進化する怪物たち

夢は母親塾

第 62話 たったの一言

2008-09-02 11:43:20 | 病気・事故
 すみません。いろいろとありまして・・。

 さて 前回三男が 病院に運ばれて ICUに入ったところまで

 でした。 緊急手術かどうか・・・

 ただ 待合室で 祈るだけでした。

 その間気持ち ・・・

 相手の車は 近所の人でした。

 三男が 一方的に飛び出した。・・・との事でした。

 では なぜ 飛び出したのか?

 もう 小学校2年にもなっていたのに  なぜ?

 一緒にいた 息子の友人は びっくりして

 逃げ出して帰っていました。

 今にして思えば その時の私は ずいぶん醜い

 憎悪のかたまりだったと思います。

 なぜ ? なで 飛び出したのか?

 子供同士の会話のいきさつを想像しました。

 「競争しよう!」この たったの一言が 


 一瞬にして 私の目の前を真っ暗にしてしまいました。

 
 あとから 駆けつけた 主人と息子達

 気持ちが動転して いた時 たぶん夜11時ごろ

 長男の言葉 「 いろいろあって 宿題ができていない
 
    どうしたらいい?」

 当時 小学校 6年生でした。

 その ことばにもショックを受けました。こんな時に・・・

 その判断も つかない子を育ててしまったのか?

 明日 学校に行って 担任の先生に今日の事態を

 話せば済むだけなのに・・

 その夜は 私が経験した中で とても長い夜でした。

 明け方 3時ごろ 手術はひとまず見合わせるという事でしたが

 意識がもどらず 点滴の為

 おしっこが 溜まってしまって 問題があるという事で

 チューブを入れる時 意識のない息子が

 悲鳴とも言える 悲痛な泣き声を

 聞くのが とても辛かった事を憶えています。

 
 
 たまたま 廊下を通った時 主治医の先生が

 ご夫婦に 何か話しかけてあす姿でした。

  遠くでしたが かすかに

 「残念です。・・・」

  医師の精神力とは どのようになっているだろうと

  その時 思いました。

       

 昨日の夜も ひさしぶりに長い夜を すごしました。

 今更ながら がんばりすぎる自分に腹が立ちます。

 子育てでは さまざまな事を経験して 乗り越えてきました。

 でも それ以外の事もあるのだと 感じています。

 次回の ブログも書ける 自分でありたいと願うばかりです。
 
 


コメント
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