中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

サイバーセキュリティ上の不安感は何ですか??

2019年04月16日 05時20分05秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」163ページ「図 135-8 サイバーセキュリティ上の問題で不安を感じない理由」を読みましたが、今日は164ページ「図 135-10 他企業側におけるサイバーセキュリティ上の不安」を見ます。

下図から今後サプライチェーン間や同業種・異業種間でデータを流通・連携させる場面が増えてくると予想される中で、つながる先である他企業側におけるサイバーセキュリティ上の不安感について見ると、自社におけるサイバーセキュリティ上の問題への不安感と比べると低い割合であるが、不安を感じている企業は全体の半数強を占めることが分かります(図 135-10)。

さらに、製造業に限った調査ではないものの、つながる先となりうる業務委託先や物品調達先のサイバーセキュリティ対策の状況をどの程度把握しているかについて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が日本、米国、欧州の企業向けにアンケート調査を見ると、我が国で「十分に確認できている」と回答した企業は、米国の半分程度、欧州の3分の2以下であることが分かります。

この結果について白書は、つながる先の企業のサイバーセキュリティ対策について不安を感じる一方で、詳細まで把握することができていない実態が見て取れる(図 135-11・12)、とあります。

つながる先での不安。私の場合、突然、グーグルがGmailから撤退するとなったら、相当な影響を受けます。こう考えると依存している現状はかなり怖いですね~!!

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サイバーセキュリティに不安を感じない理由はなんですか??

2019年04月15日 04時51分54秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」163ページ「図 135-6 サイバーセキュリティ上の問題に対する不安」を読みましたが、今日は163ページ「図 135-8 サイバーセキュリティ上の問題で不安を感じない理由」を見ます。

下図からサイバーセキュリティ上の問題に対して不安を感じない理由を見ると、大企業では「十分な対策をとっているため」という回答が多かった一方で、中小企業は「自社はターゲットになると思えないため」と回答した企業が多く、中小企業におけるサイバーセキュリティへの危機意識が低い可能性がある(図 135-8・ 9)ことが分かります。

自社がターゲットになるとは思えないという回答は納得しますね。それよりも自分が余計なことをして消去したりする方がよっぽどリスクですよね~!!

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サイバーセキュリティに不安を感じていますか??

2019年04月14日 04時51分48秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」162ページ「図 135-4 セキュリティ対策の状況」を読みましたが、今日は163ページ「図 135-6 サイバーセキュリティ上の問題に対する不安」を見ます。

下図からサイバーセキュリティ上の問題に対して不安を感じると答えた企業(非常に不安を感じる、不安を感じると回答した企業の合計)は、全体の4分の3に及んでいること(図 135-6)、そして、サイバーセキュリティ上の問題で最も不安を感じる事態としては、「システム障害や工場の稼働停止など 、 生産や業務への支障」が最もいことが分かります(図 135-7)。

このところ人手不足から情報化に向けた設備投資の相談が増えていますが、情報化された企業の経営者はセキュリティに相当にナーバスになっている、その理由が今日のテーマから分かりますね~!

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機密管理のセキュリティ対策をしていますか??

2019年04月13日 05時00分46秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」162ページ「図 135-2 サイバー攻撃による被害経験の有無」を読みましたが、今日は162ページ「図 135-4 セキュリティ対策の状況」を見ます。

下図から機密管理などのセキュリティ対策の実施の有無を見ると、十分な対策をとれていない企業が全体の約7割存在していることが分かります。

また、「そうした対策の必要性を感じない」企業が 5.2%も存在し、一般的なセキュリティ対策への感度の向上及び対策の推進が必要であることがうかがえる(図 135-4)、とあります。

加えて、何らかのセキュリティ対策をとっている企業に対しその内容を尋ねたところ、「情報へのアクセスや持ち出しなどへの制限の設定」、「セキュリティ対策の担当者の設置」、「セキュリティ対策に関する意思決定者 ・ 責任者の明確化」、「セキュリティ対策に関するガイドラインの策定」の順で割合が高くなっており、データの取扱ルールの設定やセキュリティ対策のための体制構築が対策の中心となっていることが分かります(図 135-5)。

私が愛用しているレッツノートとiPhoneに有償のセキュリティソフトをインストールしています。これだけで十分なのかよく分からなかったのですが、何か起きたときに自分にいいわけできる、お守りのような存在。でも、今日の白書を見る限り、それでも良いということが確認できますね~!

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サイバー攻撃による被害は少ないものの・・・

2019年04月12日 04時32分10秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」161ページ「図 135-1 IoT におけるサイバーセキュリティの対象領域イメージ」を読みましたが、今日は162ページ「図 135-2 サイバー攻撃による被害経験の有無」を見ます。

下図からサイバー攻撃の被害の有無を見ると、全体の約1割程度の企業が被害あり(図 135-2)と回答しており、規模別では、大企業ほど被害を受けた割合が高い(図 135-3)ことが分かります。

この結果について白書は、このようにまだ割合は少ないものの、国内企業においても一定の割合でサイバー攻撃による被害が発生していることが分かる、とあります。

ずいぶん昔から、私は知らない言葉に出会うと、Evernoteに保存することを習慣にしています。おそらくその数は相当になっていると思うのですが、今朝iphoneから過去の言葉を拾い出そうと思ったら、20件ほどしか検索されず、もしかしてデータがなくなってしまったのかとドキドキしちゃいました。今、入力しているパソコンからは問題なく検索できるので、問題はなかったのですが、サイバー攻撃とは言わずとも、何らかの原因で消去されてしまうと、経済的に無価値のものであっても、心理的には相当な影響を受けてしまいます。やはりネットには対策が必要ということですよね!

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セキュリティを担保する必要がある!!

2019年04月11日 04時41分54秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」158ページ「図 134-4 「スマートライフ」のイメージ」を読みましたが、今日は161ページ「図 135-1 IoT におけるサイバーセキュリティの対象領域イメージ」を見ます。

下図について白書は、Connected Industries の 実現に向けては “つながる” ことが核であり、つながる際の安全性確保は必要不可欠である。IoT などのデジタル技術ですべてのヒトとモノがつながる産業社会では、サイバー攻撃の起点が増大し、セキュリティを担保する必要がある領域が拡大している、とあります。

白書はさらに、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合するサイバーフィジカルシステム(CPS)時代においては、サイバー攻撃がフィジカル空間まで到達する可能性が高まってきている。さらに、IoT から得られる大量のデータをサプライチェーン間など流通・連携する場合にはサイバーリスクの範囲が一層拡大するため、つながる企業が相互に十分なサイバーセキュリティ対策を取っていくことが求められている、とあります。

毎日のネットにつながることが当たり前となったにも関わらず、そこには何かしらの危険性が潜んでいるということですね。分かっていてもピンとこないのは私だけではないと思いますが、どのくらい効果があるのか分かりませんが、せめて市販のソフト位は購入して対策しておきましょうね。

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スマートライフのイメージとは??

2019年04月10日 05時00分56秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」155ページ「図 134-3 「完全自動運転カーシェア社会」のイメージ」を読みましたが、今日は158ページ「図 134-4 「スマートライフ」のイメージ」を見ます。

下図について白書は、Connected Industries の推進によりデータの利活用を積極的に行うことにより、よりストレスの少ない生活、家事負担軽減、高齢化社会を踏まえた人々の結びつき強化などの生活の質の向上が期待される。

例えば、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)などのエンタテインメント空間の創出により住宅内外の状況が可視化されることで一層のくつろぎの実現が可能となったり、家電の遠隔制御・家事の自動化などによる効率化や在宅状況の把握による再配達の削減などが可能となる。また、遠隔地に住む家族・友人とのつながりや高齢者や子供・ペットの見守りが可能となる社会や、エネルギー消費の可視化や制御によりエネルギー消費の最適化が期待される。

究極的には、顧客の日々の活動データが様々なデバイスから収集され、そのデータに基づく新しいサービスが顧客起点で提供され、暮らしにおける様々な課題を解決するスマート社会が実現することが想定される、とあります。

自動運転と並んで早期に実現して欲しい技術がスマートライフですね。特に面倒な掃除と洗濯をロボットが勝手にやってくれる時代が一日も早く来て欲しいと思うのでは私だけではないですよね!

本文で注目したのは【ゴミ箱× IoT】です。街のゴミ箱にセンサーをつけて一定量がたまったらメールで担当者に知らせるというものです。驚いたのは、システム稼働に必要な電気はゴミ箱を開けるときにエネルギーでまかなうとあります。発想が柔軟ですよね~。

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完全自動運転の実現に向けて!

2019年04月09日 05時20分49秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」152ページ「図 134-2 「スマート物流」のイメージ」を読みましたが、今日は155ページ「図 134-3 「完全自動運転カーシェア社会」のイメージ」を見ます。

下図について白書は、完全自動運転カーシェア社会の実現に向けては、様々な技術が必要であり、例えば、図 134-3のような世界が想定される、とあります。

「自動走行」【準天頂衛星×高精度測位端末×高精度 3 次元地図】、「交通事故未然防止」【繊維センサー×生体情報×運行情報】、「空飛ぶクルマ」【新たなモビリティ×人の移動】・・・等に対する企業の取組が記載されています。

私は自動車での移動時間をできるだけ短くするために早朝に出発して渋滞を避けるようにしていますが、空飛ぶ車で目的地までひとっ飛び!できればって、いつも思ってしまいますね!

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「スマート物流」のイメージとは??

2019年04月08日 04時54分22秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」132ページ「図 134-1 スマート製造分野で想定しうるソリューション例」を読みましたが、今日は152ページ「図 134-2 「スマート物流」のイメージ」を見ます。

下図について白書は、Connected Industries のコンセプトの下でデータの利活用を積極的に進め、多くの事業者が互いに連携し、取組の可視化を図るとともに配送業務を極力自動化することなどにより、顧客の個別ニーズに対して最大限の対応を図ることが可能となることが期待される。

例えば、全体最適化を図るべく配送の全体的な流れを可視化して統合的な管理を実施することや、倉庫業務のあらゆる過程を自動化することで省人倉庫・無人倉庫を実現することなどが考えられる。さらには、より早く・安く・あらゆる場所に届けるためには、多くの事業者・手段を巻き込んだ配送の実現が重要となる。複数の事業者間でデータ連携を図り、サプライチェーンのデータをリアルタイムで分析することで、最適な配送手段やルートの選択、正確な配送予測などがリアルタイムで行えるスマート物流の実現が期待される、とあります。

今、物流は日本の経済には無くてならない産業になっていますが、それ故に、ドローンや自動運転を活かしながら、企業が今後どのように変わっていくのか、今後が楽しみになりますね!

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具体的な「ソリューション」の例として・・・

2019年04月07日 05時16分55秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」129ページ「図 131-1 Connected Industries とは」を読みましたが、今日は132ページ「図 134-1 スマート製造分野で想定しうるソリューション例」を見ます。

下図について白書は、IoTやAIなどを活用し、Connected Industries の考えの下で取組を進めることにより、対応可能な顧客価値は大幅に拡大し得る。この顧客価値を、スマート製造分野のバリューチェーンで、具体的な価値を生む「ソリューション」として考えたものである。

【現場の課題×自社システム開発】【蓄積技術× AI】【匠の技×デジタル化技術】【熟練技能× AI】等の企業の取組が事例として紹介されています。

今、ものづくり補助金に向けて申請書を作成されている事業者の方がいるかもしれませんが、要項にある”革新的”とはこういうことを指すと思って読むと、興味深くなりますね!

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目指す “社会の姿”とは??

2019年04月06日 05時02分21秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」124ページ「図 126-2 BCP や社内規定・マニュアルなどの整備状況」を読みましたが、今日は129ページ「図 131-1 Connected Industries とは」を見ます。

下図について白書は、ドイツの “インダストリー 4.0”、フランスの “未来の産業(Industrie du Futur)”、中国の “製造 2025” など、世界の主要各国はそれぞれの明確な旗を立て、産業における第四次産業革命への対応を進めてきている、とあります。

一方、日本では、目指す “社会の姿” としての “Society 5.0” を打ち出しているものの、目指す “産業の姿” に関しての明確な旗印を決めないまま政策を進めてきた。そうした中、関係者が一体となった取組を一層加速すべく、2017 年3月にドイツで開催された国際情報通信技術の見本市である CeBIT への参加のため安倍内閣総理大臣と世耕経済産業大臣が訪独する機会に合わせ、我が国の産業が目指す姿として “Connected Industries(コネクテッド・インダストリーズ)” というコンセプトを世界に向けて発信した(図 131-1)、とあります。

アメリカと韓国で5Gが開始されたという報道がありましたが、このように目指す”社会の姿”の一つが具現化していくのでしょうね!

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御社ではBCPを策定していますか??

2019年04月05日 04時20分25秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」120ページ「図 125-4 IoT 投資の抜本強化(コネクテッド・インダストリーズ税制の創設)」を読みましたが、今日は124ページ「図 126-2 BCP や社内規定・マニュアルなどの整備状況」を見ます。

下図について白書は、緊急時の対応を想定した BCP や社内規定・マニュアルなどは、全体の3分の1強の企業が策定済みであるが、6割強の企業がまだ対応できておらず、全体の3割の企業は策定も検討も行っていないという実態が浮き彫りとなった(図 126-2)、とあります。

中小企業の中でも従業員が10人以上の規模になると、従業員とその家族、取引先等の数が相当に及ぶことから、BCPを検討した方が良いという話を聞いたことがあります。検討するのにどのくらいの時間と費用が必要なのか見当がつきませんが、起こってからでは遅いので、先延ばしにせず、今年中にやるとか決めた方がいいですね!

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コネクテッド・インダストリーズ税制をご存じですか??

2019年04月04日 04時59分10秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」113ページ「図 125-2 出荷前検査状況のデータ化・検査工程の自動化などの状況」を読みましたが、今日は120ページ「図 125-4 IoT 投資の抜本強化(コネクテッド・インダストリーズ税制の創設)」を見ます。

下図について白書は、このような自動化システムやトレーサビリティシステムを導入していくにあたっては、一定の設備投資が必要となり、導入コストが企業にとって大きな負担となる可能性がある。また、サプライチェーン間での品質データなどの共有に関しては、協調領域と競争領域を峻別することが必要不可欠であり、今まで我が国製造業においてなかなか取組が進んでこなかったところでもある。

そこで、このような民間の動きを経済産業省としても後押しをしていくべく、業界内やサプライチェーン間などにおけるデータ共有などを通じた品質保証・向上に向けた取組への支援や、一定のサイバーセキュリティ対策が講じられたシステムやセンサー・ロボットなどの導入により企業内外でのデータ連携・利活用を図り生産性向上を図る取組への税制面からの支援を実施していくこととしている。

これらの支援策をうまく活用して、企業が取組を一層推進していくことが期待される、とあります。

今、ものづくり補助金の申請のお手伝いをしているので、「協調領域と競争領域を峻別」という文言がとても響きますね!それにしても、コネクテッド・インダストリーズ税制というのがあるのですね!設備投資を優遇する税制・制度は、投資促進税制や先端設備導入促進計画しか知らなかったので勉強になりますね。

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出荷前検査を自動化していますか??

2019年04月03日 04時30分37秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」112ページ「図 125-1 製造業の品質保証体制の強化に向けて(2017 年 12 月 22 日公表)」を読みましたが、今日は113ページ「図 125-2 出荷前検査状況のデータ化・検査工程の自動化などの状況」を見ます。

下図から各企業における足下の取組状況を尋ねると、出荷前検査状況のデータ化・検査工程の自動化などにすでに取り組んでいる企業は製造業全体の1割弱にとどまる一方で、約半数の企業が「可能であれば実施したい」と回答しており、まだ全体として導入が進んでいないが、多くの企業がニーズを持っているということがうかがえます。

白書は、品質保証体制を強化していくにあたっては、デジタル技術の積極的な導入や品質データの共有など、ウソのつけない仕組みを構築することが重要であり、昨年 10 月以降に発覚した一連の事案も、このような取組を行っていれば、未然に防止することができた面もあると考えられる。

具体的には、例えば、ロボット、IoT、AI などを活用した、検査結果のデータ化・見える化などを含めた検査工程の自動化が対応策の1つとして考えられる。また、今回のような品質管理に関わる事案や品質欠陥が生じた場合に、紙管理に比べて迅速なトレーサビリティ管理を実現し、リコールなどの被害を迅速かつ最小限にとどめるようにするために、個別の製品に紐づいた各種データをもとにその原因の特定を実施できるようなトレーサビリティシステムを導入・構築することも有効な対応策となってくる、とあります。

「可能であれば実施したい」・・・経営者であれば誰でもそう思いますよね。しかしその投資額をどこから調達しどのように回収していくのか、これを考えると躊躇してしまうのも分かりますよね。

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製造業の品質保証体制の強化に向けて

2019年04月02日 05時13分12秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」109ページ「図 124-3 人材確保対策に向けた最重要取組(現状と今後比較)中小企業」を読みましたが、今日は112ページ「図 125-1 製造業の品質保証体制の強化に向けて(2017 年 12 月 22 日公表)」を見ます。

経済産業省は、品質保証体制の強化に向けた産業界による具体的なアクションを多面的に後押しすべく、2017 年 12 月に「製造業の品質保証体制の強化に向けて」を公表した、とあります。

主に①品質保証のマネジメント強化(品質担当役員の設置、品質保証部門の独立性担保、現場と経営層での品質管理に関する課題共有体制の構築など)、②顧客との取り決め内容の明確化や自社の品質・技術レベルとの整合性確保、③人の手の介在しない検査・記録システム構築の推進、品質データの共有化の検討、などが盛り込まれている、とあります。

この背景として、2017 年 10 月以降、多くの製造業が現場力の強みとして認識している「品質管理」の分野において、製品検査データの書換えなどの不正事案が複数発覚した。このような事案の発生にあたっては、第1に、供給先も含めた当事者における安全性検証が最優先課題であり、早急な対応が求められる。その上で、今回の一連の事案を踏まえ、産業界は品質保証体制の強化が、企業の競争力に直結する経営問題であることを強く認識する必要がある。

さらに、今回の一連の事案は、サプライチェーンの存在などを考慮すれば、日本の産業界全体の競争力にも影響を及ぼしかねない事態であり、産業界自身が、これらの事実を再認識する契機と捉え、今後の具体的なアクションに結び付けていくことが必要である。

今後、企業がいかに信頼性の高い品質保証体制の構築に向けて取り組むか、経営トップの強いリーダーシップが求められている、とあります。

品質問題で日本は中国を非難していたのに、度重なる不祥事の発表で、その立場は逆転したと感じた記憶は新しいですよね。舌の根も乾かぬうちに、そのときの企業がいまだに品質問題を起こしている。。。現場は疲弊しているのでしょうね。悩ましい限りですね。

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