甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

アホは治らないよーん!

2022年06月28日 22時17分43秒 | 草にうずもれて

 先週の土曜日、わりとあちらこちら晴れていたと思うんですが、三重県では突然の雷が波状攻撃でやって来て、晴れてたのに突然の雨というのが、朝も昼もありました。

 奥さんにも、あちらこちら行ってみようと声をかけますが、「どうせ、今からは遅いよ」とか、「オトウサンは、変なところに行くからなあ」などと言われて、相手にされませんでした。

 ええい、そんなら、近所の電車スポットに行ってみようだなんて、変なことを考えて、ネムの花はないのか探してみました。

 近所では、あちらこちらでネムの花が咲いています。それと電車が撮れそうなところはないかなと行ってみたんです。

 でも、山の方だったから、まだネムの花は咲いてなかった。そこにあるとわかっているのに、つぼみみたいなのは少しあるみたいなんだけど、まだ花どころではありません。

 そうか、まだ早いのか、と思う間もなく、小さな谷川に小さいシカが二匹見えました。あれだ! といつものスケベ根性が出て、シカでも何でもいいから、鉄橋と一緒のところを撮ろうとひらめいたのです。

 クルマで走ってても、シカを見たら、「こりゃ、やばい。あんなのに飛び込まれたら、クルマが大破してしまう!」というような、できれば、避けて通りたい生き物でした。



 ところが、小さな谷とその上の鉄橋という絵が見えてたんですね。クルマを適当なところに止めて、トコトコと歩いてみました。もちろん、シカたちはいませんでした。

 当たり前です。シカたちも、変な人間がこっちを見てたというのはチェック済みでした。シカたちは、とりあえず安心なところに移動したみたいでした。

 ということは、川に降りていくわけはないから、川の上に行ったはずです。「だったら、レールの上を歩いていないかな?」

 野次馬根性は止まらなくなりました。知らず知らずに草むらの中に入ってたのかもしれません。

 だいたいのところにシカたちはいました。親子三人のようでした。たぶん、お母さんが二人の子どもたちを連れて歩いているようでした。

 少し高いところに移動してみたら、ちっちゃい変てこなオッサンがやって来たようでした。



 「なんだ、あの変な人間は?」

 目と目が合って、しばらく距離を置いています。人間がもっと近づいてきたら、サッと走り去るつもりだろうけど、すぐには距離はつめてこない様子です。だったら、ゆっくり様子を見ながら移動すればいいや、と親子はゆっくり去っていきました。

 私は、モゾモゾと後ろ姿を撮ってみて、それで満足してクルマのところへ帰りました。半ズボンで、左のむこうずねがかゆくなりました。何だか黒い何かがついてたような気がしたけれど、もぎ落しました。それで済んだと思っていました。

 家に帰ると、左のむこうずねが赤くはれて、やたらかゆかった。前にもこんなことがあって、皮膚科に行ったんだったかな。でも、今回は、そうでもないだろうと自分に言い訳して、もう三日が経過しました。

 まだ赤くはれています。かゆみはなくなりました。熱は出ていません。でも、安心はできないし、ダニによって命を奪われることもあるので、まだしばらく様子見です。もし熱でも出てきたら、すぐにお医者さんに行きます。



 たぶん、大丈夫とは思いますけど、これだと思うと、装備もいいかげんなのに突進してしまう私、これはもう危ないです。気をつけていきたいけど、治らないかもしれない。

 ダニって、怖いんですからね。シカにはダニがいっぱいついてるそうです。やはり、神様なんだ。だから、人間を寄せ付けないし、時々は人間を懲らしめるために突進してくるのかもしれない。気をつけます。アホはしません。草むらには行きません。……今は、そう思っています。


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