松山で行われた俳句甲子園で、弘前高校が見事優勝しました!!
決勝トーナメントにという段階で、すごっと思い、その後ネットの情報から目が離せませんでした。
優勝とは!! うれしくて、じわっときています。
地方大会の観戦記を読み直しました。うん。いい句を作っている。でも正直いってこのときは、優勝をねらえるとは思っていませんでした。弘前の皆さん、ごめんなさい。このとき負けた秋田西や秋田北の皆さんも、きっと応援し、喜んでいることでしょう。そして、自分達も今度は全国優勝目指して頑張っていただきたい。
前の皆さんは、句だけではなく、ディベートをかなり訓練していたのではと思います。
きのうは、ツイッターで俳句甲子園のつぶやきを追っていました。弘前さんの句は、最優秀句も審査員の先生達が選ぶ優秀句にもあがっていません。突出してはいなかったということなのかもしれません。でもディベートがよかったというツイートが散見されました。なるほど!(もちろん、俳句もよかっただろうと、地方大会のを見ればわかります)
これまで、強豪校のディベートは、相手を打ち負かすという勢いのあるものでした。弘前さんのは、聞いていて心地よい優しさがあるものだった(予選の話ね)。きっと決勝でもそうだったのでしょう。俳句甲子園において、ディベートの1点は大きくて、この1点で勝敗が分けられることもあります。出場をねらう高校の皆さんの力を入れるべき点が見えてきましたね。
もし私が出たら・・・。ディベートの訓練をしていない世代なので、だめだあ。
最優秀句は、開成高校の
中腰の世界に玉葱の匂ふ 重田渉
でした。玉葱の兼題難しい。この句、中七下五の句またがりで、破調。切れもない。でもリズムはいいし、独特の世界観があります。
野球のほうは、準決勝で青森も仙台も敗退しました。でも短歌甲子園も青森が優勝。短歌、俳句とダブルで全国優勝を果たした青森に拍手! 秋田と岩手もがんばれー。