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仙台で、句会をしてきました!
集まったのは、東北の児童文学作家5名プラス、関西の児童文学作家1名(山形の大学で集中講義の講師をした後、立ち寄ってくださいました)。
会場は荒蝦夷という、仙台駅からほど近い古本屋さんの二階をお借りできました。
よい句がたくさんありました!!
泣きながら冷麦すする夜もある ろく(佐々木ひとみ)
オーボエが校舎に響く秋の暮 小爪(楠章子)
蔵朽ちて石がきに蛇衣を脱ぐ 黒牛(堀米薫)
初物の今年のすいか割りにけり こりん(岩崎まさえ)
異世界に迷いこんだか?夜店道 マヤ(野泉マヤ)
我傾ぐ流星群の飛ぶ空に みずひき(後藤敦子)
揚花火果てて木星残りけり あぶみ(おおぎやなぎちか)
事前に、プレ講座として3回俳句の基本をお伝えしていました。そして、ぜひ俳号もつけてきてと言っていたら、この俳号もまたおもしろくって。小爪さんは、「ひとえの小爪」さんです。おもしろーい!
またときおり質問が入るのですが、私の添削に「そうすると漢字がつながってしまうけど、いいですか」など鋭い。「の」がつらなるのは? というのも。さすがです~。
心残りは、時間がなくて荒蝦夷さんの書店のほうを拝見できなかったこと。こんど仙台に行ったときは、ぜひ寄らせていただきたいです。