進化する怪物たち

夢は母親塾

第895話 もしTVがなかったら

2010-11-02 00:03:46 | 微妙を感じる
近頃の私の生活は ほとんどTVを見なくなってしまって・・・

夕食の時 ほんの少し見ている程度です。

ほんの少ししか見ない番組で キャスターが変わっただけで

まったく空気が変わったことに気がつきました。




そもそもなんで TVってコロコロと 変わるんだろうね。

知らず知らず TVから受けている影響が大きいだけにふと そんなことを感じました。



ドラマなどは 10回から 12回で終わるものばかり

新しいものが 始まったかと思うと ピークがあって そろそろ終盤にさしかかる。



知らず知らずに そんなサイクルに慣れてしまっているようで・・・・

もちろん 営利目的であれば 視聴率も関係するから当然かもしれないけれど

なぜか そこが気になりだした。

今 夢中で 私のルーティンの筋肉強化を図ろうとしているところですが

考え方としては 深く掘り下げて見えてくる感覚を 得たいのです。

しかし TVは 正反対で 手軽に簡単に もっと新しいもの もっと過激なるもの ・・・が

何の苦労もせずに チラ見できるのが TVです。

日本人は なんで 新しもの好きなんだろう?って 思ったら

同じような疑問をもった人がいたようです。

ネットを たどっていくと

大手といわれる広告代理店が 1970年代に 戦略十訓としていたもの

 
  1. もっと使わせろ
  2. 捨てさせろ
  3. 無駄使いさせろ
  4. 季節を忘れさせろ
  5. 贈り物をさせろ
  6. 組み合わせで買わせろ
  7. きっかけを投じろ
  8. 流行遅れにさせろ
  9. 気安く買わせろ
  10. 混乱をつくり出せ
 という 戦略10訓が 目に飛び込んできました。

 
 言葉につまりますよね。




目先の事だけは 気になるけれど 20年先までは考えていない

目に見えるものは 信じるけれど 見えないものは信じない

問題そのものには 光を当てるけれど 本質的根っこの部分までは関係ない




なんだか TV思考と 私たちの日々の考え方って

とても似ているような気がしてきました。

新しいもの 目新しいものが 脚光を浴びる

過去のものは たまに「懐かしい」の 光を当てる程度



うまく表現できませんが

どの番組がどうのとか そんな事ではなくて・・・。

難しい・・・。





言いたいのは TVに与えてもらうのではなく

感動できるもの 心が震えるもの 心がわくわくするもの 背筋がぞくぞくするような感覚を

自分で 見つけること。

簡単に 与えられていることに とても疑問を感じているところです。





春菊の葉に しがみつく虫



そこには この虫なりの ドキュメンタリーがあったにちがいないのです。

なぜか 気がついたら 店さきに並べられて

なぜか 気が付いたら 薄暗い冷蔵庫に 4日も入れられて

誰も 気がついてくれなくても仕方ない・・・と覚悟していたけど

でも ちょっとだけ気がついてくれたら・・・そう思って

ビニール袋に中で願っていた。


と そんな感じかもしれません。




昨日の雨も すっかり上がって



ピーカな 1日となりました。




秋の変わりゆく変化 1日1日を 味わいたいところです。
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