先日、「ブラタモリ」では裏磐梯の湖沼群を一行は歩いておられました。猪苗代湖は波が高かったけれど、五色沼その他はおだやかで、はくちょうの船などがチラッと見えて、私は「もえー」としたんです。
昔から、あまり泳げないせいか、泳ぐのは嫌いだけど、船に乗るのは、ものすごい非日常的なできごとだから、それはもう大好きでした。でも、なかなか乗せてもらえなかった。
1番あこがれていたのは、宮崎の高千穂峡の間をボートでゆっくり抜けていくあのシーンで、今から三十数年前、弟と2人で九州旅行をしたときに、高千穂峡には行ってみました。公営のお宿に泊まり、高千穂峡に朝行ってみたら、増水のため貸しボートは営業できずでした。とてもザンネンでした。
そういえば、日光の中禅寺湖に行ったときには、はくちようのペダルボートに乗りました。彼女(うちの奥さん)と2人で湖に漕ぎだし、何だか楽しい初夏のひとときでしたっけ……。
放っておくと、すぐつまらない昔話を書きますね。
「そんなの誰も聞きたくない」と奥さんは言います。「だから、書くな」とは言いません。「みんなは興味ないんだよ」とも言わないけど、そんなもののような気がします。
でも、自分の湖好きを書いておきたかった。そして、いつか自分の意志で行きたいところを決め、自分の力で漕ぎだし、思う存分漕ぎまくりたいけれど、今は船がありません。
船、カヌーを買おうと貯金を始めて、買えるくらいの貯金はできたのに、まだ買っていない。ということは、いつも私の意志は軟弱で、いざやらねばというときに、腰砕けになるのです。
奥さんの妹さんの旦那さんは、カヌー好きで、ジャンジャン海へも山へも繰り出します。それ用にクルマもRV車みたいです。聞いててうらやましいけど、私には行動力がないんですね。
香川県の友人は、海をひとりでスイスイ移動して、無人島に上陸したり、移動の記録を重ねて、海でどれくらい移動できたか、教えてくれたりします。
できたら、そんな移動手段を教えてもらったらいいのに、電話で訊くのも何だし、教えてもらわないまま現在に至っています。
ということは、このまま何もしないで、あこがれだけで過ごしていくということになるのかな。色気は見せるけれど、告白はしない、というところかな。
それじゃあ、恋愛は進まないし、カヌー遊びもできっこありません。私はいつもだれかから声を掛けてもらうのを待っているんでしょう。なかなかオファーはなくて、我慢できなくなって1人で電車に乗りに行くわけです。電車は代償行為? いや、そうでもなくて、結構楽しんでいます。
何が何だかわからなくなってきました。
とにかく、琵琶湖を見に、滋賀県にドライブに行くという話ですね!
というわけで、詩をコピーしてみます。
汽車に乗って
汽車に乗って
あいるらんどのやうな田舎へ行かう
ひとびとが祭の日傘をくるくるまはし
日が照りながら雨のふる
あいるらんどのやうな田舎へゆかう
車窓(まど)に映った自分の顔を道づれにして
湖水をわたり 隧道(トンネル)をくぐり
珍しい少女や牛の歩いてゐる
あいるらんどのやうな田舎へゆかう
あいるらんどのやうな田舎、滋賀県はどうかな。三重県と同じような田舎の感じなんだけど、文化は少しだけ違うような感じです。
さあ、どれだけ滋賀県を味わってこれるか、ゴハン食べて準備したら、行くことにします。
★ そうでした。「汽車に乗って」は愛知県の先生の丸山薫さんの詩です。
昔から、あまり泳げないせいか、泳ぐのは嫌いだけど、船に乗るのは、ものすごい非日常的なできごとだから、それはもう大好きでした。でも、なかなか乗せてもらえなかった。
1番あこがれていたのは、宮崎の高千穂峡の間をボートでゆっくり抜けていくあのシーンで、今から三十数年前、弟と2人で九州旅行をしたときに、高千穂峡には行ってみました。公営のお宿に泊まり、高千穂峡に朝行ってみたら、増水のため貸しボートは営業できずでした。とてもザンネンでした。
そういえば、日光の中禅寺湖に行ったときには、はくちようのペダルボートに乗りました。彼女(うちの奥さん)と2人で湖に漕ぎだし、何だか楽しい初夏のひとときでしたっけ……。
放っておくと、すぐつまらない昔話を書きますね。
「そんなの誰も聞きたくない」と奥さんは言います。「だから、書くな」とは言いません。「みんなは興味ないんだよ」とも言わないけど、そんなもののような気がします。
でも、自分の湖好きを書いておきたかった。そして、いつか自分の意志で行きたいところを決め、自分の力で漕ぎだし、思う存分漕ぎまくりたいけれど、今は船がありません。
船、カヌーを買おうと貯金を始めて、買えるくらいの貯金はできたのに、まだ買っていない。ということは、いつも私の意志は軟弱で、いざやらねばというときに、腰砕けになるのです。
奥さんの妹さんの旦那さんは、カヌー好きで、ジャンジャン海へも山へも繰り出します。それ用にクルマもRV車みたいです。聞いててうらやましいけど、私には行動力がないんですね。
香川県の友人は、海をひとりでスイスイ移動して、無人島に上陸したり、移動の記録を重ねて、海でどれくらい移動できたか、教えてくれたりします。
できたら、そんな移動手段を教えてもらったらいいのに、電話で訊くのも何だし、教えてもらわないまま現在に至っています。
ということは、このまま何もしないで、あこがれだけで過ごしていくということになるのかな。色気は見せるけれど、告白はしない、というところかな。
それじゃあ、恋愛は進まないし、カヌー遊びもできっこありません。私はいつもだれかから声を掛けてもらうのを待っているんでしょう。なかなかオファーはなくて、我慢できなくなって1人で電車に乗りに行くわけです。電車は代償行為? いや、そうでもなくて、結構楽しんでいます。
何が何だかわからなくなってきました。
とにかく、琵琶湖を見に、滋賀県にドライブに行くという話ですね!
というわけで、詩をコピーしてみます。
汽車に乗って
汽車に乗って
あいるらんどのやうな田舎へ行かう
ひとびとが祭の日傘をくるくるまはし
日が照りながら雨のふる
あいるらんどのやうな田舎へゆかう
車窓(まど)に映った自分の顔を道づれにして
湖水をわたり 隧道(トンネル)をくぐり
珍しい少女や牛の歩いてゐる
あいるらんどのやうな田舎へゆかう
あいるらんどのやうな田舎、滋賀県はどうかな。三重県と同じような田舎の感じなんだけど、文化は少しだけ違うような感じです。
さあ、どれだけ滋賀県を味わってこれるか、ゴハン食べて準備したら、行くことにします。
★ そうでした。「汽車に乗って」は愛知県の先生の丸山薫さんの詩です。