進化する怪物たち

夢は母親塾

第 61話 脳内出血と ICU

2008-08-29 23:43:25 | 病気・事故
 さて 前回にひつ続き

 三男の 救急車で 小児病院に運ばれました。

 CTスキャン MRI 三男にすれば いつものお部屋

 その後 主治医の 脳外科の先生の話がありました。

 「脳内出血を おこしています。今 点滴で

 その出血がとまるかどうか 試しています。

 3時間程度して どうしても 出血が とまらないようなら

 夜中に 緊急手術をします。」

       

 
 すみません。 今日は 内容が重いので これくらいで・・

 今日は かなり疲れています。正直 ボロボロです。

 仕事の 難しさを 痛感しています。自分の未熟さ

 気配りの足りなさ お世話になった人に申し訳ない

 辛い 逃げ出したい。 責任を取るほうが・・

 自分を傷つけるのは 簡単です。

 所詮 会社員 ・・・ その場から 逃げるのは簡単です。

 やめれば その大変さから 簡単に逃げれる。

 「 プロは 決して逃げない事 」

 経営者は 絶対に 逃げることはできないのです。

 父も 絶対逃げませんでした。

  ふっと その言葉を思いだしました。


 どうすれば ・・・こんな日は 誰かにメールしたり

 電話したりして 自分を癒してくれる人を 捜す?

 いつまでも それでは いけないと思い なんとか

 自分で・・と思っていたとき

 HPの お気に入りに目が 行きました。

 数ヶ月前 長男が これまた 不思議な縁で

 お世話なった 原田 隆史先生の HP

  「仕事と思うな。

     人生と思え・・・」

 この 文字が 目に入ってきました。

 長男は 少しの間だけ 先生の

 教師塾の 手伝いをしていたことがあったのです。


なぜ その お手伝いをすることを

 許していただいたかというと

  「お前は かぎりなく 素直なところが

    昔の自分と似ている・。」


  多くの 人と関わってきたけど

  教える側として その人が成長する人かどうか

  見分けるのは 簡単だそうです。

  いっくら いい話をしても

  心のコップが上向いている人と

  下を向いている人

  素直であるか 自分の我から逃れられない人かどうか?

   子供の成長と同じで 人は誰でも自分の力で

   人が成長する姿を見たいと思う。

   そんな人には 魅力を感じて

   多くの人が 真剣に 心の会話を投げかけてくれるそうです。

   

 
 一ヶ月に 一度 ある金曜日

  夕方から 次の朝まで 大阪の古いビルの
 

 会議室で 全国から集まった 熱い想いの

 学校の先生が 一晩かけて 勉強される姿を

 見せていただく事ができたそうです。


 今の時代 学校の先生が どれほど大変か・・・。

 その中でもなんとか 生徒のために出来ることは・・

 皆 実費で 交通費を払って 参加されていたそうです。

 

 ふと 今日はその事を思いだしました。

 逃げ出すのは いつでもできます。でも

 私は プロになりたいと思います。


 

 
 
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第 60話 一瞬と冷静

2008-08-28 23:45:40 | 病気・事故
 さて 子育ても 順調に?

 長男は6年 次男は4年

 あれほど 病気を心配した三男も人並みに

 小学校 2年になっていました。

 

 今から 11年前 5月の大型連休が はじまったある日

 2階には 三男の友達と 三男と 次男がいました。

 にぎやかに TVゲームをしていました。

 飽きたのか 外で遊ぶことになったようです。

 「公園 行ってくる・・・」と 

 
 その 数分後 ・・

 近所中に鈍い 音が響きわたりました。

 「○○が 車にはねられた。」

 その 瞬間に主人が 外に飛び出していきました。

 そのすぐ後 意識のない三男を見たとき

 一瞬だけ ・・・ この子は 何のために

 産まれてきたのだろうと 思いました。

 でも 次の 瞬間 私は 自分でも 驚くほど

 冷静になっていました。 電話口で 冷静に状況を話し

 場所を伝えました。

 その後 駆けつけた 救急隊員の方に

 「体の 一部に硬直が見られます。

   片方も 瞳孔も開いています」

 その後 その後 救急車に乗り込みました。
 
 そこでの 私は ・・

  「○○君 少し痛いけど もうすぐ 小児病院に
     
     着くからねー。 お母さんここに おるけんね-。」

  「今ねー 信号やけん。 止まっとるよー。

    ○○、 すごいよ。 救急車のっとるんよー。
    
   かっこいいよー。 もうすぐ 着くけんねー。」

 
 今 思いだしても 恐ろしいほど 冷静な自分がいたと

 思います。 ただ 今だから思うのは 一瞬にして 
 
  この子を 救うのは 自分しかいないと 感じたのです。

   どんな事をしても 助けてみせる。 守ってみせる・・。


  母性だからこそ 働いた エネルギーなのだと思います。

       

 あれから 11年 文書にしたのは 初めてです。

 あの 一瞬を思いだすと 今でも 固まります。

 でも 文書にしてもいいとやっと思えるようになったのです。

 それが 自分の使命だと思えるようになりました。

 たぶん 私と同じような 気持ちの人が 日本全国に

 何十人 いや 何百人と広がろうとしています。


 今日も1日 お仕事に 子育てに皆さんがんばられた事だと

 思います。 

 
 私の場合 お布団にはいったら 一瞬にして(笑)

 眠ってしまいます。 でも ちょっとだけ ゆとりがあるときは

 「今日1日 家族が何事もなく暮らせた事を 
   
    心から 感謝します。」って 心の中で・・

 家族が 何事も無い生活がどれほど 幸せか

  私は 知る事ができました。 ですから 多くの人に

 伝えたいと 思っています。

 今日 1日精一杯がんばってる 皆さん ぜひ一度試してみてください。

 次の日 イライラせずに 済みますよ。



 毎日 笑ったり 泣いたり 怒ったり 辛いと感じたり

 人生を 楽しんでいます。


 そんな 自分を 愛しています。
 
 今日は ぜひ 布団についたら

  あの 言葉を 心の中で 唱えてから 眠りにつきたいと

 思います。


 
 

  
  

  

   

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第 59話 母親記念日

2008-08-27 23:11:24 | 子育て
 23年前の 今日 8月27日 長男が誕生しました。

 か弱く泣いてばかりの 小さな命は誕生しました。

 あの日から 母親と呼ばれる 毎日がはじまりました。

 実は 図らずも 昨日の夜 徹夜しました。

 どうしても 多くの人に  この母親になってからの

 23年間を 伝えたいので この時間を

 あらわす方法のために ひさしぶりに徹夜しました。


 ある方が そのパワーが凄いと表現されました。 

 え? だって たった一晩ですよ。たったの!

 出産して退院後 毎晩 毎晩 2時間程度しか

 眠れないこともしばしば・・

 それが 毎晩続くのです。
 
 ・・母親のエネルギーからすれば

 1回の徹夜ぐらい・・・

 たぶん 父親には わからないと思います。

 今日が長男の 誕生日だって すっかり

 忘れていましたが 本当に偶然です。

 でも どうしても 多くの方に 知ってほしかったんです。

 時間(年月)によって 23年あれば 

 か弱い小さな 赤ちゃんが 自分をとおりこして

 たくましい 大人に成長するんですよ。

 産んだときに 想像できましたか?

 絶対想像できません。 私達は 目先の事だけは

 理解できます。ただ 年月を認識するのが

 とても 下手だと思います。1年前の事をすら
 
 憶えていないのです。

 

 人生80年とすると その中の たったの

 23年で これほどの感動を味わうことが

 できるんです。これを 読まれている方が

 母親になる チャンスをお持ちの方なら

 ぜひ そのチャンスを活かして 

 その 幸福感を かみしめてください。

 世界中の どんなスポーツ選手よりも

 どの映画俳優さんよりも

 どんな 大金持ちよりも 
 
 ご自分の 息子のほうがかっこいいと

 思える 不思議な 母親の 心理を味わえるんです。

 

 実は 私は 数年間で かなりアクティブな 仕事が

 できるようになりました。

 その すべての 原動力は 母性以外の

 何者でもないと断言できます。

 まさに 母は 強しです。

 「自分の成長は 23年前から 始まりました」

 お誕生日 おめでとう!

 さっき 長男に メールしました。

 
 188センチに成長した 息子の

 画像を おみせできなくて

 残念です。 ・・・・親ばかの母でした。

 

 

 
 
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第 58話 かなしばりと高熱そしておまじない

2008-08-26 22:10:48 | プロフィール
 念願の一戸建てに 引越しました。
 
 引越しの荷造りから 手配から

 すべて 一人でこなしました。

 主人は 出張が多かったし

 自分でやったほうが気が楽でしたから

 それならと 自分で何もかもやりました。

 引越して 2週間 寝るのは 朝の3時ごろの毎日が続きました。

 やっと なんとか生活できる状態になった時

 約 5日間 高熱で 倒れました。

 親に健康に産んでもらって 5日間も高熱を出したことは

 初めてでした。 また かなしばりにあったのは

 出産の後が 一回と この時で 2回目でした。

 
 自分を責めました。 この土地に家を建てたことは

 間違いでは なかったのか?

 自分勝手な行動に ばちがあたったのかも?・・・


       

 さて 今日の画像は 私が 5日間寝込んだ部屋

 今は 息子達が 寝る部屋になっています。

 その時 とても恐くて この額の裏に お守りを入れたんです。

 今も この額は その部屋にあります。

 お守りを 入れてからは かなしばりに苦しむことも

 なくなりました。

 あまり お守りを持ち歩くほうではありませんが

 本当に 不安で壊れそうな時は お守りや

 おまじないも 効果があるのではと思っています。

 子供が小さいとき よくやりました。

 「痛いの・・・ 痛いの・・・ 飛んでけー!」

 指先の パワーを 信じたいですね。


 

 
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第57話 念願の一戸建てとゲーム

2008-08-25 22:28:42 | 子育て
 いろいろありましたが 我が家は 

 夢のマイホームを手にいれる事ができました。

 広い空間 のびのびとした 子供部屋

 けっして高級感は なかったけど

 我が家にとっては 充分でした。

 今までTVは 一台だけでしたが

 2台にしました。 大人の見るテレビと 

 子供達が見る テレビ

 違って当然 これで リビングで

 落ち着いて 自分の見たいテレビを見ることができる。

 一番の 自慢は 13.5帖の 子供部屋

 男の子3人だったので

 3台の机を 学校みたいに

 並べることによって ・・・3人の連帯感が

 出来てきたこと  

 例えば 夏休み・・・

 朝から 長男が勉強していると 他の

 二人も 勉強する時間だと思い込んでいて

 3人のリズムができた事でした。

 家が狭いときは 友達もあまり呼べなくて

 かわいそうだと思っていました。

 でも 新築してから 友人は 多くくるように
  
 なりました。2階なら 大人から邪魔されることなく

 子供達だけの世界でした。

 ただ 問題もありました。

 兄 二人が バスケットのスポーツ少年団に行ったりすると

 三男は いつも一緒のお兄ちゃん達が いない時

 逆に 一人で孤独でした。友達を呼ぶことも

 ありましたが 一人の時間が増えた事も事実でした。

 そんな時 何をするかというと

 TVゲーム 親もパートに出ていたりすると
 
 平気で 3時間ぐらい ゲームをやっていました。

 母としては ゲームなんて 意味がないと思って

 イライラしていました。いくらゲームがうまくなっても

 現実の世界で 役立つことなんか 何もない

 ゲームに 1日 3時間 かけて 1年間に失う時間は・・?

 現実の世界で いくらでも学ぶことも多いのに

 ゲームの世界なんて 本当に意味がない。

 それなのに 何度言っても 子供は ゲームに夢中でした。

 バーチャルの世界のゲームは あくまでも作り物

 現実の世界で 学ぶことのほうが 人生には

 役に立つ・・・

 人生もある意味 ゲームのようなものかもしれませんが

 リアルな世界だから 喜び 悲しみ 怒り 寂しさ 愛情 痛み 感動

 努力 屈辱 劣等感 達成感 忍耐力を

 経験すれば それだけ 人は成長できます。

 でも しょせん TVゲームの世界を 何百時間経験しても

 人の成長は ないと思っていました。

 三男とは ゲームの事で 衝突しました。
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第 56話 お金?時間?どっちを選ぶ

2008-08-24 22:26:20 | プロフィール
 長男が バスケットをはじめて より一層

 一戸建てがほしいという思いは 強まりました。

 理由は まわりに気兼ねなく バスケットが家でも
 
 できる環境・・・・理由は かなり単純でした。

 バスケットゴールのある家 ただそれさえ

 かなえたいという思いだけでした。

 
 やっと やっと土地が見つかり

 それから 約2週間で 家の契約をしました。

 今にして思えば もっとよく比較したり

 すればよかったと 後悔ばかりです。

 一番最初に その事に気が付いたのが

 ○○銀行で 住宅ローンの話をした時

 貸付の 支店長代理の方に しっかり叱られました。

 「お金の流れも知らないのに 家を買うんですか?」

 当時 貯金が 約1000万円程度になっていたから

 なんとか 買えるだろうと思っていたんです。

 土地と建物で他諸経費 約 3200万円

 土地さがしに 長い間夢中になっていたので

 その他事を 全然知らずに 土地と家の契約をしたのです。

 頭金が払えるかどうか?

 月々 ローンを払えるかどうか?

 単に それだけでした。 

 その 支店長代理さんから かなり厳しく説教されて

 それから 必死でお金の勉強を初めました。

 お金と 時間(年月)の関係を知りました。

 女性は とかく目先の事しか理解しようとしません。


 例えば その頭金の 1000万円はどの タイミングで

 払えばいいのか・・?

 いつ 払っても 一緒に思っていました。

 家が 建つのは 約半年かかります。

 土地の お金を先に払わないと 自分と土地には

 なりません。 その当時 土地だけで 1500万円

 と言う事は 500万円足りない

 そのお金は 銀行? でも銀行は

 出来上がった 家と土地を担保にして住宅ローンを組む

 ? ? ? ? 当然のことながら 

 一時的に 別の金利が かかるのです。

 支払った金利は 数十万円にもなりました。

 知らないという事は 本当に損をします。

 さて 頭金1000万円 よく貯まったと思います。

 今なら 絶対無理だと思います。

 今から 20年前 今年20歳になった 息子が生まれた頃

 バブルの時期でした。金利が 6%いやもっとかもしれません。

 100万円が 10年に 200万円になる時代。

 今は 0.03%・・

 この前も 書いたと思いますが お金と

 時間(年月)をもっと もっと理解すべきです。

 お金か 時間どちらかだけくれるといったら

 どうしますか? 

 お金から 時間は 生まれません。

 でも 時間からお金は生まれるのです。

 私は 迷わず 時間を選びます。

 今 この時を 大切にしたいですね。

       

 今年次男が 20歳を迎えたことから・・・

 自分の 20歳の成人式を 思い出しました。

 当時 1月15日 その頃 自営業手伝いで 家具やの

 手伝いの日々でした。 ちょうど その日は

 大切な お客様がこることを 遠方の配達があるので

 家族が 家にいませんでした。

 朝早く 美容室に行って うまれて初めて 着物を

 着ました。 その後 成人式に

 地元の 市民体育館でしたが 幼い頃の
 
 友人といっても・・・

 仕事の仲間も 自営業で いるわけもなく

 成人式が 終わって 写真を撮る事もなく

 誰かに見てもらうわけでもなく

 寂しく 切ない思いすら 気が付いてもえず

 はきなれない 草履で 自宅に帰りあわてて

 着物を 脱ぎ捨て その後

 美容室に行って 強めのパーマをかけて

 大人になりたいと思った事を ふと思いだしました。

 ずいぶん 昔です。でもその時の気持ちって

 そのまま よみがえってくるんですね。

 時間を取り戻すことは できませんが

 その感情を取り戻すことは できるんですね。

 お金 時間 感情・・

 結局 一番大切なのは 感情なのかもしれません。
 
 

 

 

 
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第 55話 鳥弁全部

2008-08-23 22:15:19 | 子育て
 前回のスラムダンクから 我が家のバスケット生活は

 はじまりました。これで 長男も たくましく

 成長できるはず・・・・でした。

 ところが ・・・・人間そう 簡単には

 変わらないものです。

 バスケットが 上達して かっこいい たくましい

 長男に ・・・。

 世の中 そんなに甘くない

 理想と現実は かなりかけ離れていました。

 まず 最初に つまずいたのが

 バスケットボールの技術ではなく

 長男の 敵は 「鳥弁」でした。

    

 その頃 練習試合に行くと 決まって

 お昼は 決まって 鳥弁が出てきました。

 チームの役員のお母さんが まとめて

 買ってくれました。もちろん 練習試合にでるわけでも

 ない長男も 1日 じっと座っているだけ

 それでも チームと一緒に行動する必要があるのです。

 長男は そんな時 ほか弁の とり弁が 半分ぐらいしか

 食べられない状態でした。小学校 4年生の男の子で
 
 あのお弁当が 全部食べられない ・・・

 
 ある時 津田で 大きな ミニバスケットボールの大会が

 あった時 ある役員の お母さんに言われました。

 お宅のお子さんは バスケットには むいていない。・・

 お子さんがかわいそうだから ・・・無理しないほうがいい。


 ショックでした。 かなり・・

 と いうのも 私が 高校時代 家庭環境が私を苦しめて
 
 いた頃 バスケットをしている時だけ 本当に楽しいって

 思えたんです。私の 通った高校は 女子バスケがなく

 いつも 男子バスケ部と一緒に練習していました。

 ( あ だから 女性らしさより 男前的行動が 見についた?)

 まあ そのバスケットは もちろん弱小チームで

 試合も ほとんどなく それでも最後の公式試合

 ボロボロに負けて たぶん 80対2ぐらい

 私が入れた 1ゴールだけで 試合が終わったんです。

 弱かったけど バスケットは 楽しかった。

 その次の日 学校で 1日中 机にうつむいて

 泣いていました。結構 優等生だったのですが

 先生の話を 全部無視して 泣いていました。

 目が 空いているかどうかわかならいほど

 まぶたをはらして 泣いた事を いまでも忘れません。


 長男に 小さな期待を かけましたが・・・。

 今にすれば どうでもいい事ですが

 親って 小さな事でも気になるんです。

      

 今日は 丸亀の バサラ祭り?

 夜 花火が見えていました。 ひさしぶりに

 何かを見て 「 すごい!きれい」と感じました。

 どちらかと言えば そんな感性を 忘れていた自分に

 気が付き りっラックスは 必要だと思いました。

 
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第54話 スラムダンクとの出会い

2008-08-22 23:09:46 | 熱き心
 長男が 小学校3年になった頃

 そのJリーグが 急に人気がでてきた頃でした。

 長男は 走るのが速かったからサッカー・・ いいかもしれない。

 3年生になった長男は やせっぽちで 気が弱く おとなしく・・

 食が 細く・・・大丈夫かな こいつ・・そんな思いから

 スポーツをさせたいと思いました。

 サッカーシューズや ソックスを購入して 親は はりきりました。

 ただ 長男の反応は・・・?

   「サッカーは雨がふっても練習がある 夏休みも練習がある・・」

  不安そうな顔を していました。・・・・

 そこで 母ちゃんは ・・かわいそうに・・・と思ったんです。
 
 たった 一回で サッカーやめてしまいました。・・・

 その頃 スラムダンクの まんがが 子供たちには人気でした。

 けんかばかりしていた ヤンキーの桜木花道が 春子ちゃんとの
 出会いから 春子ちゃんに 喜んでもらいたいの一心で
 バスケットに のめりこむ 楽しいお話です。

 リバウンド(ゴールに入りそこねたボール)王 になっていく
 お話です。

 その 楽しいお話が 我が家では 超人気でした。
 
 12月 たまたま友人の息子さんが バスケットボールの
 スポーツ少年団に入っているという事を 聞いて見学に行きました。

 その バスケットとの出会いが 

 我が家全体を 大きく変えていくのです。このバスケットとの
 出会いがなければ ・・・ 考えると恐くなります。

       

 リバウンド ・・・近頃 仕事が忙しく この言葉を
 
 忘れかけていました。

 「リバウンド」 というプレーは 一回目のシュートが入らないとき

 その落ちてくるところを 計算して だれよりも高く飛んで
 
 そのボールをキャッチ また シュートをする。

 また 失敗したら 何回でも あきらめず ボールに飛びついていくんです。

 久ぶりに 思い出したら なんだか 胸が熱くなってきます。

 あきらめることなく 一個のボールをおいかけていく

 そのひたむきさ・・・ いくつになっても 

 そのひたむきさを 忘れたくないですね。

 また スラムダンクという本との出合いにも感謝しています。
 
 楽しみながら 何かに夢中になって どんどん成長できる

 そんな生き方に 憧れますね。

 今日は 少し読んでから 眠るのもいいかも・・
 
 

 
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第 53話 家がほしい

2008-08-21 23:21:11 | 子育て
 今日の 画像は 三男 3歳ぐらいの時かもしれません。

 背中のマントは 三男お気に入りのパンマン
 子供って 自分のお気に入りのものを触っていると
 気持ちが 落ち着くってあるんですよね。
 三男は 入院中から このアンパンマンのタオルケットを
 いつも 敷いていたので このタオルケットが
 特にお気に入りでした。 本人に聞くと 中でも縁の水色のところが
 とても気持ちいいそうです。

 長男の場合は ツルツル・・・
 これは 我が家だけの用語
 8月27日産まれの長男が 5ヶ月 6ヶ月ぐらいの時
 おっぱいを飲む時 手に触れたのが ツルツル・・

 何かというと 冬に私が来ていた 赤い半天の裏地
 この裏地を触ると 気持ちが落ち着いたようです。

 次男は 「お耳ぐーぐ」 
 文字どうり 人の耳を触ると とても落ち着くと
 いのもので 家族全員が このお耳 ぐーぐの犠牲者です。
 現在 彼は 190センチ 85kgぐらいでしょうか?
 体は 大きいけれど かなりの 甘えん坊です。
  
 さて 話がかなり 脱線しましたが
 子供が大きくなるにつれて 家に対する不満が ストレスになって
 いきました。
 

 いつも 住宅雑誌を見たり 不動産やさんに電話をしていました
 子育ての ストレスを 家を建てることによって
 解消できると思っていました。

 当然 貯金もがんばってしました。
 その当時 金利が 6% 7%程度あったように思います。

 例えば 100万円 預けると10年間で 200万円になると
 いう時代でした。

 ただ 家を最初から 建てようと思ったわけでは
 ありませんでした。 私達は 福岡出身だし
 主人は 長男 いつかは帰るかもしれないので
 とりあえず 借家でも 広いところ
 子供達の生活環境を 整えて
 のびのびと 友達をいっぱい呼べる家が
 ほしかっただけです。

 捜しました。2年程度 かかったように思います。
 こだわったのは 学校校区 その当時 スポーツ少年団で
 バスケットを始めていましから どうしてもその校区に
 したかったというわけです。


       

 結果 坪36万円の土地を買う事になるのですが
 今考えると かなり高いです。今なら 半額以下かもしれません。

 でも 子供達にとっての 10年間 例えば 12歳から22歳
 この 10年間は もう2度と戻ってこないのです。
 結果的に 高い 安いというのは その年月が 家族にとって
 有意義に過ごせれば 単に高いというものさしでは 計れないと
 今は 思います。

 今 この時間自分にできること 精一杯 やりきりたいと思います。 
 
 
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第52話 親の期待

2008-08-20 21:26:53 | 子育て
 さて 今日はいきなり画像の説明から

 たぶん 長男小学校 2年生の時です。

 市の運動会で 地域から代表になった時の写真です。

 母親の全ての時間を費やして だんだん大きくなる子供も

 小学校に上がった頃から それぞれの個性が見えてきます。

 頭のいい子 絵や作文がうまい子 スポーツが得意な子

 子供の中の人気者 

 親としては 何でもいいから 他の子より目立つと

 他ではなかなか経験できないほどうれしいものです。



 その喜びは 例えば ・・・

 独身の女性の方の立場の方から考えると(感情移入すると)

 大好きな人から アクセサリーをもらうぐらいうれしいものです。



 そして その後は 大きな夢を広げて毎日楽しくなれるんです。

 この子は 将来この方面で活躍できるのでは・・

 どこか 教えてくれる人はいないのか

 どんな訓練をすれば・・

 もっと もっと 能力を伸ばすためには・・どうすれば

 世にいう 親ばかというやつです。



 これを これまた 独身の女性に例えると

 そのアクセサリーに合う服は何なのか?

 お化粧は どういう風に変えたらいいのだろうか

 このアクセサリーの好みからすると相手は 

 どんな女性が 好みなのか?とどんどん広がるのです。


 ところが 今度は 2年生の長男からすると

 どう感じるかというと(これまた感情移入すると)

 親の 期待に必死で答えようと 緊張も極度に高まって

 なんとか なんとか結果をださなければと

 平常心でなく 物ごとを 一方方向からしか

 みれなくなる。

 ずいぶん前に ブログに書いたと思いますが

 私のわかりやすさに こだわる脳

 子供達が幼い頃住んでいた 家の壁にはっていた

 数字の絵について この前電話してきた長男が

 言っていました。

 「ブログを見て思いだした。 壁にやたらと いっぱい貼って

 あった。記憶をたどると 憶えんといかんと思っていたから

 かなり 嫌だった。 ・・まあ 今にして思えば

 懐かしいけど・・。」

 そうなのです。 立場が違うと 親としてはいい思っても

 本人にすれば 負担になる事も多いという事を理解するべきです。

 
       

 さて 2日間お休みをしていた事の おわびですが

 正直 この二日間は 私にとっては かなり長かったです。

 今日は 感情移入という 表現を 少し多く使いました。

 この 「感情移入」ということばが 2日間で 学習したことばです。
 
 わかりやすく言うと 相手の立場にたって考える・・

 単に 考えるだけでなく その後の広がりをもって想像できる状態

 なかなか 難しい事です。ついつい自分の立場からしか

 物事を見る事ができなくなります。

 教えてもらっても ついついすぐ忘れてしまうので

 日常で使う必要があると思います。

 この 「感情移入」を知るために 無くしたものは

 想像以上に大きかったです。痛みが消えるまでには

 かなり時間がかかりそうですが・・・。

 

 今回のことで 物事を違った角度から見れるように
 
 なった事も収穫です。


 痛みを感じたぶん 成長しないと ・・

 これが 子育てで得た 私の基本です。

 3日前の 自分を振り返る事なく

 前を 見て歩きだしたいと思います。

     ・・・ やっと 少しだけ 成長したかもしれません。
 
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