La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

外に出るとき靴を履く

2024年06月13日 | 新築

【6/10-12の作業】 床タイル(続き)、土間&車庫タイル(続き)、キッチンカウンター

 

 脱衣場、完了。

  メイントイレ、完了。

 2階、完了。

 洗濯場のドア部分。

  無事完了。

この細かい作業を担当している子が、巾木を忘れていたり逆にドアがつく部分につけてしまったのを取ったりして、室内床面タイルはすべて完了。

 車庫にも巾木。

さあ、つけてくれたのはいいんだが、

 今朝見たら、こう。

写真左が三和土、ドアを出た右が車庫。三和土に室内(上がったとこ)のタイルを貼ってしまっている。玄関ドアを入ったときには気づかなかったんだが、玄関上がったとき、上と下で同じタイルになっていることに違和感を感じた。む?と思ってから、あ、これはタイルが指定通りじゃないんだと気が付いた。長年の習慣が生んだ感覚ってすごい。

親方の積算は合っていたので、階段に貼る分の室内用タイルが不足、土間タイルが5箱余っている状態だった。そこで変だと思わないのか。とにかく、自分たちに馴染みのある家以外の家については、あまり頭を使わないで注意も払わないでやってしまうw。

玄関の間違えたタイルを剥がすのはともかく(やり直し自体はあまり気にならない人達)、割らないように注意深く剥がすのを面倒だと思ったようで、普通はまたタイルを買ってくるなどとほざいていたが、オノレの間違いをカバーするための追加コストなど以ての外。が、割れてしまったため庭とかその辺に放ってあるタイルを我々が拾い集めてきたのを見て、心を入れ替えたらしい。少し残っているのと慎重に剥がして割れなかったのとで、何とか階段部分用の数を確保できると、ニコニコやり直しを始めたw。

日本式の家を知ったからといって、彼らがこの村でその知識を活かす機会はない。今回の現場は普段のノリだけで進まずあれこれ面倒臭いと思うのはわかる。それにしても、いつも思うんだが、土足文化の人たちに靴を脱いで上がることの本質をわかってもらうのは難しい。思うに「家では靴を脱ぐ」という言い方が悪いんじゃなかろうか。だから自称日本通な人でさえ誤解して、裸足で外に出て行ってそのまま汚い足で平気で入ってくるなんてことをするのだ。今後は「家では靴を脱ぐ」でなく、「我々の家の中はきれいで衛生的で、裸足で心地よく暮らしている。外は汚いので【靴を履いて】出るのである」と言い換えたほうがいいんじゃなかろうか。

 やれやれ。

 

  キッチン。

カウンターの両脇のブロック完了。

 カウンタートップ完了。

石は高いからエポキシにしようかなどとずいぶん悩んだが、変なこと頼むとミスを呼ぶのでw、大きいタイルを貼ることにした。ここの流行りの石風(石模様のタイル)が嫌いなので、真っ白のを探すのに苦労した(結局メリダでしか見つからなかった)。

 下側のマシヤ。

海辺の家ではコンクリ打放しだったんだが、もちろん日本の打放し仕上げのようにきれいじゃなく隙間があって、そこから蟻が入ってきて大変だった。とにかく隙間を気にしない人たち…というか、よく言えば自然の中で暮らしている、悪く言えば土人。パイプが通っているところなど細かい隙間は今後我々で埋めていくが、上向きの佐官は大変なのでこれはお願いしてあった。

 

 電気の引き込み線。

あれだけ洗濯場の東側の壁を通せと言ってあったのに、設備屋が道から丸見えの南側から通して、それも配線管がビローンと飛び出ていた。もう、早く引っ越したいので諦めていたら、親方が土台部分を掘って埋めて、あとはモルタルで隠してくれるらしい。なんというか、気分にムラがあるんだろうか。テメエが間違えたくせに面倒だと思ってるときそれを顔に出すかと思えば、黙っていても(諦めて言うのをやめたのに)突然ニコニコと「直したよ!」と言ってくるときがある。ようわからん。



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