goo

第1話 スウェーデン王室物語

 
   ある国、ある社会の男女平等性は、その国の王室あるいは皇室における男女平等性
と密接に関連している。ある国の王室あるいは皇室における男女平等性が実現してはじめ
て、一般社会における男女平等性も正真正銘オーセンティックなものとなる。
  
  スウェーデンは君主制の国である。現在の国王は、カール・グスタフ16世(Carl XVI 
Gustaf)で1946年に末っ子の一人息子として生まれた(ついこの間、誕生日を迎えられ、現
在60歳。おめでとうございます!)。翌年、父親を飛行機事故で亡くす。カール・グスタフ16世
の祖父にあたる前国王のアドルフ・グスタフ6世が1973年に亡くなった後、弱冠27歳で国王の
座を引き継いだ。国王は普通の小学校で教育を受け、その後シグチューナ全寮制学校に入
学。その後、ウプサラ大学とストックホルム大学で、社会学、政治学、財政学、経済学などを
学んだ。さらにスウェーデンの徴兵制に則り、陸軍、海軍、空軍で2年半に及ぶ軍事訓練を
受けた。
  
  1972年、皇太子であったカール・グスタフは、ドイツ国籍とブラジル国籍を持つシルビア・
ソマラスと出会う。シルビアは、オリンピック組織委員会のチーフホステスとして活動していた。
 
 その後1976年に二人は結婚し、1977年にビクトリア王女が誕生する。2年後にカール・フィ
リップ王子が生まれ(1979年生まれ)、その3年後にマデライン王女(1982年生まれ)が誕生
した。


○●○●  画面左上のカウンターの真下にあるボックスを1回クリック
していただければキョトンCがスマイルSに変わります!!




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする