表紙の写真は、合成ではないとのこと。http://non-biri.net/bijin/index.htmlで、メイキング映像が見られます。
秋田の広報誌といったらいいのか、ミニコミ誌といったらいいのか。非売品で、たぶん無料で配布されているのだと思います。県立図書館にはありました。
この1頁めに書かれている文章が、すばらしい。
(前略)そんなのんびり秋田は右肩上がりな経済成長というゴールなきゴールにむかい懸命に走ってきたニッポンにとってまるでビリを走るランナーのようにうつっていたかもしれません。けれど世の中は変わりました。順位など気にせずのんびり歩いてきたことがまさに「ノンびり」となる時代がやってきました。(中略)ビリだ一番だ。上だ下だ、と相対的な価値にまどわされることなく自分のまちを誇りに思い、他所のまちも認め合う。そんなニッポンのあたらしい「ふつう」を秋田から提案してみようと思います。
ババへらアイスや寒天づくりや、与次郎稲荷や、興味深い話題満載です。とくに2号の与次郎稲荷の特集は、感動もの。山形と秋田の2つの県にまたがっての与次郎伝説です。小さいころから何度も通りがかった千秋公園の稲荷神社伝説を今まで知らずにいた自分が恥ずかしいです。編集長を含め県外の方がかかわっていることで、意外と新鮮な目で秋田をとらえているのかもしれません。
実は兄がプロデューサーという立場にいるらしく、手に入ったのでした。(←何をしているのか、いまひとつはっきりしていません)