甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

海に突き出た開聞岳

2021年10月08日 20時43分36秒 | 戦争と平和

 今日は、残念ながら二枚とも借り物です。指宿写真クラブに入れてもらって、いろんな指宿を見せてもらっています。これは借りておこう、というのか、いつか自分もこんなの撮りに行きたいと思って、勝手にお借りしています(スミマセン)。

 冒頭のは、開聞岳のずっと西側、番所鼻というところから開聞岳の夜明けを撮ったものだと思われます。何度か通ったことはあるんですけど、自分が運転して枕崎まで行ったかなあ。たぶん、行ってないですね。

 今度チャンスがあったら、枕崎や坊津、笠沙の方まで行ってみたいです。そして、途中で海に浮かぶような開聞岳を見てみたい。

 たぶん、この方はそちらに住んでおられる方なのかな、それとも絶好の秘密の場所を知っておられる方なのか、「あら、すごいね」で済まされるようなものではないスゴイ写真です。

 月も浮かんでいます。大隅半島の方がうっすら見えます。薩摩半島はどこが最南端なのか、それは分からないですけど、開聞岳は海に突進しているというのか、開聞岳のところだけまるで島みたいで、ずっと前から、「おい、登ってみろよ」と声をかけられている気分がしていますが、なかなかチャンスはありません。

 というか、チャンスを作れていません。登るぞという意気込みでスケジュールを調整して、コンディションも整えて、普段から鍛えておいて、それでやっと登れるのかもしれません。冬でもいいんだけどなあ。


 あともう一枚の借り物は、空撮です。指宿市の上空から西南西を見てみたら、開聞岳と池田湖が見えます。開聞岳の南からは弧を描いて西の漁港の枕崎につながっていますが、こちらは道路を走っている時は何となく単調な感じです。

 でも、実はものすごい絶景のところがあったり、なだらかで広大な畑、いくつもの火山のあとなどがあるようです。

 カゴシマの親戚の人も、地元の人も、そんなのは何の珍しいこともないと放置しているみたいですけど、実はものすごい特異な風景ではあります。それらを具体的に紹介できるほどこの辺りを走ったことはないので、ただあったような気がするなあと思うだけです。

 山の方、海の方、2021年の現在でも1945年を記憶しようとする記憶遺産もあります。何しろこの辺りも、戦争に直接触れた土地でもありました。

 うちの父も母も、それぞれに戦争を体験したと、語ってくれてたのを少しだけ憶えています。

 母は、何しろ父親を奪われ、母親・妹を奪われ、天涯孤独にさせられた戦争でした。

 父は、10代だったから、まだ兵隊には取られなかったけれど、銃後を支えるこれからの兵士として、どういう方だったのか、軍部から学校に派遣されていた兵隊さんから軍事教練を受けていました。

 父から特攻隊の話は聞いたことはありません。直接かかわっていなかったこともあるだろうし、虚しさは十分感じていたことでしょう。

 ただ、父としても鮮烈だったのは、いつでも南の方からやって来られるグラマンたちを、それでは撃墜するのだとゼロ戦が迎撃しようとしたすぐ後で、簡単に撃ち落されて、父たちの視界から消えていったことがあったそうです。

 もちろん、乗組員もいたでしょうし、脱出装置なんてないから、飛行機もろともに落ちていったと思われますが、迎撃に出ても、とてもかなう相手ではなくなっていたなんて、何だか悔しいし、悲しい気持ちになります。

 私が見たものではないけど、何十年も昔の話だけれども、そんな戦争を継続していた私たちの国って、何なんだろうと思います。今とは違うんだろうか。今も本質は変わらないんじゃないのか。ふと、不安になります。


 これは私が撮ったもので、2019年の初日の出でした。もう三年くらい昔になりそうです。

 とりあえず、コロナが終わったら、カゴシマにも行きましょう。あちらこちら、見てみたいです。ネットができないのが辛いけど、いつか行ってみます。

 指宿の写真クラブの皆さん、勝手にお借りしています。いつか私もお返しができるように、努力したいです。また、よろしくお願いします。

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