レニングラード国立バレエ団の公演がお隣の周南市で開催されました。
演目は「白鳥の湖」です。
誰もが鼻歌で歌えるあの名作です
何と言うのかな、
もちろん主役を張るソリストも上手で観客を魅了するけれど、
私は、きついポーズでありながらも微動だにせず、
辛抱強く舞台を縁取るかのように立ち続ける、
その他大勢の白鳥たちに釘付けでした。
白鳥の群舞は見ごたえがあります。
この中に、未来のソリストがいるのでしょう
そして、観客席でも「バレエやってます、大好きです」オーラを醸し出す、
前髪を上げおでこを出し、きちんとポニーテールに結わえられた長髪を持つ、
家族に連れられた女の子が大勢いました。
あなた達も未来のソリストね
話し言葉のない舞台だけあって、ソリストたちのパントマイムの意味を十分に理解して臨んだほうがより楽しめたかもしれません。
でも、生のオーケストラで「白鳥の湖」全曲を聴けただけでも得をした気分でした。