先日の日野市立図書館主催の講演会のアンケートを送っていただきました。
正直言って読むのがドキドキでしたが、読み終わって、感激。
私は何度も作家さんの講演会を聴きにいっているのですが、こんなに真摯なアンケートを書いてきたことがありません。(これからは、もっと書こう)
本当にありがとうございました。
アンケートからの抜粋です。
・お人柄の感じられる優しい講演で、聞いていてふんわりしてきました。「しゅるしゅるぱん」が大好きになって、どんな方が書かれたのがお会いできるお話が聞けるのを楽しみにして来ました。良い時間をすごすことが出来ました。これからの本も楽しみにしています。出版社の方のお話も良かったです。
・日野との関わりを最初に伝えてくださったこと。・作品づくりのエピソードが具体的で興味深かったこと(多摩動物公園へ行ってみたくなった。)・自作の読み聞かせが心地よく、耳からの読書を味わえた。・子育て中の母親への応援メッセージがあたたかかった。
・日野での散歩途中に蔵をこわすところに出会い、中に入れてもらい、写真を撮り、話を聞いたとの事、本作りの中で日常から沢山のベースで作り上げて来たことに感激しました。「自然から触発されて・・・」というお話が心に残りました。
・恥ずかしながら、講師のことを知らず、作品も読まず講演会に参加しました。日野市在住の方として、他の人には描くことのでない、土の香りや風の音が聞こえるような物語を今後もつむいでいただきたいと思います。とても楽しいひとときでした。
・「よあけ」の紹介良かったです。
・最近本を読めていなかったので、読みたくなりました。
・幼い頃に、本にのめりこむ経験が持てることは幸せなこととあらためて思いました。自然は大切ですね。
・おおぎやなぎさん作の童話のよみきかせが聞けてよかった。・子どもに本を読み聞かせている母親自身が救われていたという体験話が印象的だった。
・自然に話される様子とても聞きやすかったです。日野を愛していらっしゃることがお話から湧き出てくる様でした。どこも自然が段々無くなって行くのはさびしいことですね。
・子どもの頃一冊の本にのめり込んで想像の世界が広がった幸福感を思い出しました。一冊でもそういう本と出会ったことがあれば、その後大人になっても人生を豊かにしてくれて心を支えてくれると思います。「しゅるしゅるぱん」も久しぶりに夢中になって読みました。これからのおおぎやなぎさんのご活躍を応援しています。
・おおぎやなぎちかさんのやさしいまなざし(動物や人に対する)が感じられるお話でした。他の著作も読みたいと思います。日野に来て下さってありがとうございました。
・作家の方の講演会に初めて参加しました。子育てもしてきて、特別ではなく、普通にきちんと暮していた方だと感じました。「しゅるしゅるぱん」だけでなく、日野宿の絵本も、読んでみたいと思います。最後に一冊の本にたくさんの人が関わっているというお話に、はっとしました。物を持ちたくないので、本は図書館利用ばかりですが、気に入ったものは、手元におくのも良いなと思いました。
・子どもに読み聞かせする母の心情、共感しました。忙しくてゆっくりえらべる時間ないなと思っていたけど、子のためにも自分のためにも選び、よむ時間を作りたいと思いました。
・日野とのかかわりについてのお話がとても興味深かったです。今までのいろんな経験が基になって、作品が生まれたのだなと思います。大学時代に赤毛のアンをすすめた友人から、「子どものころに出会いたかった」という感想をもらったことなども思い出しました。私の一冊は「百まいのきもの」(今は百まいのドレス)です。
・正直本を読むことがあまりなかったのですが講演を聞いて、本を読むことに興味を持ちました。幼児教育にたずさわっているので、子どもたちに絵本を沢山よんでいきたいです。また、動物園に年に一度は行っていますが、お話を聞いて動物園の今までとはまた違った楽しみ方が出来そうです。
・本との出会いや本の世界にひたって楽しんでいたお話など、とても共感できました。またそのご経験が著作にも生かされているのだなと納得でした。他にも、ゲームをし続けることでドーパミンが出すぎて、日常の小さなことに喜びを感じられなくなるというお話は大変興味深く、勉強になりました。
・子ども時代に全身全霊で本にのめり込む価値、幼児への絵本の読み聞かせが母親自身を助けているということ、心に沁みました。
* 正直言って、私なんかが講演会などやっていいのか? という思いもありました。でも、こういう感想をいただくと(よかった)と思えます。
「本を買ってください」というお願いもしたこと。今でも押し売りだったよなあと心が痛んでいるのですが、これは、あえて、これからも言っていこうと思っていることです。お買い上げくださった皆様、おいでくださった皆様、日野図書館の皆様、ありがとうございました。