今日は休みです。晴れています。風はさわやかです、お昼過ぎなのに。そりゃもう、お彼岸を過ぎてますから、それなりに涼しくなってもらわなくちゃ。
本当だったら、ヒガンバナもあちらこちらに咲いているから、二人で写真でも撮りに出かけたかもしれない。昨日だって、本当ならチャンスでしたね。
でも、私たちはどこにも出かけませんでした。そして、今朝、彼女を病院まで送っていきました。外科的なものだから、切って、治療するだろうし、三重県随一のお医者さんだというし、そちらの心配はしていないのです。
ただ、日常がガスンと抜け落ちて、ボンヤリとしたものになっています。彼女は夕方、痛い思いをしつつ、少し恥ずかしいところを切られてしまうことになっています。
どうしてそんな思いをしなきゃいけないのか? かかりつけの漢方医の先生に「あそこに行きなさい」と言われたので、そのままその流れで、ここまで来てしまいましたけど……。それはまあ仕方がない。いつまでも毎日ハラハラしているよりも、サッと患部を除いてもらえたら、全ては上手くいくのでしょう。
でも、うちの奥さんのことだから、何でも簡単にはいかない、ということもあるだろうけど、まあ、私は大丈夫と思っています。
それなのに、欠落感・空白感・もの足りなさはなかなかのもので、家事のあれこれもしなきゃいけないということよりも、この生きる張り合いがないというのか、何のために今を過ごしているのか、それがわからなくなります。
彼女は、点滴をしながらLINEをしてくれて、今はこんなだと教えてはくれます。もうまな板の上のコイの気分でしょうか。来るなら来い、だと思うのです。
それもわかっているのに、彼女に適当な時・都合のいい時だけ依存している私は、彼女がしんどい時にはうまく支え切れていない。
まあ、そんなもんでしょう。でも、申し訳ないから、夕方にはまた病院に向かって、彼女が痛い思いをする空間に行きます。明日もしばらくは痛いそうで、金曜日に帰ってもらえると私はうれしいのだけれど、来週の月曜まで帰ってこないかもしれない。
まあ、楽観的にいくしかありません。あとしばらくしたら、また出かけることにします。
どうか、彼女が何でもなく普通に戻って来られるように! 彼女の絵のキャラクターたちも言ってくれてる気がします。