報恩坊の怪しい偽作家!

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旧国鉄闘争

2012-11-06 15:15:05 | 日記
自殺生徒、クラス半数からいじめ=関係認め、教諭対応も批判―東京・品川(時事通信) - goo ニュース

 公立学校の教育レベルが高いと評判の品川区も、いざフタを開けてみたら、所詮こうか……。ヤフコメに、
「全国規模の被害者団体を設立したらどうか」
 という意見が書かれているのを見て、ふと思ったことがある。教師陣には悪名高い(?)日狂組日教組や全教、全日教連などがあるのに、生徒達側にはそんなものが無いんだよね。全学連は大学生などのイメージがあるので、論外とさせて頂く。
 ついに行政側から、
「イジメの被害に遭っている子は、無理して学校に行かなくてもいい」
 なんて言葉が出始めたが、これもこれで酷だと思う。いや、反論として、
「何で被害者側が登校拒否しなければならないのか?加害者側を停学にせよ」
 なんてのもあるのだが、そうじゃなくて私が言いたいのは、被害者が個人レベルで登校拒否するタイミングを計れというのが酷だということ。この大いなる決断が1人でできるほどの決断力があるのなら、それこそ最初からイジメの被害に遭ったりはしないだろう。そこで登場するのが被害者団体で、探せば自殺した生徒の親族などが作った、「それだけの」被害者団体は存在するだろうが、全国規模且つ現在進行形で活動する団体は存在しない。学校も公立・私立問わず、圧力団体には弱いだろうから、解決しないところには団体で押し寄せて……なんて荒療治もあるのだが、私が考え付いたのは、「国労・動労方式」である。全国で一斉ストを行う。そもそも日教組の教員がストを行える権利があるのに、生徒側には無いというのもねぇ……。
 スト権を認めぬ親もいるだろう。そこで、動労の登場だ。私の生まれる前の話だが、何でも動労こと、動力車操縦者組合はストライキ権を奪還するためのストライキ、「スト権スト」を起こしていたとか……。それに、動労と言えばもう1つある。“順法闘争”だ。ストライキ権の認められていなかった国鉄職員が、それならばと始めた方法である。「安全のため」と称して、わざと電車を徐行運転させたり、「危険感じたから」という理由で、何でもない所で電車を緊急停止させ、ダイヤをわざと乱すことで当局側にアピールする方法である。巻き込まれた乗客はたまったもんじゃなくて、それが上尾事件や首都圏国電暴動事件に発展したとされている。これだと思った。生徒のストライキ権が認められていないのなら、順法闘争ならいいだろうと。わざと登校する時、加害者に待ち伏せされているからと称してわざと遠回りし、信号付きの横断歩道も、「危険だから」という理由で、わざと信号に引っ掛かる。こうして遅刻は必然であるが、義務教育であれば、出席日数に加算されるので、留年になることはない。そして、出欠だけ取って、「身の安全のために」とっとと下校する。これぞ、学校版順法闘争だ。
 いやー、まさか団塊の世代もしくはそれより上の世代の人達のかつての闘争方法が現代に応用できるとは思わなかった。まあ、最終的には夜の学校の校舎を窓ガラス割って回る(尾崎豊か!)暴動にまで発展する恐れは無いと思うが、せいぜい校長や教育長のセルシオやシーマのタイヤの空気を抜くくらいにしといてやりな。

 ところで……ルネサスグループの労働組合が昨年、大手町の日本ビルに街宣車で乗り付けたが、今年もやるのかな???さすがに私の上記のアレでは、街宣車で乗りつけ……なんてできないもんな。
コメント
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