La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

金ができたら工事再開

2024年06月10日 | 新築

【6/6-8の作業】 床タイル(続き)、土間&車庫タイル、浴室地面掘り

 

  2階寝室。

 完成。

これで、このベテランが浴室のスラブに取りかかってくれるので、一歩前進。

 書斎の巾木。

 目地の清掃も終わっていた。

その目地の清掃の仕方が、海辺の家とずいぶん違う。前の家ではただの掃除だけだったんだが、何やらいろんなことをしている。まずは、目地用のモルタルを作る粉を粉のまま撒く。

 ほうきの柄でなぞる。

カーブ具合がちょうどいいのか、木製の柄を押し当てて目地をなぞっている。細かい出っ張りが取れて細かい溝に粉が入るらしい。

  糸の塊でなぞる。

 糸の塊。

建材として買った覚えがないので、彼ら的には道具なのか。袋には「クリーム・コットン・ウェイスト」と書いてある。日本語でいうウエスですね。クリームコットンというのがよくわからない。触ってみても、ただの短いしつけ糸。それにしても、ペットボトルを切ってコップにしたり計量用カップにしたり、かと思うとその辺にゴミとして投げ捨ててあったり、資材の切れ端も邪魔になるのに放置したりその辺に投げ捨ててあったりするくせに、ウエスをわざわざ買ってくるとはw。

 

  洗濯場。

  車庫。

犬小屋(車庫の屋根があるので囲いだけ、庭から出入りする)をブロックとモルタルで作って、床面タイルを貼る。

 時間切れで玄関まで。

タイル張りは、玄関とその脇のトイレ、洗面所にあるトイレ、2階寝室の巾木が残っている。車庫と洗濯場も巾木をつけてほしいが、「家の外」という認識か「床面がタイル張りで、巾木をつける家なんで、同様につける」という認識かわからない。早いとこ浴室とキッチンを終わらせてもらいたいので、もう口出ししない(土間だし)。

 その浴室。

風呂桶の底の高さに合わせて地面を均してあった。

 浴槽の印。

ブロックとセメントで作る。メキシコではジャクジーは売られている。もちろん、この村の建設作業員は見たことも触ったこともないと思うが、存在は知っている。市販のジャクジー浴槽を使ったほうが分かりやすかったかもしれないが、入り方(横になるか座るか)が全然違うので、そんなことしたら風呂を作る意味がなくなってしまう。彼らは普段の作業と違ってよく分からないことを後回し後回しにする傾向がある。時間が過ぎれば前に説明したことを忘れる(そして尋ねもせず施工して間違えることがある)んで、ストレスが溜まる。

ーーー

この辺りの工程は、基礎や壁ブロック積みや屋根と違って、大人数を必要としない。だからと言って残りの作業員が他の現場に行くのはもっての外だとイライラしてたんだが、親方が言うには、うちより前に受注した家に行っているらしい。よくある「建設途中で一旦工事を止めて、金ができたときに続きをする」家(こんなの)で、「予定通り金ができたので…と言われて再開せざるを得ない、うち以降に来た注文は、全く着手できないでいる」と言う。暗に、俺って売れっ子…とアピールしてくるんで、まんざら嘘でもなさそう。遅れているうちを後回しにしてるならとんでもないが、そういう事情らしい。やれやれ。



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