甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

わたしのオウチ、家族あり、仕事あり……

2022年10月30日 17時33分48秒 | 旅の日記

 久しぶりに家に帰ってきました。ほんのしばらく家を空けていただけなのに、パソコンも調子が悪くて、「更新」というのをしてみました。少しましになりました。ちょくちょく「更新」しないといけないようです。

 家に帰ってみたら、明日からまたお仕事です。いつものように淡々と仕事をしていこうと思います。

 そもそも私は何のためにお仕事をしているのか? お金は当然ありますけど、お金よりも今は、とりあえず身近なみなさんたちに私のできることを少しだけして、あまり役には立たないけど、楽しい時間を過ごす、そういうことのためにやっているのだと思います。

 ものすごく昔、もっと壮大な夢を描いて、世界の人々をみんなしあわせにする、みたいなことを考えてた時もあったとけれど、具体的なプランは何もなかったんでした。それに、私がどんなにしたって、世界中の人みんなを幸せになんかできないのです。

 ソウルのハロウィーンの悲劇も、ウクライナで続く戦争も、北朝鮮も、中国も、ミャンマーも、もっともっと悲劇は続いているでしょう。私は何もできないで胸を痛めることしかできていない。

 だから、とりあえずそばにいる人たちを、おもしろおかしく、不安にさせないで、のんびりした気分になってもらえたら、それでいいじゃないのと思います。

 それは仕事なんだろうか? 仕事じゃなくても、すべてにそういう空間を築けるようにやっていきたいです。限界はいっぱいあるけど……。



 さて、金曜から日曜まで、大阪の実家におりました。今日、三重に帰らねばならなくて、京都の古本市にも行きたい。でも、奈良にも行きたい。奈良県だったら、吉野にも行きたい。五条の栄山寺というところにも行ってみたかった。

 それで、とりあえずJRで奈良をめざしました。電車に乗った時は、奈良のどこなのか、まだ決まっていませんでした。奈良市内だったら、とりあえず大仏さんにあいさつに行く。興福寺は混んでるかもしれないから行かない。三笠山も歩いたら楽しいけど、少しバテ気味でした(昔みたいに駅でキップを買う時に行き先を決めるのではなくて、ICカードでピッと駅に入ったから、こんないい加減な行き先決定をしていたようです。どこへ行くのか、とりあえず奈良へ行く、そのために快速には乗ったんでした)。

 まあ、法隆寺にしてみる? という気持ちも起きたので、だいたい法隆寺にするかなと決めて、快速電車は天王寺を出ました。

 ああ、天王寺を出てしまった。ということは、あとは法隆寺駅で降りて、お寺に行くだけです。

 でも、その前に、この天王寺を出た瞬間にパッと湧きおこった開放感は何なんだろう。

 少しだけ風景は変わるし、その瞬間に私は違う世界へ踏み込んでいるわけなんですが、何だか違う。

 これは、大阪駅から西へ向かい、淀川を越えてどんどん尼崎・西宮・芦屋と進むときのワクワク感と共通するものがありました。

 大阪駅から京都にJRで行く時、そういう感覚はないのです。「何だか快速速いなあ」とか、「意外と工場が線路沿いに続いていくなあ」とかは思うけど、特に開放感はありませんでした。

 天王寺から奈良をめざして出た瞬間、大阪駅から西へ出たとか、今なら地元の松阪駅から亀山駅までは何ともないけど、そこから西へ出たとか、または四日市へまわる、その瞬間に少しだけ開放感が湧いてきます。南は、松阪駅から多気駅を過ぎたら、もうずっと開放感でダラダラです。

 気持ちの切り替わる駅というのがあるのかもしれません。



 それで、私は開放感に満ち溢れながら、法隆寺へと向かいました。駅から単純に北に歩いたらいいだけなのに、何だかもったいなくて、ずっと西側を歩いて、道に迷い込んで、どうにかこうにか藤ノ木古墳まで出ました。そこからなら、法隆寺は500m、道に迷うのも、やみくもに歩くのもうれしくて、とことんひとりでフラフラするのが好きみたいでした。

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