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大学教授キョトンCブログ!!
韓国の介護サービス事業者に対する公団評価、アゲアゲ!
韓国では、介護保険の保険者である国民健康保険公団が、全国の在宅
サービス事業者と介護施設事業者
を対象に、介護サービスの供給に関する質調査を実施している。
2009年か2010年あたりからスタートしている。1年目、在宅サービス
事業者50%、2年目、在宅サービス事業者残りの50%、3年目、
介護施設全て。
このヘビーローテーション。
在宅サービス事業者は数が多いので、事業者機関番号が偶数
の事業者対象、
翌年奇数の事業者対象でやっている。
はずでR
昔聞いた話なので、間違っているかもしれない。
韓国の介護サービス供給体制の特徴は、個人経営が圧倒的に
多いこと。
在宅だけでなく、施設も個人経営が多い。
以前のデータでは、個人経営の事業者の公団評価(点数評価)
の平均点が、法人経営や自治体経営(直営)より<かなり低かった>
今2019年の結果をチェックしているのだが、随分個人経営の
事業者の公団評価(点数評価)の平均点がアゲアゲになっている。
トップではないのだが、トップとの差が縮小している。
保健福祉部・公団が意図している介護サービスの質保障が
進んできたと言える。
2016-2017時点での個人経営事業者の公団評価(点数評価)
は低かったので、
この2018-2019の2年間に、<何かがあった>はず。
テレビの謎解きクイズはカラキシダメだが
韓国や台湾の介護政策の謎解きは、割と楽しくチャレンジしている。
2018-2019の2年間に、<何かがあった>はずの<解きのヒント>
は、<公団>にあり。
この時期に、調査方法や調査項目のフォーマットを変えたのでは
ないか。
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