fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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第1回かわせみ句会in仙台

2019年08月13日 | 俳句

  仙台で、句会をしてきました!

    

  集まったのは、東北の児童文学作家5名プラス、関西の児童文学作家1名(山形の大学で集中講義の講師をした後、立ち寄ってくださいました)。

  会場は荒蝦夷という、仙台駅からほど近い古本屋さんの二階をお借りできました。

  よい句がたくさんありました!!

  泣きながら冷麦すする夜もある    ろく(佐々木ひとみ)

  オーボエが校舎に響く秋の暮  小爪(楠章子)

  蔵朽ちて石がきに蛇衣を脱ぐ  黒牛(堀米薫)

  初物の今年のすいか割りにけり  こりん(岩崎まさえ)

  異世界に迷いこんだか?夜店道  マヤ(野泉マヤ)

  我傾ぐ流星群の飛ぶ空に   みずひき(後藤敦子)

  揚花火果てて木星残りけり   あぶみ(おおぎやなぎちか)

  

 事前に、プレ講座として3回俳句の基本をお伝えしていました。そして、ぜひ俳号もつけてきてと言っていたら、この俳号もまたおもしろくって。小爪さんは、「ひとえの小爪」さんです。おもしろーい! 

 またときおり質問が入るのですが、私の添削に「そうすると漢字がつながってしまうけど、いいですか」など鋭い。「の」がつらなるのは? というのも。さすがです~。

 心残りは、時間がなくて荒蝦夷さんの書店のほうを拝見できなかったこと。こんど仙台に行ったときは、ぜひ寄らせていただきたいです。