fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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季節風大会

2012年10月30日 | 日記

 毎年一度行われる合評会です。今年も27日、28日とありました。それぞれの分科会に分かれ、二日間にわたって行われます。場所は本郷の古い旅館です。

  

アマもプロも同じ立場で、作品を出し、合評をします。私は毎年、違う分科会に出ようという気持ちでいて、今年はファンタジー分科会に行きました。ここは、人数を制限しないので、18人という最大数。

 自分の作品の欠点を指摘されるのは、つらいものです。でも、それを受けなくては次に進むこともできません。だれもおざなりで書いている人などいないのですから、読むときも心をこめて読まなくてはとも思います。今年読んだ作品の中からも、いずれ出版されるものも出てくることでしょう。私は、例年合評のあとは放心状態になり、作品の手直しに手をつけるまでけっこう時間がかかるのですが、今回はすぐに改稿作業にとりかかりたい衝動があります。でも、いきあたりばったりの書き方ではダメなので、少し冷静になろう。

 二日目の朝、一人で散歩しました。

  東大赤門

  安田講堂

  楠。ほれぼれする姿。

 三四郎池。おのぼりさんだなあ。

  銀杏散るまっただなかに法科あり  山口青邨  

 先日国立の一橋大では、銀杏がいっぱい落ちてましたが、東大は雄の銀杏が多いのか、かすかに匂いはしても、実はみかけません。   

 裏路地好きにとっては、本郷は一葉が住んでいたあたりというスポットで、あの辺の雰囲気が好きなのですが、込み入った場所なので、旅館の近くをうろつくだけにしました。そして出会ったのがこんなところ。こんな光景があると、いいなあと思ってしまう性分です。性分というか体質?

  

 

 

 

              


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