ノパルという食用になるサボテンの近似種が欠けているが、この辺に植わってる種類をコンプリート。その偽ノパルはとにかく成長が早くて、大きくなりすぎて駆除したんだが、どこにでも生えてるんでそのまま忘れていた。ちなみにトゥナという実もなる。
補充予定の偽ノパル以外は、柱サボテンが3角から7角までと、ボール型のと、アガベ(リュウゼツラン)タイプが二種。コロナで滞っているが、日本からお客さんが来ると喜んでくれる。
お隣さんがメリダの自宅から持ってきたバナナ(の残り)をもらうたびに美味しい美味しいと褒めていたら、一本くれた。日本ではバナップルというらしいが、はっきり行って日本語の基本から外れている。命名するなら正しくはりんごバナナである。りんごのような爽やかな味がする上、このお隣さんちのは柑橘系の香りまでする。スペイン語で plátano manzano(正しい命名)。
褒めた翌週は「なったら食べろ」とこっちにも植えてってくれて、こないだピブを作ったときは葉っぱを持ってきてくれて、今回は「自分でも植えろ」と苗木?(バナナは草です)を持ってきてくれた。
このりんごバナナは、日本では確かフィリピン原産のが流通しているが、ここ(ユカタン)のはキューバ原産の絶滅危惧種である。メキシコにはいろんなバナナが生えてて放っておくと始末に負えなくなるというが、それは土のいい内陸部の話で、かつ貴重な美味しいバナナである。この塩気を含んだ砂地では大切に育てなければならない。
この林は海のぶどうとよくわからないつる草とマングローブ的なやつが引っ越してくる前から生えている。なので、砂地よりはマシだろうというわけで、いじるというかスペースを空けた。(話が前後したが、今まではここがサボテンパークだった)
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。。。と思ったら、外人御用達の魚屋が言うには、ジャパレスになるという。現場監督が行ってた「アカプルコから来てホテルを建てる」というのは何だったのか?
小洒落たなんちゃっての可能性は高い。何しろ田舎だがガイジンが多い海岸沿いの村である。メキシコ寿司なら安くて美味しいとこあるもんなぁ。ビールに100ペソ(200円弱)も払うようなレストランだったら、客として行くんじゃなくて何か売り込んでやろう。
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もう水が濁っている。少し緑がかったカルピスみたいだが、別に汚くはない。寒波のせいで砂が巻き上げられて冬にはこういうふうになるので、来年の3月末まで泳ぐのはおあずけ。海藻が戻ってきたので、時々拾いに行く。ここの人たちは毛嫌いしているので、団地でカラスに餌をやってるキチガイ婆さんのように思われているであろう。
エスペロンというその豆がよく調べたら何とささげだったので、さっそく。保存の悪いもち米をわざわざメリダまで買いに行く気にならず、うるち米どころかメキシコ産の短粒米だが、味は久しぶりのお赤飯でございました。
今度、他の奴らの写真も載せるよ。
老けた(笑)
その他の動物たちも元気?