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スウェーデンの介護職員は、大多数が外国人?

 

私の悪いクセで、何かを調べている時に、本筋とは関係ないことまでついつい調べてしまう。

講義でもよく脱線するが、調べ物でも脱線、道草が多い。

 

昨日、ある社会的影響力のある研究者が、

<スウェーデンの介護の仕事は、大多数が外国人である。>

と書いているのを見て

ブッタマゲーション。

オッタマゲーション。

 

論文ではないが、HPに掲載されている内容でR

 

スウェーデンの高齢者ケアには、もちろんダークサイドもあるが、

介護の仕事の大半を外国人がしているというのは、偏見であり正しい理解ではない。

 

社会庁の報告書やSCB(スウェーデン中央統計局)を調べれば分かることだが、

2017年現在(やや古いが最新のものは調べる時間がなったので)、

スウェーデン全体では、介護の付いた特別住宅で働く介護職員14.9万人のうち、外国人は28%である。

この%が少しずつ上昇してきているので、2021年現在では31%ぐらいと予想する。

 

当然コミューン格差もあり、外国人が半数を終える自治体があるかもしれないが、スウェーデン全体の平均では

ない。

 

 

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