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大学教授キョトンCブログ!!
介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者4人の体制が可能に???
介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者4人の体制が可能に???
12月21日付日経新聞一面掲載。
現状では介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者3人の基準が設けられている。
しかしこの基準では現場の運用は難しく、介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者2.5人で運営している介護施設が多い。
なのに、なのに。
4人にするという。
この方針には、識者がFB・ツイッターで強く反論している。
知り合いの韓国教授は、韓国ではもともと介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者2.5人でやっていると豪語する。
この知り合いは、けっこうはったりが多いので気をつけなければならないが、日本の3人は甘いとおっしゃる。
この教授が、日本のこの規制緩和を聞いたら、大笑いするだろう。本当に韓国では介護職員1人に対し要介護・認知症高齢者2.5人
という規制があるのかどうか、仁川で介護施設のビッグボスをやっている金さんに聞いてみよう。
キッシーはコロナ対策で支持率が上がったが、介護を含めた社会保障にメスを入れるらしい。
誰が支持するのだろうか。
特養におけるユニットケアの基準にも手を入れるらしい。
現状では1ユニット10名程度なのだが、これを15名程度まで広げる気らしい。
全てサービスの低下につながる可能性大だが、その前提になっているのが、
<センサーやロボットなどITの活用>である。
介護の質を担保するための方法が、コンサルなどの外部機関の監査だという。
現状どうなっているかというと、介護施設はお金がないので第3者評価を依頼していない。
任意だからそうなる。当然である。ごく一部の施設だけが外部評価を受け、その結果をHP等
で公表している。
キッシーは、コンサルなどの外部機関の監査に期待しているようだが、
一体誰が外部機関の監査費用を払うのだろうか。
国が出すならOKである。
監査のシステムも具体化できていないのに・・・。
キッシー、IT活用と豪語しているが、規制変更がITE(痛え)とならないようにね。