La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

マキタとリョービ

2016年08月11日 | 新築

<本日の工事>

① 岩入れてモルタルでつなぐ(続き)
② 屋根の小梁とブロック(続き)
③ 屋根のコンクリ打ちの準備

 

 西側居室の小梁をすべて上げてあった。

 キッチン部分のフーチング。

ここは、コンチュラという硬い層が深いところにあり、柳沢くんが穴掘りで苦労していたところ。今日はそれぞれ1階部分の詰めといった感じで、ホセくんが運び係でなくフーチングを手伝っていた。ホセくんは力持ちなので、新たに搬入された大きい岩をどんどん運ぶ。

 屋根の仮設用と型枠用の木材が追加で到着。

 みんなそれぞれの仕事を進める。

写真奥で、タラちゃんは臥梁の型枠つくり。親方は屋根の仮設つくり。Lさんは資材搬入のタイミングなどをチェック。

屋根のコンクリ(と、例の重い小梁とブロックも)を支える材木は、直径10センチ弱だがとても硬い。日本人からするとあまりまっすぐには見えないが、他の州や他国から輸入せずともここユカタンに生えている木としては「とてもまっすぐ」ならしい。

で、その硬い材木を切るのに、電ノコを購入した。昨日、親方がLさんに「機械で切りたいなぁ」と相談していて、どうせ将来うちで家庭大工用に必要になるので、うちで買って使ってもらうことにした。Lさんが「一生もつが高い」という「マキータ」が店頭になかったので、ならリョービにしろと我々が言い張った。Lさんは、マキタも菱備製作所(元)もともに日本の製品だとは知らなかったらしい。日本が誇るメーカーは日産だけじゃないので、よく覚えておくように。

 屋根を支える仮設の一部。

他の現場で見たことあるが、このグラウンドならしみたいなものを林のように立てる。なので、できたのはほんの一部。

そして、親方はこんなところで何をしているかというと、まぐさのコンクリを壊しているのである。テラスに出るリビングの壁には大きな開口部があって、かつ2階が乗るので、大きな梁が通る。そこに誤ってコンクリを打ってしまったため。

図面といってもLさんが印刷した紙(ここではA4でなく米国と同じくレターサイズ)1枚しかなく、それを親方がボロボロになっても使っている。他の人たちは、一切図面を見ない。メキシコの典型的な間取りと違うので、ちょっとフライングしてしまったらしい。



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