fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『きみが、この本、読んだなら(ざわめく教室編)』さ・え・ら書房

2020年03月03日 | 自作紹介
           

 さ・え・ら書房さんから、見本を送っていただきました。
 書店への配本は、今週末くらいでしょうか。
 
 戸森しるこ、おおぎやなぎちか、赤羽じゅんこ、池田ゆみる  4人によるアンソロジーです。

 どの作品の中でも、誰かが誰かに「この本、読んでみたら?」的に本を薦めます。
 私は、瞳という5年生の女の子が、いじめにあい、学校をさぼって家にいたら、アパレルショップをやめて家でごろごろしている年の離れたおばさんに『いい感じの石ころを拾いに』宮田珠己(河出書房新社)を「読んでみたら」と言われます。
 実は、この本、私が実際にある方から薦められて大好きになった本なんです。
 河原や海辺でただひたすら「いい感じの石」を捜すエッセイです。この本が、なんとも力をくれるんです。物語の中でも、そんなふうに書きたいなと思って、使わせていただきました。
「パワーストーン」という作品です。

 戸森しるこさんは、「クロエ・ドール」。いつもお人形を膝においている女の子と、それを見つめる男の子の話。とても、雰囲気のある作品です。
 赤羽じゅんこさんは、「『ダレカ』をさがす冒険」。本が好きではないのに図書委員になってしまった男の子が、おばあちゃんの家で、おかあさんが子供の頃に読んだ本を開いたら、そこには・・・。
 池田ゆみるさんは、「図書館と昆虫の森」。夏休みの自由研究に、クラスメートの涼太は、「図書館を作る」と言う。虫とりに夢中な弟の面倒はみなくちゃいけない。でも虫は苦手。そんな女の子に、涼太が勧めた本は……? そして涼太が作った図書館とは? 

 それぞれの作品、中で紹介している本のバランスもよくって、(相談したわけじゃないのに!)とてもいい一冊になっています。さ・え・ら書房の編集Sさん、すごい。