結成し10年目の同人誌「ペパン」をお送りいただきました。
児童文学作家光丘真理さんが、立ち上げた会で、国分寺のおばあさんの知恵袋という本屋さんを拠点にしています。私も、何回かお邪魔している勉強会。この10年の間、見事にデビューを果たした方もいらっしゃいます。
絵本テキスト大賞を受賞し、先日『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』を出された渡辺朋さんも、メンバーです。いげたゆかりさんのイラストも個性的。私が主宰するかわせみ句会のメンバーが、何人も! というのも嬉しい。コロナでZOOMになりましたが、ベースになる会場が、いっしょのおばあさんの知恵袋です。
これからは、全員デビュー、ご活躍を目指すところ。ただ、ひとつ残念なのが同人のひとり松弥龍さんが、先日、急逝されてしまったこと。その松さんの作品も掲載されています。『沙羅の風』同様、親子愛がテーマで、しんみりしました。
メンバー紹介のコーナーで、「一人旅を楽しむように書いていきたい」と書いている松さん・・。一人旅で、遠いところへ行かれてしまいました。
ペパンとは、「種」という意味。
種から出た芽、これから出る芽、花が咲いたもの。それぞれ、頑張っていただきたいです。