
何度かにわたり、ノートの公開をしました。
先日は、児童文学作家の森川成美さんご自身のブログ「森川成美の創作日記」で、「家守神」といっしょにブログのこともご紹介くださいました。(赤をクリックすると、サイトに飛びます)ありがとうございます。
皆様も下手な絵を見てくださって、ありがとうございます。
あれは、トミイさんにお見せしてないのですが、他に、イラストを描いていただくために、イメージに近い写真などはよくお送りしています。枕屏風に描いていただきたい山とか。襖の雰囲気とか。ネットで探して。
4巻にあたって、あるもののイメージをお伝えしたくても、ネットに適当なのが見当たらず、さりとて、自分で描こうにも、これはとても難しくて、とうとう模型を作ったものがあります。
さて、なんでしょう。
これは、4巻のネタバレになってしまうので、内緒です(ジオラマではありません)。
でも、来年のどこかで、公開しようかなと思っています。
私は、他社さんの本でも、このように、写真をお送りできる場合は、なるべくお送りしています。

この亀吉さんのコートは、「宮沢賢治風マント」とメモだけだったのです。そしたら、このコートのような絵がきました。ラフの段階では、はっきり形までわからなくて、見過ごしてしまったのです。

そっか、賢治と言えばこの写真だ(このコートは、古いけど形は普通ですよね)。私の伝え方が悪かった。と思い、文章との齟齬はないので、マント風というのをカットすればいいかな、よしとしようと思ってました。すると編集者さんが「おおぎやなぎさんがイメージしてたのは、これではないのでは?」とおっしゃってくださって! 「そうなんです。でも描き直しは申し訳ないし、いいかなと思ってました」と言ったところ、ちゃんと伝えてくださって、そして描き直していただきました。小さなカットですが、やっぱ、こっちのほうで、よかった!
編集さんにも、トミイさんにも、お手数をおかけしたけれど、仕上がりを追求すべきですね。感謝です!
このマントは、花巻市の羅須地人協会の中に展示してありました(今はどうかな?)。トンビというのかな。
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