Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

手をつなぎたい

2013-12-05 00:30:00 | コラム
乾燥肌、なのである。

春~秋の時期は「ふつう」程度、、、つまり「ほどよく湿り気を帯びている」のだが、冬になると死人? のような感じになる。

どれくらいひどいかっていうと、うーーーんと昔の話、
ある犯罪で警察の世話になったことがあるのだが、指紋登録の際、最新のマシーンでも読み取れなかったのだ。

「なんだアンちゃん、どんな仕事してんのよ?」
「えっ」
「これ最新の機械なんだぞ、それでもNGが出るんだからさ」
「…」

では、どうやって指紋を取ったのかというと、ジジイの警官のキッタネー手でクリームを塗りたくってもらったのである。

「俺は風俗嬢でもないのにさ、なんでアンちゃん相手にクリーム塗らなきゃなんねんだ?」

というぐらい、ひどい乾燥肌。


このカサカサが、日常生活でどんな影響を及ぼすのか―。

基本、女子とはイチャイチャしたい人間である。
肌を触りあって、触りあって、触りあう。朝は触りあい、昼も触りあい、そうして日が暮れていく。

そんな人間だからして、手をつないで歩くことが大好きだ。

だが冬のあいだだけは、積極的に手をつなごうという気になれない。

自分から「つなごう」とはいわなくなるし、そもそも春~秋のあいだは「つなごう」なんて向こうの意思を確認することなく、こっちから勝手に手を奪って? いた。

・・・のに、冬になった途端、消極的になる。
向こうから「つなごう」といってきた場合、それを拒否することはないが、なんとなく渋い顔をしている(はずだ)。

で、イイワケを発するようになった。

カッサカサだよ、と。
アッレアレだよ、と。
バンソウコウ貼りまくりだよ、と。

バンソウコウ―実際にそうで、この時期から春まで手放せなくなる。
100枚入りでも1ヶ月もたないのだ。


そんなキッタネー手で、女子の柔らかい肌に触れていいのか。
失礼なんじゃないか。
嫌われやしないか。

そういう劣等感が、この季節にだけ生まれる。

だから、これだけ助平なのにエッチにも消極的になってしまうわけで。
若いころからそうで、風俗にはまっていた時期でさえ外出までひかえていたり。

じゃあ春が早く来てほしいかというと、春は春で花粉が待っている。

あぁ・・・。

生きるって、つらいですなぁ。


自分だけの究極の選択として、
乾燥肌の冬と花粉症の春、どっちがマシなのかを選んでみる。

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くしゃみしても鼻水垂らしても涙目でもエッチで失礼はしないと思うので、まだ春のほうがマシだろう。


ごめん、ふざけられないオチで。
こればっかりは深刻になっちまうので、ジョークも考えられないのだった。


画像?
4年前の年賀状から。
動画?
♪ 手をつなぎたい ♪ という歌詞が出てくるので。




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明日のコラムは・・・

『黒澤を、書く。』

コメント (1)
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