伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

さくら・市民ネットワーク通信104号から「再生可能エネルギーの現場を訪ねて」

2012-08-15 22:26:00 | 再生可能エネルギー問題
本日8月15日、新聞折り込みでさくら・市民ネットワーク通信104号を発行した。

今回の通信は、やはりドイツ・デンマークの視察の成果といえる再生可能エネルギーについて、1面を大野博美が担当。

私の受け持ちは、
「再生可能エネルギーの現場を訪ねて」ドイツ・デンマーク視察報告記  6/29~7/6**********

ドイツでは2022年までにすべての原発を廃止。
2050年までに全電力の80%を再生可能エネルギーにします。
また、原発が1基もないデンマークでは、再生可能エネルギー自給率100%をめざしています。
オイルショック以降、脱原発にかじを切ったドイツとデンマークの取組みを見てきました。

ドイツ ハンブルグ市

「緑の党」州議会議員との会談
 チェルノブイリ原発事故後、ヨーロッパでは反原発運動が起こり、ドイツでは市民が再生可能エネルギーの電力会社「シェーナウ」を立ち上げました。
その後、20年をかけて再生可能エネルギー推進のための法律を整備してきました。
 ドイツ緑の党は長年、脱原発の国民の声の受け皿となっています。
「あなたたち市民ネットワークも、私たちと同じような地域の脱原発の受け皿になってほしい」とエールを送られました。

壮大なまちづくり実証実験(国際建設博覧会IBA)
 ハンブルグ市を流れるエルベ川の中洲地区は、佐倉市の面積の1/3です。
そこで再生可能エネルギーを活用した都市再開発の博覧会「IBA」が7年かけて行われています。
 3000戸規模で古い集合住宅を断熱改修し、太陽熱、太陽光などで地域集中暖房システムを賄ったり、廃棄物最終処分場でバイオガスや風車を利用し、2000戸規模のエネルギーを作り出す実証実験が行われています。
規模の大きさ、再生可能エネルギーの多種多様さ、脱化石燃料への積極的な取組みは驚きです。


デンマーク ロラン島

産業転換で富裕な島に変身

 オイルショック後、ロラン島に原発建設計画が浮上。
しかし、国民は原発ではなく再生可能エネルギーを選択しました。
島は斜陽の造船業から風力発電産業の誘致に成功。
技師養成など雇用を創出し、20%にまで陥った失業率をみごと2%台に回復させました。
 現在、元原発予定地には風車が立ち並び、エコツーリズムの観光産業が盛んです。
農家は広い農地に自前の風車を設置し、売電で潤っています。
 

多数のスライドを使った「ドイツ・デンマーク視察報告会」の出前を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

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他、
「東電の電気料値上げに反対するはがき大作戦」 夕方の駅前で展開。
すごく好評でした。

「夢のみずうみ村」浦安デイサービスセンター見学記
バリアあり、豊富なプログラムあり、ユニークな取り組みで有名です。

「首相官邸前デモ」に参加して
私たちの大先輩、山本良子さんの報告記

県議会報告は
「カジノが千葉にやってくる?!」
カジノを千葉県内に誘致しようと森田知事は海外へカジノ視察。
県議会も研究議員連盟を作って、県議95人中54人がメンバーとなっているとか。
しかし、カジノは日本の刑法では賭博罪なんですよ。
なんだか世間の常識とは大きく違っている県議会の様子。
「議会の常識、世間の非常識」

佐倉市で今何が起きているか?
ダムより堤防が大事でしょ。

など、ぜひご覧ください。