goo blog サービス終了のお知らせ 

fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『ぼくたちのだんご山会議』(汐文社)

2022年06月20日 | 自作紹介
 少し前に奥羽山脈に大規模風力発電の風車が設置される計画があること、それに住民の方達が反対運動をしていることをご紹介しました。
 その後、新聞などでも取り上げられ、運動は続いています。
 さて、拙著に『ぼくたちのだんご山会議』という一冊があります。
 これは、まさに、自分達が住んでいる町にある「だんご山」にテーマパークができるという計画が持ち上がったことから、話が始まります。だんご山は三つの山が連なる山。その一番手前の一のだんご山は10年前にすでに開発され、住宅地となっています。このたびは二のだんご山がテーマパークになるということでした。子ども達は最初「やったー」と喜びます。
 でも主人公の祖父は、大反対。反対運動を始めます。
 これ、開発と自然保護という問題を扱っているわけです。
 小学校中学年の子ども達がこの問題をどうとらえていくか。ぜひ、読んでいただけたらと思います。

      
 佐藤真紀子さんの絵が、とってもいいです。