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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
生まれて初めての<抗原検査>を台湾で。
一昨日、私立小規模介護施設を訪問した。
一昔前の基準で介護施設を運営しているのだが、
台北市内の数少ない2023年<優等>施設。
ここを訪問するのに、抗原検査をしなければならない。
検査キットを買いに行ったら、<無料>で配布していた。
ラッキー!
池田。
5回分が、1箱に入っている。
心配性の私は、1回分前日に練習。
YouTubeを見ながら、トライアル。
熱もないし、喉も痛くないし、鼻水も出ない。
至って健康な状態。
スリムな綿棒のようなものを鼻の奥に突っ込み
グリグリする。
鼻血ブーのリスクに怯えながら、無事成功。
その綿棒の先にあると思われる鼻奥から採取した部分を
専用の液体カプセルにドップリつけ、グリグリする。
解け出た液体のカプセルに専用のキャップを被せ、
スティック状の検査キットの穴に2滴垂らす。
台湾では、垂らした後15分で、日本だと30分で
キットの結果を見る。
基準線だけ1本線が入っていれば、OK。
まずい場合には、線が2本お出ましになる。
予行演習も本番当日も当然OKなのだが、現物を
小さな袋に入れ、介護施設の入り口で職員さんに
見せる。
施設長から直々に2時間半お話をうかがったが、狭い
介護施設なので、インタビュールームなどなく、
トイレ前のちょっとしたスペースでのインタビュー。
古い基準で作られた介護施設であるが、2023年の
いわば新しい基準の世界で<優等>が獲得出来る
<カラクリ>を知りたい。
施設長から、外部評価に対する本質的な批判を幾つも
うかがい、とても参考になった。
抗原検査をした甲斐があった。
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