fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

「夢」(加藤了楓・書)

2016年01月23日 | 日記
      

 加藤了楓(りょうふう)氏による書。本年元旦の秋田さきがけ新聞に載ったものだそうです。
 加藤先生は、私の中学時代の恩師です。中学時代って、もう40年以上も前・・・半世紀近く前のこと。実は私はあまり同級生の顔や名前も、よほど親しかった人でないと覚えていません。先生にいたっては、中学時代の先生で名前が思い浮かぶのは、加藤先生くらい。なんてことでしょうか。担任の先生すら、お顔は思い浮かびますが、名前はあれ? という感じ。
 加藤先生は、当時男子体育の先生、そして陸上部の顧問の先生でした。つまり私にとっては、担任でもなければ、教科すら教えていただいたことはない。部活の先生です。
 でも、中学といえば部活が真っ先に思い浮かぶほど、その部分が濃密で、かつ加藤先生はすごーく近所だったのです。
 陸上競技部、当時、全国ジュニア陸上に出場する子がいるくらいで、かなり強かったのです。私はその中で、そこそこという程度でしたが、まじめではあったので(はっきりいって、やれと言われたことはやるというだけでしたが)、朝練などもしていて。(先生もお若くて、熱心だった)夜も帰りは真っ暗な時間になっていましたっけ。

 と、とりとめもなく書きましたが、じゃあ先生とずっと交流を持っていたかというと、それもそんなことはなく。このたび、秋田へ行ったとき、連絡をさせていただき、おじゃましました。こんな教え子を、あたたかく迎えてくださって、ありがたかったです。

 そして、こっち。

  
 色紙をいただいてしまいました!! 
 これも「夢」です。4枚違う「夢」を見せてくださって。迷わずこれを選びました。

  夢というのは形のないものですが、こうして力のこもった文字を見ていると元気が出てきます。いつも見えるところに飾っておこうと思います!!
 世界堂に行って、額を買おう。

 話は前後しますが、先生は小学校の校長先生を経て退職された後、今は陸上競技からは離れ、書家としてご活躍されています。自宅でお弟子さんに教えてもいらっしゃるのでした。それには確かに驚きましたが、でも体育の先生だった方が書家になるというのは、とても得心できることでもあるのです。
 書って、体がしっかりしていないとできないと思うのですよね。もちろん、精神的にもですが。
 
 写真の二枚、二枚とも、すごくいい! 
 「夢」を失わず生きていきたいと思います。
 すごいなあ。(なんども言い過ぎ?)