仙台在住で、地元に根ざした物語を書き続けている作家佐々木ひとみさんの新境地です。
今の小学生は、パソコンを使えて当たり前。でも、人に与えられたものをただ、指示通りにやるのと、仕組みをわかってやるのでは雲泥の差。私も実はIT用語が出てくるたびに、頭の中にシャッターがガーーーと下りてきます。カタカナ用語といってしまっている時点でアウト! プログラミング!? ふむふむ。
おにごっこを子どもが楽しみながら、プログラミングをわかっていくという流れ。なるほどです。
人に何かを頼むときの頼み方。プログラミングを意識すると、わかりやすいかもしれません。相手にとってです。
私達は一人で仕事をしているわけではありません。チームで仕事をしています。なので、曖昧ではなく、伝えるということが大事。小学生のときから、このような思考の仕方を学ぶと、人との会話がスムーズにいくのではと思いました。
作家はかなり感覚的な思考をしますが、実はそれだけではだめなんですよね。
気をつけているのは、
「小さなお地蔵様」 と書いたとき、「小さい」だけで、読者に伝わるかどうか? と考えるようにしていました。これって、案外プログラミング的な思考ではないでしょうか? 手のひらくらいの小ささなのか、本くらいの小ささなのか。でも本にも大きさはいろいろある。教科書くらいと言ったほうが伝わりやすい。ランドセルくらいと言えば、全国の子どもたち誰でも同じ大きさを想像できる、的な。
今、求められている本は、何なのか。
そんなことも考えました。
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