Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

~事故により、特別編成でお届け~ タイムスリップ! 借金完済の日に観たい映画

2013-12-16 00:30:00 | コラム
怪我4日目―。

快便派の自分が未体験の「4日間にわたる便秘」。

身体的というより心理的なものだろう、
しかしきのう、頑張って頑張って振り絞って振り絞って、やっとうんこちゃんが出てきた。

第1号が放出? されれば無問題、もう止まらない、いちどで流し切れないほどのうんこちゃんが溢れだす。

ふぅ、一安心。

だが、ケツがうまく拭けない。

ガッデム!!!


さてきょうの再録は、約1年前にアップした「借金完済の日に観たい映画」コレクション。

では、どうぞ。


(1)『ノーカントリー』(2007)

極悪人ではない「フツーの男」が、200万ドルの現金を見つけたら・・・という物語。
しかも現金のそばには、死体の山と大量のヘロイン。

現金だけだとしたら、持って帰るひとのほうが多いかもしれない。
しかし死体とヘロインを見て怖気づくひとが6割くらいか、主人公(と、いえるのかどうか)は残りの4割に入るようで、迷うことなく200万ドルを持ち帰ってしまう。

そこから始まる、悪夢のような連鎖殺人。

『ファーゴ』(96)もそうだったが、コーエン兄弟は、この手の物語が抜群に巧い。

(2)『ウォール街』(87)

(自分には)縁遠い世界を、才気走ったころのオリバー・ストーンが分かり易く提示してくれた娯楽映画。

インサイダー取引のからくりも、この映画を観て理解した。

(3)『あなたに降る夢』(94)

チップを払えない警官が、ウエイトレスに宝くじが当たったら「折半しよう」と申し出て・・・というコメディ。

ありえないっちゃあ、ありえない話だが、善意を信じたくなる優しさに溢れている。

(4)『闇金ウシジマくん』(2012)

闇金に「甘んじて」騙されたことのある自分にとっては、ヒトゴトではない。

真鍋昌平の傑作漫画を映画化、テンポのよい描写で一気に見せるが、これ楽しめたのは自分が完済人になったから、、、なのだろうと思った。

大島優子も、まぁ…頑張っていたよ。

(5)『天国と地獄』(63)

黒澤の最高傑作。

運転手の息子を救い出すため、1千万を投げ出さなければならない権藤さん。
刑事に協力し、バッグに細工をする彼が「これで昔に逆戻りだ」と呟くシーンにジーンとくる。

(6)『カジノ』(95)…トップ画像、文末動画

ニューヨークを描き続けたスコセッシが、ベガスを撮る。

金の流れをワンショットで捉えるシーンだけで、入場料のもとは取っているかと。

(7)『狼たちの午後』(75)

金がないなら、奪ってやるぜ。
数ある銀行強盗映画のなかで、自分が最も愛する作品。

パチーノもいいが、この映画のジョン・カザール、真の狂人に見えるほど怖い。

(8)『のるかそるか』(89)

競馬狂の中年男を案内人に、この世界の醍醐味を分かり易く見せてくれる。

ギャンブルはやらないが、はまる理由、なんとなく分かる。

(9)『レインマン』(88)

ピンチは兄の能力と、ベガスが救ってくれた。

カジノが認められている国だと、こういう展開もありなのか―と感心した。

(10)『シンプル・プラン』(88)

構図としては『ノーカントリー』と似ていなくもないが、もっと小規模な人間関係のなかで、しかしやっぱり「金」によって狂わされていく男女がリアルで興味深い。

いちばん怖いのは、ブリジッド・フォンダだった。


※ジョークのような、デ・ニーロの衣装




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明日のコラムは・・・

『未定』

コメント (3)
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