか?と思えるような不思議な感覚がありました。 自分自身をとても後ろ側から眺めているような、自分のからだが浄瑠璃の人形あるいはカラクリ人形のように自動で動いていくのを感じていました。 同じ和室の風景の中、意識だけが干渉できず眺めているだけで、キョウコさんの声に導かれ、舞踏の文言の通りにからだだけが動いていく。他の参加者の皆さんも目に入っているけれど、きっと違う浄瑠璃の物語の中にいるんだろうなという感じでした。丹田だけが丸い玉のように光っていて、それが原動力で動く器、というか人形というか…。 とても不思議な感覚で、でもあっという間の時間でした。終わってはじめて結構、足腰使ったんだなと、突然息が上がったのも覚えています。 次回もできれば参加したいと思っています!楽しみにしてます。

*************************

感想ありがとうございました!
 あのワークは本当に心身が違う状態になります。 そしてそのためにどういう身体を作れるのか、 というのが毎月のダンスセラピーWSのテーマでもあります。 心身に静けさを取り戻すことを 日常の中でも意識すればできるようになる、 ということを大切に思っています。 上記の感想、「浄瑠璃の物語」という言葉が新鮮でした。 自分自身を眺めてみる、という体験でしたね。

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆ ☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

Y様より

シャーマニズムと身体。どちらも関心のあるテーマでしたので参加させて頂き
ました。
とはいえシャーマニズムはそこまで詳しくありませんが、表現アートセラピー
やプロセスワークも学んできたので関わってきていたと思います。
印象に残ったのは、体をほぐすときの最初の方で言われていた、感覚をルーテ
ィン化せずに毎回新鮮な気持ちでそれと出会うこと、と言う言葉や感覚を細やか
にし感じていく、というようなことです。どちらもこれからより大切にしながら
身につけたいと思いました。
最後の歩行の技法はほんとに普段あまり使わない感覚をフルで使いながら変性
意識に入る感じで、シャーマンティックでセラピューティックだとやりながら感
じました。独特の静寂に入る感じで。
ガラスの目玉、や輪切の体の、あいだを魚の形をした魂が通る、のところの表
現がすごく好きでした。見ているようで見ていない感覚がありました。
私はアーティストとして絵を描くので、こういった感覚を開いていくとどのよ
うに作品が変わっていくのかもすごく興味があります。

***************

感想ありがとうございました!

身体は自分のもの、と誰もが思っていることですが
身体の神秘についてはよくわからない、という方がほとんどだと思います。
感情と感覚を掘り下げていくことで
超感覚や直感、それこそトランスパーソナルに入っていきます。

ダンスセラピーのWSでもこの10年以上はそこにフォーカスして行なっています。
先日もお話ししましたがそもそもダンスはシャーマニズムの中にあり
あちらとこちらの境目に坐するものと感じます。
身体感覚と言葉は密接な関係にあり
感覚の網の目を細かくしていくと
言葉などの表現の在り方が変わってきます。
感覚の開発や持続をしたいと思われたらまたどうぞおいでくださいませ。


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆ ☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

S様

シャーマニズムワークショップ、ありがとうございました。
とても素晴らしい空間に居られたこと、体験できたこと、感謝いたします。
歩行のワークで感じたこと、後で考えたことついて。
はじめは、ワークに深く没入している身体への集中力と、ぼんやりとした認識の中にしばらくいた感じ。
中盤になって、急に、ぼんやりしていた輪郭がハッキリして、リアリティをまざまざと感じました。「現実に戻ったか?」と思うけれども、どうやら戻ったのは半分だけのよう。ワーク中の「非現実感」を「夢のように感じている状態」ではなく、「非現実感」さえも、「リアル」として感じているような、初めての奇妙な感覚でした。
「お腹が空いた」と思うわたし。晩ごはんを考え始めるわたし。けれども、集中が途切れてしまっているわけではない。焦りもない。
今日というこの日に、様々な地から集まった人たちが、「非現実」を「現実」している空間。そこにわたしもいるという不可思議な喜
上手く言葉にできませんが、この時の感覚が、もしかすると「呪術師の世界を明晰している」ということに近いのではないかと思いました。
歩行の終盤、腰の痛みが出てきました。歩くのやめようかと思うほどでしたが、「歩きたい気持ちが先行する」という言葉を光にして、歩き続けてみました。
パイプとしての身体、わたしはとくに「背骨に風の通り道」という言葉で意識していますが、腰の痛みについて、「長年のつまり」が痛みとして出てきたんだろうな、と思いました。あと、単純に感覚が鈍く硬いのです。
今日のメッセージがフクロウのカードと知って、色々なことを考えてみました。
実は、生理痛が出る場所が、まさに歩行中に痛んだ腰なのです。
わたしにとっての女性性とは、なんだろうか。
これからしばらく、女性性についてアンテナを張って過ごしてみようと思います。
学生時代をともにしたサークルメンバーと、時折集まることがあるので、「性」について様々な視点を持つ彼らと、あらためてもしくはさりげなく、女性性について話題にしてみてもいいのかもしれないなと思いました。
あと、「嬉しかったことを思い出したとき・悲しかったことを思い出したとき」の身体。
嬉しかったことを思い出すとき、まぶたが上がるような、視界が広がるような感じでした。
悲しかったことを思い出すとき、背中が詰まります。ちょうど心臓の裏側あたりで、よく詰まる場所です。日常で、理由がわからず詰まる感じがある場所でもあります。今回、「ああ悲しいのか」とシンプルな感覚を掴むことができました。
ワークの後、何度か「嬉しかったことを思い出す」ことをしてみて、背中のつまりが和らぐのを体感しました。
以前であれば、なかなかぴったり思い出せなかったであろう「嬉しかったこと」が、今ではいくつも思い出せる自分に、成長というか、素晴らしい余裕を感じます。

**************

感想ありがとうございました!
色々な気づきがあったのですね。 感覚する、ということが細やかになっているのだと思います。 日々の行の賜物ですね。 歩行の時に感じたこと、 まさにそれが変性意識状態と思います。 リアルであることも大事ですが オルタナティブな世界もあるのだ、と認識することで 世界への捉え方が変わります。 その入り口の体験ですね。 「非現実を現実にしている」という一見すると矛盾に思えることが 並存している。それが「ミドルワールド 」です。 (これについては次回のWSで説明します) そしてある種の瞑想では 現実の痛みをどう扱うかにより、それにとらわれない方法を追求している人たちがいますがそれに近いものと思っています。 ごまかすのではなく位相を変える、ということですね。 owl medicineのカードは 知恵/啓示/直感/深い洞察 という意味もあります。











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シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その2

2024-05-28 | シャーマンズゲート
今年3月に行なったこちらのWSの感想です!




E様より

これまでなんとなく「シャーマニズム」という言葉に惹かれてDTやこちらのWSに参加していましたが、「シャーマニズム」についてイメージがぼんやりとあるだけだったので、基本的なレクチャーから行っていただけて、よりイメージが明確になり理解が深まりました。 一番強烈な記憶があるのは、やはり舞踏の歩行による変性意識の体験です。最初はキョウコさんの言われる通りに動くので精一杯だったので何も考えずに集中して動くことができていたのですが、途中から繰り返し繰り返し動いていくうちに、なんとも言えない怖さ(うまく言えないのですが、どこかに連れて行かれるような感じ)を感じるようになり、脳が別のことを思考をし出すようになっていきました。今思うといつもの「(何かが頭に浮かんでくる)思考」ではなく、(あちらに連れて行かれないような)自己防衛だったように感じます。まだ、自分自身が思考と自我を消すことに慣れていないのかな、、と思いました。今後もDTとWSを続けることで、自然に変性意識状態になれるようにしていきたいと思います。

****************

感想ありがとうございます!

通常、我々は思考に基づいて動いている(と思っている)ことが多いので
身体感覚とイメージをベースに動きをリフレインしていくと
日常と違った意識になって行きます。それこそが変性意識でありますが
それは慣れていないと怖さを感じることでもありますが
その怖さとは何か、ということを見る機会でもあったと思います。
また、場の安全には最も留意しておりますので
引き続き体験なさってみてください。


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S様より

まず、シャーマニズム、とは聞いていたものの、特別感や緊張感みたいなものは不思議とあまり有りませんでした。紹介頂いた「気流の鳴る音」を読んでいたからかもしれません。あの本を読んでいると安心するんです。文章を理解できてもできなくても。ただし、ワークの最初はいつも体が冷えていて、今日もそうだったのですが、中々指先まで温まらず、シェイキングをしたあたりからやっと温まりました。 ストレッチをして、胡座になって手を足に置いて深呼吸しだしたあたりから場の空気感が変わったのを感じましたが、そこでも、「ああ、変わったな。」というぐらいの感覚で見ていました。終わった後で、「あの時、空気ガラッと変わったよね。」と他の参加者の方から聞いて、「そういえばそうだったわ。」と気づいたと言ってもいいかもです。 そして、今日でやっと、目の焦点を合わさずに全体を見る、という感覚を体得できたように思います。 歩行のワークは、夢見心地でした。みんなぶつかっても、輪切りになって、すり抜けてぶつからない、みたいな。モノ化して、エネルギー体だけになっている。物質や実体といったものが曖昧になる不気味な盆踊りのようでした。魂が魚状態になって一つの大きな魚にでもなっていたんでしょうか。私だけ群れの中を早く泳いでいたようですが…。それでも群れの中で疎外感は無かったです。私は。 毎回思うのですが、その場に居合わせた参加者の巡り合わせが場の空気を決めるというのか、方向性が出てくるのか、と終わってから納得しました。今日は入り込みやすい人が多かったと思うんですが、私も普段より早く入って行った感覚があり、その代わり出て行くのも早かったです。ただし、ちゃんと現世に戻ってくるグラデーションはありました。その感覚は微細とは言い難いかもか分からないのですが…、人から見た速度としては異常な速さだったのかも。けれど、無理な感じは一切無かったです。無駄な感じも。 帰り道にこれを書いているのですが、街の見え方がまるで違います!こんなところにスナックの看板だらけのビルがあったのかと気付きました。(しょーもない。)視界が縦横前後と大きく開けて空と地上がバランス良く見えてます。こんな遠くまで見渡せるとは。目が良くなったように感じます。(その対比でスマホをいじると視界狭っ!て感じてます)そして耳も。世界の夜の音がよく聞こえます。もうちょっと地に足付けようかと、煌々と光るコンビニで甘い物を買って、探し物がすぐに見つかる夜を感じています。 ただ、歩行のワークを思い返していたら、3、4年ほど前根津に住んでいたのですが、その頃京都の伏見稲荷神社にあるような小さなたくさんの鳥居の連なった通りが、根津神社内にもあり、そこを通ると頭上から手が伸びて来て頭の中を弄られるような粟立つ感覚と同じようなものが先ほど歩いていると来ました。人成らざる者…の気配。とても静かな白いイメージがあります。ワークの最中も、そういえば「何か来た。」と感じたそれは、白いイメージでした。 WSに参加するようになってから、やっと自分はここまで来れたのか、というのが今日の一番の感想です。普段から意識的に体を触ってない奴が、、です。(ただ、バレエを細々と続けているおかげで、普段から足には良く触る方なので、足の指を触ってると、それを愛おしく感じる感覚がバレエを習い始めた初期の頃にはあったのを思い出しました。ルーティンになってしまってましたね。体に触るのが。)でも、石のカード、グリーンガーネットのメッセージと同じく、私の中でも、ボディワークを通してやっと本当に本当のwide eyeを手に入れた。と感じています。これをまたなんとか薄れゆくんでしょうが、日常の意識に持ち帰って身体の切り替えスイッチを増やします。ありがとうございました。また次回を楽しみにしています!!

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感想ありがとうございます!

「気流の鳴る音」紹介でき良かったです。 あの中にはハッとする言葉が散りばめられている感じがあります。 社会生活を送る上で忘れてしまったことや 生き物としての感覚など、いつもそばに置いておきたく鳴る本です。 今日のワークでは身体がありながらも そこがだんだんと空っぽになっていき エネルギー体になるような感覚があったかと思いますが 何人かの方から死のイメージ、が出てきたのも興味深いところでした。 見え方、変わりますよね。 見え方が変わると意識が変わるのです。 これを何回かやってみて 自分の中に定着させていくと 日々の身体の状態が変わるのです。 遠くまで見えること、 夜の音が聞こえる、というのはいいですね。 東京に住んでいるとどうしても 近いところに焦点を置き、狭い範囲を見ている ということが当たり前になりますので。 (私は東京生まれ育ちですが、神奈川に住んでから視線の広がりかたが変わりました) ともあれ、 身体はまだまだ変化しますし ご自身で気づいていないことも これから発見されていくと思います。 そのプロセスをまた楽しんでいただければと思います。



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