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先日、このブログのアクセスに、過去の記事で気になるのがあり、そこを読みました。
伊藤洋子さんという秋田在住の方の詩、散文、そして素描です。
心が洗われるという言い方がぴったりでした。
私もこうして本を書き、発表し、買っていただいています。が、吹けば飛ぶような存在です。
どうにか、飛ばされないようにと必死にやっている自分がいます。その気張りに、どこか疲れているのかもしれません。否、洋子さんのような考えと真逆の人とのやりとりで、疲弊していたのだなと思いました。
文学や芸術で腹は満たされないけれど、心が洗われる。そういう経験のない人は悲しいです。私が対していたのは、そういう人なのではないかと思い当たりました。
文学をやっていたら、ちっぽけな自分にうちひしがれる経験をすることが、誰にでもあるように思うのです。そうじゃなく、自分は正しい、間違っていないと強気の方といるのはつかれます。
洋子さんの詩を読んで、救われました。