おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の27ページ「事例 № 42 マーケティング能力の欠如」を見ましたが、今日は29ページ「事例 № 43 英語ができる社員の不在 」をみます。
取引先とメールでのやりとりを行ったが、経営者は英語が苦手な上に、自分で全てやらないと気が収まらない性格であったため遅延することとなり交渉が頓挫した、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
海外取引に当たっては、自社の主張を明確に述べることができるだけの語学力をもった担当者が不可欠であり、海外展開を行う際には、参入する以前に社内の態勢を整えておくことが必要です。
日本への留学生や研修生を採用して育成するなどにより、現地人材を確保することも有効、としています。
この事例における語学力は表面的な問題であり、経営者の性格に根本的な問題があるような気がします。
これまで多くの会社を見てきた経験で言うと、経営者がすべて自分でやらないと気が収まらない会社は大きくならないように感じます。
それこそ自分がこの性格なので、この失敗事例は反面教師にしないといけませんね!
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の27ページ「事例 № 42 マーケティング能力の欠如」を見ましたが、今日は29ページ「事例 № 43 英語ができる社員の不在 」をみます。
取引先とメールでのやりとりを行ったが、経営者は英語が苦手な上に、自分で全てやらないと気が収まらない性格であったため遅延することとなり交渉が頓挫した、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
海外取引に当たっては、自社の主張を明確に述べることができるだけの語学力をもった担当者が不可欠であり、海外展開を行う際には、参入する以前に社内の態勢を整えておくことが必要です。
日本への留学生や研修生を採用して育成するなどにより、現地人材を確保することも有効、としています。
この事例における語学力は表面的な問題であり、経営者の性格に根本的な問題があるような気がします。
これまで多くの会社を見てきた経験で言うと、経営者がすべて自分でやらないと気が収まらない会社は大きくならないように感じます。
それこそ自分がこの性格なので、この失敗事例は反面教師にしないといけませんね!