fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『1週間後にオレをふってください』(偕成社)重版になりました。

2020年03月28日 | 自作紹介
           

 タイムストーリー というアンソロジーの一冊で、初版は2016年2月。4年越しの重版。
 日本児童文学者協会が企画編集した本です。

 この本の中で、私は「七日夢(なぬかゆめ)」というホラーを書いています。たぶん、ホラーは、後にも先にもこれっきりかも。
 今回読み返してみましたが、なかなかです(笑)。
 この一冊は、一週間がテーマなのです。冒頭のタイトルになった作品、いいですよ! 他の4作品も、皆さん、さすがです。
 このときは、プロの作家さんへの依頼のほか、公募もあったんです。私は、応募しての採用でした。発売は『しゅるしゅるぱん』の後なのですが、応募していたのは、デビュー前です。こういうアンソロジーへの応募、採用が、デビュー前に3冊。励みになりました。最近あまり見かけません。あるといいのに。

 タイムストーリーは、第一期、第二期とあって、この本は二期の中。それぞれ、5分、1時間、1日、3日、1週間というくくりの10冊で、どれも読み応えがありました。はっきりとはわからないのですが、今回一斉に増刷になったのかな。
 家にいることの多い、今、気軽に楽しめるお得な本。ぜひ、お読みください。