fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

第2回みちのく童話賞本日消印有効

2022年04月15日 | 活動
 第2回みちのく童話賞締め切りは、本日消印有効です。現在の応募数を確認していません。どのくらい集まってるかなあ。
 楽しみです。詳細はHPで。
 これから書いて・・間に合うかもしれません。火事場の○○力?
    

 お待ちしております。

 第1回みちのく童話賞作品集「まほうの天ぷら」は、アマゾンにて発売中です。電子書籍とペーパーブックで価格が違います。お好みの方でぜひ、お読みください。(赤をクリックすると、とびます)

   

 

サクッと遠野へドライブ

2022年04月14日 | 日記


 サクッと遠野にドライブしてきました。
 今無料の高速道路もあるのですが、下道の方が山越え感があるので好きです。40分くらいかな。写真あまり撮ってないので、これくらいです。遠野市立博物館に寄って、ふむふむ。
 おしらさまは、やはり独特ですね。
新しくできた子どもの森図書館に寄ろうと思ったら、休館でした。完全予約だとか……。図書館、予約制かあ。気軽に使えませんね。子ども図書館なのに、子どもが遊び感覚で行けるところであってほしいのに。

上野の森親子ブックフェスタ

2022年04月13日 | 日記


上野公園で開催のブックフェスタ、この2年は、一部の講演会以外コロナで行われませんでした。
 今年は開催とのこと。私も日本児童文学者協会のサインセールに参加します! 5月4日10時半から11時半。
かわのむつみさん、森川成美さんとご一緒です。時間をずらして、たくさんの作家さんのサインセールがあり、定価の1割引で購入できます。
 屋外に出版社さんのテントがずらーっと並び、こちらも1割引。
 こんな時期なのでマスクをしていますし、屋外なので、感染リスクは低いはず。
 児童文学者協会のテントは何番だったかな。近づいたらまたお知らせいたします。
 以前、本好きな方が、嬉しそうな顔でお買い物をしていました。楽しいイベントです。
 お待ちしております!

 岩手のほうが花粉、ひどいかも・・。杉が多いのかもしれません。東京では目は大丈夫だったけど、きのうからかゆい。コロナのこともあるので、手で目をこすったりしないようにと思うので、薬飲みます。

常磐線ひたちで、仙台まで

2022年04月12日 | 日記
 先月の地震で、東北新幹線の一部が不通のまま。福島、仙台を在来線で乗り継いで岩手へ来なくてはなりません。でも、常磐線が仙台まで臨時で通っているという情報をいただき、それを利用しました。細々と乗り継ぐのがきらいなのです。
 
 二時間余計にかかるといわれたのですが、小旅行気分で。
 実際、日立や相馬など、行ったことのないところを通って、沿線は茨城から福島までずっと桜が咲いていたし、とてもよかったです。
 海が見えると、わあっと思うし。
  日立
 福島では、この景色、たぶん、震災で被害があったんだろうなと思われるところもありました。

   
 推敲する仕事も抱えていったので、そっちもはかどりました。動く仕事場です。 
 仙台で新幹線に乗り換えたら、あっという間に岩手に着きました。やっぱり速い。
 14日には、全線開通するとのこと。普通に新幹線で帰ることができます。

佐々木朗希選手快挙!

2022年04月11日 | 日記
 ロッテの佐々木朗希選手が、プロ3年目にして快挙を成し遂げました。
 連続三振日本記録更新。これまで9人だったのを一挙に13人連続三振にしたのですから、すごい。
 そして、完全試合。
 
 まだまだこれからの選手です。
 岩手県陸前高田市出身で、11年前にはお父さんを震災で亡くされ、お母さんと兄弟3人、大船渡の仮設住宅で過ごしながら野球を続けた佐々木選手。先月11日には、その取材をしっかり受け、狭い仮設住宅で男三人が寝ていて脚がぶつかってケンカしてたことなど話してらっしゃいました。お母さんも、自分が時々泣いていたけど・・ということをおっしゃっていた。
 その後、野球の強豪校からの誘いをけって、地元の県立大船渡高校に進学。うちの姪達も出た高校です。
 3年生のときには、岩手県の決勝に進出するも、決勝戦で花巻東に敗れます。実はこのとき、私は佐々木選手を見たくて、球場に行っています。
 そのときの記事が、こちら。赤をクリックすると、過去のブログに飛びます。
 でも、佐々木選手の登板はありませんでした。監督の苦渋の決断だったことは、推して知るべし。高校には、抗議の電話が鳴りやまなかったと聞いています。佐々木も監督も耐えて、目の前のことではなく、将来を選んだのです。今監督はどんなお気持ちでいらっしゃるでしょう。

 それにしても、大谷翔平、菊池雄星、そして佐々木朗希。岩手、すごい。



 岩手は、きょう気温が上がるらしい。一気に桜が咲くかも。
 本当は、来週まで待ってもらいたいんだけどなあ。

【審査員特別賞】2022年フレーベル館ブックトレーラーコンクール

2022年04月10日 | 日記
【審査員特別賞】2022年フレーベル館ブックトレーラーコンクール


 私が、審査委員賞に選んだ作品です。
 見えるものしか見ないことはこわいこと。これは、『家守神』を書くにあたって、とても大事にしていることでした。それに気づいてくださった森村学園初等部 志賀春心(しが・はると)さん、ありがとうございました。
 軽快なBGMのチョイスもよかったと思います。家守神たちのとぼけたキャラと合っているなと感じました。
 

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』ブックトレーラーコンクール受賞作品

2022年04月09日 | あいさつ
 フレーベル館さんのサイトで、受賞作品を発表しています。 こちらから。 赤文字をクリックしてください。。

 正確には、【ICT教育×読書推進】「2022年フレーベル館ブックトレーラーコンクール」受賞作品決定! 〜本を読んだ感想を動画で伝えるICT教育の実証実験〜 
 実証実験という位置づけで開催された今回は、「近畿大学附属小学校」(奈良県)、「郡山ザベリオ学園小学校」(福島県)、「森村学園初等部」(神奈川県)の3校ご協力のもと、4年生~6年生の児童に参加いただき、応募総数379作の中から各賞を選定いたしました。
 大賞を始め、審査員賞4作品、ともだち賞など10作品ですが、どれも、見応えがあります。
 
 私がおおぎやなぎちか賞に選んだ森村学園初等部 志賀春心(しが・はると)さんは、この動画を作るため、何度も『家守神』を読んでくださったとのこと! すでにオンラインで授賞式が行われたのですが、感激しました。ホントにありがとうという気持ちです。
 感想文と違って、動画なので、絵コンテを作ったり、構成や効果を考えたりと、伝える意識で作らないといけないのだと思います。教科を越えた取り組みだったのではないでしょうか。先生達のご指導にも感謝。
 
 今回、フレーベル館が主催なので、書影と主要キャラのイラストを使用可というのが前提でした。それ以外の画像や音楽は、著作権フリーのものか、オリジナルを使うようにと先生のご指導があったのではと思います。今、動画を気楽にネットにあげられる時代ですが、この著作権というのが案外ハードルですよね。大事にしていただきたいものでもあるし。
 感想文のコンクール、感想画コンクールのほか、このブックトレーラーコンクールが根付けば、楽しいものになるだろうなと思います。

             
 
 
 

米田木綿句集『平江帯』(ひごたい)

2022年04月07日 | 本の紹介
            

 平江帯とは、この表紙にある紫の葱坊主のような植物なのだそうです。瑠璃玉薊に似た高山植物ですが、今はもうめったに見られないとのこと。
 木綿さんはこの花が見られる由布岳近くの温泉つきの家に住んでらっしゃいます。
 その木綿(ゆふ)さんの第二句集です。

 山の湯や平江帯に霧おりてきし  木綿

 万緑の今日の景色をしかと見よ   木綿

 まわりで次々と第二句集を出されています。
 生きている証です。
 私も生きている証として、作品を発表し続けたいです。 

「童子」浅川句会合同句集『浅川』

2022年04月06日 | 本の紹介
          
 >所属している結社「童子」には、全国各地で句会があります。どこでも自由に参加できるのですが、場所や曜日で、だいたいの方は、毎月この句会(あるいは、こことここというように)決めてらっしゃいます。
 八王子でやっているのが浅川句会。そのメンバーによる合同句集です。
 勢いがあります。

 金縷梅と言へばふうんと言うて過ぐ    小林タロー *金縷梅・・まんさく 
 父までは土葬だつたと田水張る      小林さゆり
 梅雨冷や行かねばならぬボランティア   斉藤二水
 この案山子あたしと同じ格子柄      牧島りょう
 万緑に呑み込まれさう峡の茶屋      森野この実
 我が遺影撮りて六年あつぱつぱ      松本みち
 水たまり避けて歪な踊りの輪       清水泰丞
 蜩や乳やる猫の鋭き目          清水えみ
 二人居のそれぞれにあり秋灯       松原波月
 軒下にぺんぺん草や人死んで       濱田ゆふ
 まあ坊と妙ちやん幹事花の下       山本多峡兵衛  
 竹馬やよろめく一歩二歩三歩       山本甲斐
 床下に悲しきころの梅酒かな       山本七月
 鈴虫や鳴かざるやつは野に放ち      仁田逸
 春一番目籠が一つ転がつて        中島葉月


 それぞれのエッセイもまた、楽しい。
 ここから、さらに個人の句集をめざす方も出ることでしょう。
 まとめ役であるタローさんのパワー、エネルギーに、メンバーが楽しくついていっている。そんな感じが伝わってきます。
 おめでとうございました! 

 *浅川は、八王子、そして日野を流れる川で、多摩川に注ぎます。八王子の方が多い句会で、辻桃子主宰の序に八王子空襲のことが書かれていました。メンバーには空襲の語り部をされている方もいて、その方のエッセイが胸を打ちます。
 八王子には都心から多くの子どもが疎開に来ていて、空襲で亡くなっています。その子を偲んでランドセル地蔵というのもあるはず。またトンネルと爆破され、多くの方が亡くなられました。東京大空襲や広島が有名ですが、自分が住んでいる地域に近いと直結しているので、その痛み、悲惨さが肌に伝わってくるのですよね。
 語り部である松本みちさんのお話をお聴きしたいです。
 

 


花冷え、そして花の雨

2022年04月05日 | 日記
           

 きのうは寒くて、満開の桜を楽しめる余裕はありませんでした。
 これから散っていくのでしょうね(写真は、咲き始めです)。

 入学式には、まだ花がありそう。
 こんどの岩手行きを、どのルートで行こうか迷った末、常磐線で遠回りして行くことにしました。仙台まで5時間くらいかかるみたいです。でもせめてグリーン車でのんびりと。沿線の桜が楽しめるのでは? ともくろんでいます。

 福島まで新幹線で行き、在来線で仙台へ行き、また新幹線に乗り継げば、2時間くらい違うと言われたけど、乗り継ぎを細々するのがいやなのです。
 花巻空港まで飛行機は2万円もするし。
 せめて連休前には、全線復旧してほしいです。

 ところで、この切符を買うのには、みどりの窓口でいろいろ聞いてと思ったら、近くの駅のみどりの窓口がなくなっていました。その代わり、自動券売機で駅員さんと会話ができるようになっていました。お顔も映像で出てきます。なるほどなあ。
 秋田のホテルの手配も、電話をしたらネットからの方が安いですと言われたのですが、なかなかそれがうまくできず、結局楽天トラベルで他のホテルを安く予約できましたが。最初に電話したホテル、お客さん一人逃しましたよ。
 それにしても定宿にしている安い秋田の温泉が二カ所とも、満室でした。人出がもどっているということなのでしょうね。ホテル、とれてよかった。

おくの細道ツアー④ 補足

2022年04月04日 | 日記
     

 このツアーには、先生が同行しています。俳句の先生ではなく、街道がご専門なのだそうです。
 ここは、奥州街道と羽州街道の追分です。

 
 ここは、国見峠の近く。今の道と昔の道は違うので、昔はこっちでした。と、ずんずん道があるようなないようなところにも入っていかれ、そこを私たちはついていきます。これ、雨の日なら無理ですねといいながら笑。ときには、全員がそこを歩けず、待っていらっしゃる方もいます。なにしろ、私がまあまあ若いくらいかなというメンバーのツアーですから。杖をついてる方もいらっしゃるのです。
 でも、皆さん元気に歩きます。
 今回この道の奥には、木が倒れていて、そこに茨が巻き付いてましたが、茨を取り除く方がいて、木を乗り越えました。なかなか楽しいツアーです。
 
 7月末の最上川や湯殿山が含まれるコースにも申し込みました。平泉、松島あたりは、何度も行っているのでパスします。

 補足の補足:コロナの時期ということもあり、バスは2座席に一人。当然いつもマスクをし、バスは換気がしっかりされる設備もあり、お互いの会話はありません。食事のときもディスタンスがあり、軽く挨拶程度の会話しかしません。当然、お互いのことを尋ねあったりもなく、気楽です。おそらく、皆さんある程度俳句をされる方たちなんだろーなーとは、思っていますが。どこの会ですか? なんて聞かれることもなく。そういう点も気に入っています。

 
 

おくの細道ツアー・福島③~飯坂温泉

2022年04月03日 | 日記
 飯坂温泉のことを、芭蕉はあまりよく書いてはいません。
 その夜、飯塚に泊まる。土間にむしろをしいて、あやしい貧家なり。蚤、蚊にさされて眠られず・・・なんて。
 でも、いいところでした。宿泊したわけではないので、散策。足湯をしたくらいですが。

    十綱橋

 この橋。へえーと思ったのは、平安時代には、藤蔓で作られていたという説明書き。藤蔓!! 藤の蔓がそれだけ丈夫だということですね。
 
   摺上川(すりかみがわ)

  
 芭蕉が入った湯がどこだったかは、はっきりしないそうですが、この鯖湖湯なのでは? また上の川沿いにその湯があったのでは? と説はいろいろみたいです。
 鯖湖湯の建築は、道後温泉より古いそうです。ただ、温泉自体は、道後温泉かな。道後温泉は、聖徳太子が入ったんじゃなかったでしたか? あれ、でも鯖湖湯は、大和武尊が発見したともあります。そのくらい由来は古いということ。西行が残した歌もあります。

 ただ、コロナの影響も大きいのでしょう。廃業になったような宿も見受けられました。

 

おくの細道ツアー② 安達ヶ原の鬼婆伝説

2022年04月02日 | 日記
 安積山(あさかやま)~二本松~黒塚(鬼婆の岩屋)~文知摺観音(文知摺石)~飯坂温泉~医王寺~国見・伊達の大木戸~阿津賀志防塁跡 でした。

 
 一番よかったのが、これ。安達ヶ原の鬼婆伝説の岩屋です。ええー、もっとうっそうとした山奥を想像していましたが、阿武隈川の近くのお寺さんの中(観世寺)。そうかここは、原っぱだったんだ。おそらく阿武隈川が氾濫し、この岩が運ばれてきたのでしょうということでした。
 
 鬼婆伝説、悲しいです。鬼婆の名前が「岩手」なのですね。紛らわしい。芭蕉が座った石もありました。
 やはり、伝説を文字で読むだけではなく、その地に立つというのが大事だなと感じました。それが何よりの収穫。

  阿武隈川
 
 すみません。やることがたまっていて、まとまった記録が書けない・・。ほんとうは、「おくの細道」ではここをどう書いているのか、書きたいのですが。
 

おくの細道ツアー〜福島①311の悲しみ・地震の爪跡

2022年04月01日 | 日記
 私にとって、2回めとなるおくの細道ツアーでした。今回は、郡山、福島です。先日の地震で東北新幹線が、福島〜仙台がまだ不通なのですが、郡山までは開通してました。ギリギリセーフ。
 詳細はまた追って書かせていただきます。
 福島はいつも素通りだったので、新鮮でした。
 
 

   

 このような看板、放射線量を計測するポイントがまだ残っています。この数値、11年前はどのくらいだったのでしょう。

  
 訪れたお寺さんでは、先日の地震の爪痕も・・。
 芭蕉が歩いたのは、奥州街道沿い。テレビの天気予報を見て、なるほど、福島は、会津地方、中通り地方、浜通り地方と楯に分かれてるのだと実感しました。奥州街道は中通り地方。こんど会津、浜通りも訪れたいなと思いました。
 旅行会社のツアー、楽ちんですし、このツアーは、一人で計画したらとても行けないだろうというようなところにもご案内くださいます(はっきり言えば、芭蕉に興味がなければ行かないところ)。バスを降りて、道なき道のようなところも歩いたり・・。それがまたいい。私よりご年配の方が多いのに、皆さんお元気です!