何年ぶりかで18キップを買ってしまいました。昔みたいに元気で、もう少し暑さが厳しくなかったら、もう少しホイホイ出かけますけど、こんな天気で、しかも体調もパッとしないとなれば、あまりどこにも行けないです。今夏は、買わない方がよかったですね。
でも、買ってしまったから、何となくあれこれ考えて、JR琵琶湖線の瀬田駅まで往復しました。ふと、このまま米原を回って、岐阜を通って、ナゴヤに出て、そこから三重まで帰ったら、時間的には少し遅くなるだろうけど、そんなには変わらないかな、と思いましたけど、米原、大垣、ナゴヤという乗り換えが少し気が重くて、草津線にゆったり乗って、関西線は柘植から亀山まで一両しかないけど、30分程度だから我慢できるし、亀山から松阪までは割と余裕だろうなと思ってたら、その通りでした。
もう少し集中して、本読みとかできたらいいけど、すぐに気が散って、読書はそんなに進みませんでした。
でもまあ、車両の中は、冷房もそれなりに効いていて、家の暑さよりはましだったから、まあ、よかったのですが、それだけのことで、あまり有意義というほどでもありませんでした。
松阪駅に着いたら、クルマで家まで帰りました。
そして、気づきました。今日いちにち、誰とも話をしなかった。ノドを使ってないから、まるでカサカサで、それでなくても暑さでカラカラなのに、しゃべりもしてないから、人間としても独居老人と同じで、無表情で、間の抜けた顔をしていたでしょう。
人間は、誰かと関わらなきゃ、表情も、ノドも、心も、体も、何もかもがカサカサになって、いろんなところが老化していくんだろう。
そんなことを考えました。わざわざお出かけして、気づいたことはそんなことだったのか、もうどこへも行かなくても、誰とも会わなくても、結果はいつも同じですね。とんでもないことだ。
こんなボケた私には、お仕事が必要だ。お仕事させてくれ! でも、何ができるというの?
そうですね。涼しいところで書類の分別とか、紙ごみを束ねるとか、段ボールをしばるとか、整理整頓系かな。掃除はどうなの? 掃除は何だかいい加減な気がする。ああ、役に立たない私。
何の仕事があるの? お話を聞かせてもらうのは? いや、すぐに眠くなるから、相手が怒ってしまうよ。ああ、ああ、お仕事させてほしいけど、役に立たないなあ。
あれ、表紙の鳥居は? あれは先日行った尾張一宮の真清田神社、あれが尾張の国一之宮なんだ、初めて見た! という感激があったんですけど、やはり暑かったですねえ。しんどかった。