高学年から
真子は、ギャラリーのある絵の前で倒れてしまい、その絵の作者である夏鈴さんのすむイカル荘へ行くことになる。イカルは鳥の名。
この本のキーとなるのは、イカルを始めとする、鳥たちだ。
真子は、両親とうまくいっていない。声を荒げる父、父の横でおびえているだけの母。
真子は、イカル荘にすむことで、自立への一歩を踏み出していく。
イカル荘には、夏鈴のほか、もう一人インドネシアからの留学生デフィンもいる。
あと出てくるのは、ガビチョウ、サシバ。
あー、うまく紹介ができない。とにかく読んでいただきたい。人を描くって、どういうことなのか、よく悩むのですが、にしがきさんは、こうして人をとりまく自然を独自の視点で描いている。それが、人の生き方とリンクして、胸にせまってくるのです。これはたぶん、私が目指している書き方なのだと思う。だからこそ、こんなに響いてくるんだな。
にしがきさんは、一緒に、『コナミのいる島』という本も送ってくださった。作者は、原結子さん。草原賞優秀賞の作品を含む短編集だ。こちらも命の輝きにあふれた一冊だった。本には、言葉には、力がある。こんなにも人の心を揺さぶるのだもの。
真子は、ギャラリーのある絵の前で倒れてしまい、その絵の作者である夏鈴さんのすむイカル荘へ行くことになる。イカルは鳥の名。
この本のキーとなるのは、イカルを始めとする、鳥たちだ。
真子は、両親とうまくいっていない。声を荒げる父、父の横でおびえているだけの母。
真子は、イカル荘にすむことで、自立への一歩を踏み出していく。
イカル荘には、夏鈴のほか、もう一人インドネシアからの留学生デフィンもいる。
あと出てくるのは、ガビチョウ、サシバ。
あー、うまく紹介ができない。とにかく読んでいただきたい。人を描くって、どういうことなのか、よく悩むのですが、にしがきさんは、こうして人をとりまく自然を独自の視点で描いている。それが、人の生き方とリンクして、胸にせまってくるのです。これはたぶん、私が目指している書き方なのだと思う。だからこそ、こんなに響いてくるんだな。
にしがきさんは、一緒に、『コナミのいる島』という本も送ってくださった。作者は、原結子さん。草原賞優秀賞の作品を含む短編集だ。こちらも命の輝きにあふれた一冊だった。本には、言葉には、力がある。こんなにも人の心を揺さぶるのだもの。
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