La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

上棟式!

2016年08月21日 | 新築

<本日の工事と行事>

① 屋根のコンクリ打ち
② 上棟式

 

 朝行ったら、小梁もブロックも全部乗っていた!

 9時過ぎ、シュクユン村からいつものメンバーと助っ人到着。

 ミキサーとバケツ缶を持参。続々と配置に着く。

 屋根に上がった数人は、残りの型枠に着手。

 下ではコンクリの準備。

砂・砂利・セメント・水運びおよびミキサー回しで3人。コンクリバケツ詰めが1人。バケツ運びに5人、うち2人は詰まったバケツをタラちゃんに渡す係り、タラちゃんは屋根の上へ上げる係り、屋根の上で必要な位置まで運ぶのに2人。コテで均していくのが1人。マヤさんが、残りの鉄筋や型枠他。親方はタラちゃんからバケツを受け取りながら、指示を出す。総勢12名。でも無駄な人員ゼロ。

 下はこんな感じ。

 上はこんな感じ。

 水で湿らせる。

 ミキサーのガソリンを、なんとペットボトルに入れて買ってきた。

 南西の角から打ち始め。

  タラちゃんがすごい。

以前、どなたかのブログでメキシコの住宅建設現場の写真を見たことがある。やはり屋根のコンクリ打ちは一大行事で、大勢の助っ人を頼んでいた。 が、屋根の上に上げるのも、ハシゴに数人乗ってバケツリレーができるくらいの人数がいた。うちの現場は上下移動はタラちゃんのみ!

 …と、親方が今さら「ここのブロックが・・・」などと言い出す。

 …と、ミキサーが壊れる。

止まったエンジンをかけようと1時間弱苦闘していたが、燃料パイプの不具合だとわかった。修理してことなきを得た。

 再開。

 鉄筋を張るマヤさん。

 昼の2時頃。途中ミキサーの故障でストップしたので、作業は4時間くらい。

普段なら昼ごはんとシエスタの時間で、下の部隊はけっこう疲れが出始めた。

  下には構わず、残りの型枠を作りながら打っていく。

3時頃、タラちゃんが限界になったのをきっかけに、仕事を交代して進める。砂利運びの柳沢くんと砂運びのおじさん2人だけは交代せず、黙々と運び続ける。ミキサー1回分で、砂と砂利がバケツ3杯にセメント半袋。今日はセメントを30袋弱使ったと思う。

途中、手が切れて痛そうな人が数人出た。ゴミ拾いと木の伐採のときに使う軍手が3組あったので、提供した。そんなことならもっと持って来ればよかったが、彼らもしょっちゅうコンクリ打ちの仕事はしているだろうに、素手で始めるんだもんなぁ。

  いよいよ最終コーナー。この時点で、下の部隊はバテバテ。 

あまりに疲れて、作業が終わった人からどんどん休み始めた。最後の最後にバケツ1杯分コンクリが足りない!となって、ミキサーの下などにこびりついてたのを親方が混ぜ直して、どうにか1杯分確保。

 終わった!

 

そして、本日は上棟式。正確には上棟式ってのは梁が終わってするんだろうが、こちらではその後の大仕事を終えた本日が一区切り。とはいえ、七面倒な式などはせず、みんなで一緒にご飯を食べてビールを飲む。

    

この食事は施主が用意する。よくわからないのでLさんの指示通りに買いに行った。チチャロンという豚の皮を揚げたもの他豚のあちこちをごった煮にしたもの、タマネギ、米、シラントロをトルティーヤに挟んで食べる。つまり、チチャロン入りカルニータのタコス。もちろんチリソースとライム付き。

久しぶりにタコスをコーラ以外で食べた。メキシコに来てすぐは「ビールないのか(涙)」という感じだったが、酒を出す店より屋台の方が美味しいし、慣れてくるとあの甘いコーラが意外と合うもんで、最近は全然気にならなくなっている。でも、やっぱり、ビールはビールで美味しい。・・・というか、現場でみんなで食べるご飯は最高だ。

お疲れ様でした!



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