村上春樹(著)
バブル絶頂期(1988年 - 1989年頃)の東京が主な舞台となっています。
その頃私は何をしていたのか、と言うと。。。
eriが3歳、kazuが1歳、そしてmayuがお腹にいたと思うのです。
「バブル」「バブル」と言う言葉は耳にしていましたが、これぞ「バブル」と言う実感はなかったように思います。
私は子育てに翻弄され、お金がある無しに関係なく、無我夢中に毎日を過ごしていたのです。
それはそれで今の私から言わせてもらうと、私の人生の中での「バブル期」くらい、激しく充実していた毎日だったと思います。
さて、
あの「1Q84」でしたか、世の中を狂乱させたベストセラー。
私もその波に流された一人だったのでしょう、手にした途端、猛スピードで読み耽けました。
そもそもわたしは「村上春樹」なる人物が掴めていない(笑)
「ノルウェーの森」以降、村上春樹との再会は「東京奇譚集」でした。
図書館通いの記念すべく第一作目です。
この「国境の南、太陽の西」はその後の「1Q84」を彷彿させる、前哨戦、暗示、予告、道標、作者の体幹、本質、そうした匂いを嗅がせます。
私はとても好きな小説でした。
なぜなら島本さんは別にしても、主人公の僕(ハジメ)は、とても私に似ていたから。
小説の主人公にアイデンテティを求めることは無理難題だとも知りますが、
私は読み進めながら「私だ!」と思ったくらいです。
僕(ハジメ)の奥さん(有紀子)も私に近い。
きっと私は作中の彼らのこうした会話を心のどこかで求めているのかもしれない。
こうした二人を求めているのかもしれない。
でも、こんな会話をする女性って男性からすると「面倒」なんでしょうね(笑)
バブル絶頂期(1988年 - 1989年頃)の東京が主な舞台となっています。
その頃私は何をしていたのか、と言うと。。。
eriが3歳、kazuが1歳、そしてmayuがお腹にいたと思うのです。
「バブル」「バブル」と言う言葉は耳にしていましたが、これぞ「バブル」と言う実感はなかったように思います。
私は子育てに翻弄され、お金がある無しに関係なく、無我夢中に毎日を過ごしていたのです。
それはそれで今の私から言わせてもらうと、私の人生の中での「バブル期」くらい、激しく充実していた毎日だったと思います。
さて、
あの「1Q84」でしたか、世の中を狂乱させたベストセラー。
私もその波に流された一人だったのでしょう、手にした途端、猛スピードで読み耽けました。
そもそもわたしは「村上春樹」なる人物が掴めていない(笑)
「ノルウェーの森」以降、村上春樹との再会は「東京奇譚集」でした。
図書館通いの記念すべく第一作目です。
この「国境の南、太陽の西」はその後の「1Q84」を彷彿させる、前哨戦、暗示、予告、道標、作者の体幹、本質、そうした匂いを嗅がせます。
私はとても好きな小説でした。
なぜなら島本さんは別にしても、主人公の僕(ハジメ)は、とても私に似ていたから。
小説の主人公にアイデンテティを求めることは無理難題だとも知りますが、
私は読み進めながら「私だ!」と思ったくらいです。
僕(ハジメ)の奥さん(有紀子)も私に近い。
きっと私は作中の彼らのこうした会話を心のどこかで求めているのかもしれない。
こうした二人を求めているのかもしれない。
でも、こんな会話をする女性って男性からすると「面倒」なんでしょうね(笑)