いとうみくさんが『朔と新』で、今年の野間児童文芸賞をご受賞されました。
野間文芸賞は小川洋子さんの「小箱」(朝日新聞出版)
野間文芸新人賞は李龍徳さんの「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」(河出書房新社)
出版文化賞は「鬼滅の刃」の作者吾峠呼世晴さん、作家の池井戸潤さん、人気ゲーム作品「あつまれ どうぶつの森」
毎年帝国ホテルで行われる授賞式とパーティは、今回授賞式だけとのこと。コロナ~~~~!!!
受賞作は、兄がバス事故で失明した弟の葛藤の物語です。
その日、予定通りのバスに乗っていれば、事故にはあわなかった。その予定を変えた新(あき)は、陸上選手として期待されていたけれど走ることをやめていました。そんな新に盲学校からもどってきた兄は、伴走者になってほしいと言い出します。
彼らの姿をぜひ、たくさんの方に読んでいただきたいです。
みくさんは、多くの本で過酷な状況に陥った主人公を描ききっています。彼らがその状況の中で一筋の光を見つけていく様を描いているのです。同じ児童文学の書き手としてたくさん刺激を受けています。
なにより、いとうみくさんはデビュー前から存じ上げている方ですから、その方がこんなすごい賞をご受賞されるなんて、もう感涙です。私達のみくさんが! って感じ。
みくさん、おめでとうございます!!
もっともっと高みへ上っていってください。
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