休み自体は少し前に始まっていたと思うが、今週末は全開。昨晩はメキシコ名物公害レベルのカラオケが、夜中過ぎてもガンガンであった。街中と違ってまぁ昼間は遊びたいだろうから、夜明けまで続かないのが救い。公害レベルというのは、①近所一帯に響く大音量、②調子めちゃくちゃ、③音程めちゃくちゃ絶叫付き、の三重苦です。
一応、80デシベルを超えたらお縄になる。実際、そこまでうるさくなくても通報するガイジン(米・加・他州組)は多い。というか、彼らはすぐ通報する。やれ、野良犬を蹴っ飛ばしてる人がいるだの、蛇(害はない種類なのに)がいただの、ゴミが捨ててあるだの。彼ら内で何か愚痴を言う人がいると、通報しろと周りがうるさい。なんか、こう…メキシコなんだからさぁと思うが、北の国の人たちの上から目線と、別地域からの金持ちメキシコ人のリベラル至上主義はずっと前からなので、まぁいいや。
というか、そう言いながら、彼ら曰くのダメ地域(このへん)のほうが治安がいい。えーと、メキシコといえば危ない国として認知も広がってると思うが、これ見てくださいよ。
落し物の財布を落とし主の海水浴客に届ける市警。(c) El Tren de la Noticia。すてき、日本みたい。いや、日本の警察にそんなサービスはないか。ユカタン以外は本当に治安が悪く、近所で銃撃戦とか強盗なんてのは珍しくないらしい。ユカタンの田舎に引っ込んだ我々は、東京のど真ん中に住んでいた頃以上に、平和(治安の話ね)ボケしているかもしれない。
あんまり治安がいいいいと書くとまた人口が増えるから、この辺でやめよう。
日中差があまりなくて、ラクといえばラクなんだが、ちょっと夏にしては涼しすぎる。海の水温も今年は去年より4℃くらい低くて、21℃くらい。海藻が少ないのはそのせいだと思われる。残念。
できました。去年すごい効果を確認したので、今年は念のため落ちる前から少しずつ収穫してたんだが、ここへきて落ちた実も増えてきた。やっぱりあれだけ大量になれば、鳥に食べられたり風で飛ばされたりしても残るんだと分かってよかった。来年はもっと多いはず。
が、落ちた実を食べたのか、今年はアリが少ない。
実が落ち始めた頃に発生した現象で、掃いても翌日またこの状態…というのが続いている。最初の3日くらいは数時間後にまた大量の死骸…くらい凄かった。完成した殺虫剤を使う前なのに。
1リットルくらいのガラス瓶4本に原液を仕込んだ(3、40倍に希釈しても効果あり、一番上の写真が希釈済み殺虫剤)んだが、なんというか肩透かしを食らったような気になる。家の周りや畑でなければ殺生はしたくない。家の中で落ちて半分腐ったような実のまま置いとくわけにいかないし一年分なので、まぁよかろう。
ところでそんなにアリが嫌なら東京に住んでれば…と書こうとして、ここにいないものを思い出した。ゴキブリ、いません。奴が一番嫌い(怖くて殺せないくらい)なので、これはもう天国のようなものです。サソリとかいるけど。
で、種を取り出した後の実も、水につけてある(紫のふた)。こちらもインド人動画を参考にした。肥料になるらしい。ってか、テキトーにやってるのでカビ(問題ないタイプ)だかなんだかわからないものやカスや砂などが入ってるが、どうせもともとこの環境に存在するものなんで、気にしない。栄養か虫除けか両方か、まぁ悪いことはないであろう。なにしろミラクルなんだから。
シリコテ梅干し仕込み中。
種の形状からして梅っぽいと思ってたんだが、やっぱり梅酢が上がってきた。ああ、植物としては全然梅じゃありません。今、気がついたんだけど、ギターの材料になるジリコテってこのシリコテじゃないか? ここでも材木として価値があるそうだし、zi の発音はスペイン語では(正確にはスィ)です。
それはともかく、梅干しもどきは毎年(これまで7回)いろいろ試している。味を似せようと思ったら、下手な杏とかにあれこれ足して漬けるより、タマリンドに塩をまぶしとくのが手っ取り早い。小梅程度でよければ、ここの梅や、まぁ似てるな程度だったのでどれを使ったか忘れた果物でもよろしい。ってか、移住してきた当時と違って、メリダの日本食料品店が充実しつつあるので、梅漬けみたいなのだったら売ってるし。
今回は、味というより、形状&作り方重視で、いったいどんなものができるのかという実験ですな。でも、上がってきた梅酢がとてもいい匂い(実のときより匂いが強くなってもろ梅酢状態)なので、違う「ご飯の供」ができるんじゃないかと期待している。乞うご期待。
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