長い冬の間、このビニールの下でがんばっていて、芽を出してくれました。
ぎっしり。
もっと早く間引かないといけなかったのかな? 数日前から毎日ほうれん草たっぷり食べてます。甘みがあっておいしい。ただほうれん草はいまひとつ季感がないですね。ましてほうれん草の間引きなんて。(菜を間引くは、秋の季語)
そしてこっちは、
とうの立った芽キャベツ。
一冬、雪の中で掘って食べて、これが最後の一株。茎立ち(くくだち)は春の季語です。というか、キャベツもほうれん草も、春でいいのでした。
長い冬の間、このビニールの下でがんばっていて、芽を出してくれました。
ぎっしり。
もっと早く間引かないといけなかったのかな? 数日前から毎日ほうれん草たっぷり食べてます。甘みがあっておいしい。ただほうれん草はいまひとつ季感がないですね。ましてほうれん草の間引きなんて。(菜を間引くは、秋の季語)
そしてこっちは、
とうの立った芽キャベツ。
一冬、雪の中で掘って食べて、これが最後の一株。茎立ち(くくだち)は春の季語です。というか、キャベツもほうれん草も、春でいいのでした。
見ていらっしゃいますでしょうか? 岩手の県北久慈というところが舞台となっているのと、脚本がクドカンということで、始まる前から期待大、そしてその期待を裏切らないおもしろさです。うちの年寄りも前のは「つまらない」と途中で見るのをやめていましたが、今回のは楽しみに毎日見ています。このポスターもいいですね。いや、出演者がみんな見ていてにやついてしまうほどはまっている。
ただ、何人かに「ジェジェ」って岩手で言うの? と聞かれましたが、うちのほうでは言いません。県北限定? でも他の方言は私は字幕なしでバッチリです。というかたまに会う人に「このごろなまってる」と言われてますから。そりゃあそうだべ。
写真はいつも行く図書館の階段横です。久慈は、一度だけ行ったことがありますが、遠かった。同じ県でも日帰りはちょっと無理かなあ。そして寒かった。夏だったのに、震えていた記憶があります。でもウニはおいしいし、ぜひお出かけください。何もないよさがある、と思います。琥珀は有名(チラチラ出てますね、ロマンだ)、あと最近では恐竜の化石を中学生が発見したというニュースがありました。
東北の桜はこれから。北上では15日からさくらまつりです。といってもまだつぼみもふくらんではいません。連休あたりが見頃なのではないでしょうか。東京から新幹線で3時間ですので、どうぞ一度おいでください。約2キロの桜並木、すばらしいです。花見舟もあります。
ポスター、みちのく三大桜名所とありますが、あと二つはどこでしょうか? 弘前と角館? (未確認です)八郎潟にも、真っ直ぐな道にずーっと桜があり、下は菜の花というところがあり、よかったです。そうそう、福島の花見山(桃源郷)に一度行きたいと思っています。
これから少しは岩手の花便りをお送りできるかと思っております。行く余裕があれば……なのですが。
小屋の鼠、やはり放っておくわけにもいかず、(なにせ鼠算式に増えられても困る)仕掛けました。とりあえず3匹はいっていたそうです。(私、見ません)
これも、あとエサ式のを一種類。
動物愛護の方は、こういうのもダメなのかなあ。きれいごとばかりは言っていられません。
ネズミが主人公の童話をひとつ書いて、供養としましょうか……。
ここも日曜大工屋の入り口。こちらの中学生は、自転車はみなヘルメットをかぶります。新学期の準備なのです。冬用のコートは、蛍光カラーのものを着ていましたよ。
千歳市在住の友人(季節風会員)のHさんが、ご自身がコラムを書いている情報誌で、このブログの記事を引用してくださいました。北海道の今年の雪は半端じゃなかったことでしょう。ことさら春が嬉しいですね。以下青字が、全文です。(許可をいただいたので、掲載します)
木の根開く
今年の冬は、例年になく雪の嵐が吹いた。
千歳には珍しい吹きだまりを経験し、重たい雪の投げ場に困った。「他の所はもっと大変なんだ」と自分に言い聞かせながら、無駄に広い(と言うほどもないが)玄関前の雪を投げる。そんな日々が一段落したころ、友人のブログで春の季語をみつけた。
それが「木の根開く」。添付された写真を見て、「ああ、春になる」とほっこりと思った。私の故郷では見られない風景。雪にしっかりと囲まれ、凛として立つ木の周りが解けて、黒い土が顔を出す。木が生きていることを感じさせる風景だ。いつのまにか北海道に住むことに慣れてしまったのだろう、この景色をあたりまえのように受け止めている私がいる。ブログの写真に添えられた一句。
「木の根開き農業委員から電話 あぶみ」
また、季節がめぐる。 (久)
(久)というのが、友人。児童文学の分野では、昨年グリム童話賞で見事に大賞を受賞したほどの実力者ですが、地元でも幅広く活躍してらっしゃいます。同人誌を一度いただいたことがあるのですが、大人向けの小説を載せてらして、「これ、本にしてください」と思わず言ったほどのレベルでした。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。
「木の根開く」のコラムのとなりには、「除雪マンの活躍」と公園を除雪している方の紹介と、雪国ならではの記事。また「木の根開く」に添えられた写真は青葉公園ということです。千歳というのは、空港には降りるけど、町を歩くということがなかなかないのですが、このことで千歳という町と住んでいる方に少しばかり思いを馳せることができました。
食べるためのジャガイモではありません。畑に植える種芋です。いつも行くスーパーの隣、日曜大工屋さんです。入り口の一等地をこの種芋が占めています。
壁際にも中央にも。
みんなジャガイモ植えるんだなあ。
きょうはお釈迦様の誕生日、仏生会。灌仏会とも。昨日は横浜桜木町最寄りの成田山別院のこの花御堂を拝し、句会でした。
近くには動物園もあり
いろいろいましたが。
俳句はあまりあちこち歩くとできません。
雨やんで風強まるや仏生会 あぶみ
でも句会に出て、一つでも言葉を覚えたらよし。ということもあり、昨日覚えた言葉は、「あいまい宿」……。児童文学じゃあ、絶対使うことがないだろーなー。このお寺の裏やちょっと行ったところが、そういう宿のある小道。そういう道を歩くのも吟行ならではです。あ、「亀鳴く」という季語は夕方のものだということも、覚えました。このお寺、亀がうようよといました。
私にとっては久々の句会。居酒屋での二次会でも袋廻し(という即吟の句会)が始まり、頭に油を挿した一日でした。
観てきました。一番よかったのは、映画館の椅子が今までで一番ゆったりしていたこと。(秋田駅東口です)
それから「夢やぶれて」は、やはりじんときました。スーザンボイルが歌ったのを聴いたのが初めてだったのですが、そのとき歌詞を読んで(なんて救いのない詩)なんだろうと思いましたが、このシチュエーションでの歌だったのだと納得。
他は。原作をちゃんと読んでいないので(子どものころに、子ども向けに書かれたのを読んだなあというかすかな記憶があるだけ)、原作ではたぶんちゃんと書かれているのでしょうが、ジャンバルジャンが、市長にまでのぼりつめるわけですが、身分証もない人間がどうやって? というのが省かれていて、そこのひっかかりがずっと残ってしまったのです。市長だったジャンバルジャンが正体がばれそうになり逃げたあとも、また再び金持ちになっているし……。それから養育した娘と革命運動をしている学生が一目で恋に落ちるのだけど、それもねえ。学生は助かったあとは、金持ちの祖父のもとにとっとと帰っているわけだし。娘を養育していた旅館の夫婦の誇張具合も好きじゃなかった。と、さんざんですね。そうそう、ミュージカルなのだから当然ですが、全部が歌というのもちょっとでした。普通の会話も欲しかった。
実際は2時間40分くらいなのに、4時間くらい観ていたような感じでした。ゆったり椅子に救われました。(辛辣すぎ?)
北上川 川向こうは桜並木です。
と、秋田で観た映画、そして北上川の写真を載せましたがこの週末は久々東京にいます。今日は神奈川句会で甘茶寺。きのうからの嵐の報道にハラハラしてあちこちに「やりますか?」「行きますか?」と電話やメールをしていましたが、雨が止んでいるので行ってきたいと思います。俳句はいいお天気のときだけじゃなく、雨のときは雨の句を、嵐のときは嵐の句をというのが原則なのですが、どうしても災害の恐れなどと言われるとひるんでしまいますね。
いまさらという感じですが、結社歳時記で「童子」が取りあげられていて、その中に私の句、
この家の庭に瀧あり涸れてをり あぶみ
が載っていました。先日図書館でパラパラ見ていて、気づいた次第。もうすっかり春なのに冬の句を紹介するのもなんですが(なにせ12月号なので)、他には
正座してこの凶年を逝かすかな 辻 桃子
冬の夜の勉強足りず知恵足りず 安部元気
百尋の枯蘆原の奥に院 佐藤明彦
水洟や空のまなかに月尖り 増田真麻
姉にまた言ひまかされて龍の玉 中 小雪
枯蓮の折れると折れぬ一つ池 舟まどひ
などなど、たっぷり「童子」の句が載っていました。もう少しアンテナ立てておかなくてはなりませんね。私の句は2年前だったかなあ、友人の友人宅がもう取り壊しになるけどすばらしいとこなのと言われ、お邪魔したことがありました。都内の旧宅、その庭には瀧まであって、でも涸れていて、という景を詠んだものです。もうきっと跡形もないことでしょう。「瀧涸れる」が冬の季語です。
錦秋湖SAの残雪
3才~9才とその保護者
発売になりました。
この本は、子どもにとって大切な能力を 1想像力、2思考力、3情緒、4コミュニケーション力、5やさしさ、6,社交性、7言葉の力、8ふしぎ、9知識、10論理力に分類し、それぞれ5分ほどで読める短編を配しています。世界の名作・詩・伝記・俳句、そしてたくさんの創作童話。 とぎっちりエッセンスの詰まった一冊です。
頭がよくなる……この本のタイトルに、いささか抵抗を感じられた方も多いのではないでしょうか。……とこの本を読む前に、と前置きをして監修の加藤純子さんが「頭のよさ」に対しての考察を述べてらっしゃいます。そこも合わせてぜひお読みいただきたいと思います。全文を転用するわけにはいきませんが、「どんな状況でも、それをしっかり受け止める(生きる力)を身につける。そして自分の頭で考え、自分の言葉で話せる子ども、そんな子どもになってほしいという願いで作られた本です。
私は、1想像力 「ふしぎな本屋さん」(創作)、5やさしさ 「赤とんぼ」(新美南吉の作品ノリライト) 6 社交性 「むにゃむにゃたろべえ」(創作) 7言葉の力 「俳句を読もう」 (芭蕉や蕪村など4句の解説) 8 ふしぎ 「カラスはなぜ感電しない?」 (創作) の5編を書かせていただきました。
小学生のお子さんだったら、自分でも読めるし、もっと小さいお子さんには大人が読んであげるのに適しています。
私のほかは、 うたかいずみさん、大塚菜生さん、岡田なおこさん、楠章子さん、中谷優子さん、森川成美さん、森くま堂さん、そして加藤純子さんとそうそうたるメンバーです。それぞれがバラエティに富んでいて、読み応えがあり、お子様のいるご家庭へのプレゼントに最適です。私にとっても、とても勉強になったし、いい仕事をさせていただいたと感謝しております。
書店ならびにアマゾンなどのオンラインショップ、PHPのサイトからも購入できます。たくさんの子ども達の手にとっていただきたいと願います。
先月子宮頸ガン予防ワクチンの公的接種の法案が、参議院を通過しました。よかったら下の方のブログを読んでみてください。
みかりんのブログ (すみません。実際にはみかりんのささやきというブログですね)
しばらくこちらに紹介していいものか迷っていました。公的予防接種の法案が通過する少し前、杉並区で子宮頸ガンワクチンの副作用が認められた新聞記事がありました。そしてその後被害者連絡会が発足。こちらも小さいながらニュースになっています。上のブログを書いているのは、その会長になられた方、私は数回おあいしたことがあるという程度ですが、知り合いです。娘さんの苦しみに泣きながら、他の娘さんが同じような苦しみに直面することのないようにと戦ってらっしゃいます。(拡散希望とあった日のリンクです。ぜひその前後もお読みください)
うちは身近にいる家族が抗ガン剤、(以前は放射線治療)をずっと体に入れていました。副作用のことを言われていたけれど、幸いそれほどの副作用もなくここまできました。(現在は中止)薬というのは、毒にもなるもの。これが前提でありながら、治りたい、病気になりたくないと、私たちは服用、あるいは接種をしているのです。ただこのように公的な予防接種になったことで、副作用があった場合の保護が手厚くなるとも書かれていますが、それ以前に、公的接種になったことで「やらなきゃいけないもの」と思ってしまいます。とてもとても難しい問題。
でも、このように苦しみと日々体面している方々がいることを、お知らせさせていただきます。
どうか、みかりんさんの娘さんが一日も早く元気になられますように。
うちの畑の福寿草(やっと)
何? アスファルト
写真だとそんなでもないけど、もうボコボコの穴だらけなんです。
近所のスーパーの駐車場です。冬の間に積もっていた雪がアスファルトに染み込んで解けてまた凍って、中で膨張するのでしょう。こんなふうになっているところがあちこちにあります。ただ最近の道路の舗装は材料が違うのか、あまりこの景色は見られません。
雪国はお金がかかるのです。
どくだみは刈らずに垣は繕はず あぶみ
垣繕ふ(繕う)が季語です。屋根替同様に、雪で壊れた垣を繕うわけです。うちの小屋の廂の屋根、トタン屋根ですが、替えました。近所のアパートのフェンスもぐんにゃり。
でも上の句は、どくだみが出ているんだから、春先というより晩春の景ですね。
ところで、蕗味噌。酒の肴にバッチリでした♪
うちの畑のふきのとう。蕗味噌、作りましたよ。春の味でした。(←毎年一口食べて「うん、春の味だ」と言うのです)
蕗味噌にすぐなれそめをききたがる あぶみ
ずっと以前女性登山家(名前が出てこない……)が、蕗味噌を作り持ち歩き、食事のときにお湯で溶いて味噌汁にしていると言ってらしたことを思いだし、やってみました。うーん、出しが欲しいな。そして、味噌汁のお茶碗一杯だと多い。やはりこれはチビチビと食べるのがいいみたい。酒の肴にはどうかな、今晩やってみよう。