萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

「モロッコの食卓」 への誘い(いざない)

2010-12-08 01:40:08 | 推薦します!
タジン鍋って皆さんご存知ですか?
最近、飲み会があってそこで初めてタジン鍋の蓋を開けて、蒸されたと思われる野菜を食べて唸りました。

野菜の旨味が逃げない調理法なのでは?と興味を持ちました。
加熱する温度、時間、水分量などの影響やスパイスなどの種類でも味や料理の雰囲気を変えることもできるのかも?とか、彩りの良い、その調理器具と思われる鍋が、そのまま食器としても機能しているので、『こういうのって蒸篭(せいろ)などと同じように、趣きがあるよなぁ~。一体どこの国の料理なんだろ?』とかとか思っていたのでした。


そうしたら、ブログで知り合ったセシリアさん。セシリアさんは色々な国の料理に興味を持ちつつ、実際にその料理をドカドカと自作されてしまう方なんですけど、お友達にモロッコ料理の本を執筆された方とも親交が深いようで、(実際には色々な国に住む方々とも交信されているんですけど。。。)、その本を紹介されていたのでした。その表紙には、綺麗な漆黒に艶のあるタジン鍋が写っているではないですか!!私はそこで初めてタジン鍋=モロッコの料理と知ったのでした。

いやぁ、、、本の内容ですけど、これ単なるレシピ本ではないですね。
日本(家庭でのガスコンロ)で再現する場合の注意点や、鍋の選び方など、モロッコの習慣やスパイスの紹介や入手できる店の紹介などなど、また何といっても写真がとっても美しい。光と食材と食器の照り方が抜群に綺麗な本です。
クリスマスに鍋と一緒に家内にプレゼントしようとか思っていましたが、すぐさまあげて自分も読んでいます!

タジンのレシピを何編か読みましたが、基本煮込む。少し炒めてやはり煮込む。
この工程ならば、男性でも食材とスパイスを用意し、タジン鍋でタイマーを片手にすぐさま試せそうな料理に感じられて、とても楽しそうな雰囲気のレシピです。
代表的なスパイスを購入しさえすれば、お肉と野菜とで一気にいけそうです!
Go ahead!

そしてとても期待したいのは、このお鍋で煮込んで出来上がった食材の柔らかさと味の浸み込み加減。
まずはどんな具合に出来るんだろうとワクワクするようなレシピ集です。写真からはなんとなく口の中でホロホロと崩れていきそうな感じに!

うぅぅぅ 涎が・・・!!

また食材の中のクスクス、これを一度食べてみたくて仕方なくなりました。
味が想像できないのですが、主食ですよね?でも香りとかどんななんだろ!?

そして珈琲研究会出身者としては、シナモンとブラックペッパーを加えたコーヒーを是非とも試してみたいなぁと思いました。少しチャイに似ているかな。。。でもブラックペッパーでしょ?これは独特な香りと痺れを楽しむ飲み物だなぁとか想像しています!


皆さんもこの本をお手にとって、料理や食べ方のバリエーションを増やしてみてください。きっと人生が豊かになるに違いありません。
調理方法やトライしてみたくなる未体験な食材の組み合わせ、各国の伝統料理などからもその知恵を拝借させてもらおうではありませんか。

世界にはまだまだ多くの未体験が待っています!一つの扉を開いてみる!料理は生活の中での一つのほんのささいなもの/ことなんだけど、脳味噌の活性化には絶対必須。旨い物を食べたい!この欲求が人間を前進させていく原動力の一つなのだと思いますです。。。はい!


ブラボー!


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著者エットハミ ムライ アメドさんのブログはこちらです!
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