fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

雉(キジ)~ZOOMミーティング

2024年02月14日 | 自然観察
      

 雉(キジ)。散歩道に時折現れます。
 鳴き声だけ、聞こえるときもあり。 

 昨日、朝には、ABS秋田放送ラジオで、第3回みちのく童話賞大賞作品「朝市とかき氷」の朗読がありました。プロの方の朗読、すばらしいです。BGMや効果音って、大事です。来週再来週は優秀賞作品の朗読があります。秋田の方はラジコで聴けるかも(曖昧ですみません)。

 昨晩は、みちのく童話会のZOOMミーティングでした。7月に開催予定のイベントに向けて、絶賛準備中。精鋭メンバーでがんばってます!
 月に一度、画面越しでもこうしてやりとりができるって、いい! 

 
 

鵙(モズ)

2024年02月13日 | 自然観察
        

 先日スマホの解像度の低い写真で出しましたが、これはモズで間違いありません。
 一眼レフで撮影(夫が)。

 このくちばしが、くいっと曲がっているのが特徴です。

 それにしても、東京は暖かい。2月なのに! 

 先日は、久しぶりに所属している結社の句会に出てきました。
 思ったのは、俳句一途の方達にはとうていかなわないということ。いいんです。私なりにやっていきます。
 一回の句会で何か一つ覚えたら、それでいい。先日は、和布刈神事(めかりしんじ)というのがあることを知りました。和布(若芽)が兼題だったので、この神事を詠んだ句もたくさんありました。へえーっという感じ。
 うちだけではないのですが、結社は高齢化が進み、大変です。
 若い俳人もたくさん出てきているのですが、棲み分けがあるような・・。
 80歳90歳の方にとっての生き甲斐の場という位置づけも、悪くはないとも思うんです。
 

玄米から白米へ

2024年02月12日 | 日記
 実は、うちはずーっと玄米を食べてました。
 そのほうがビタミンもとれると思って。
 でも昨年から実は、下痢をしたり胃の調子が悪かったりで、うーん・・という状態だったのです。整腸剤を飲んでも、よくなりませんでした。それではっと思い、精米をして、最初はお粥、そして今は少し柔らかめの白米で食べてます。それで、調子もOK。
 胃腸が若いときのように元気ではなくなってきたのかも。
 ともあれ、どこかちょっとでも調子が悪いと、いやなものです。
 食生活、大事ですね。


 

てっぺんにいるのは、サギです。

      

『わたしに続く道』山本悦子作・佐藤真紀子絵(金の星社)

2024年02月11日 | 本の紹介
      

 リイマは、ケニア人の父と、日本人の母の間に生まれた5年生。弟が二人いる。
 母が日本人と再婚し、再婚相手の母がおばあちゃんとして、同居。
 おばあちゃんは、毎朝洗面所でリイマと会うと、ぎょっとした顔をする。リイマは、自分が日本人とは違う容姿だからだと思う。母には似ていず、学校でも黒人として扱われてしまうのだ。
 足が速いと「黒人だから」と言われる。
 弟たちが「クロ」とか呼ばれていることも知ってしまう。
 日本人なのに。ことわざ検定7級なのに。漢字検定6級なのに。

 そんなリイマは、おばあちゃんから旅行に誘われる。行先はケニアだ。
 ケニアに行くことは、自分のルーツを探すこと? ところが、ケニアに行ったら、リイマはケニア人には見られない。
 実は母に似ていたのだ。(色は黒いけど)
 おばあちゃんとの間にあった誤解も解けていく。私はここがよかった。
 おばあちゃん、凛としててとてもいい。
 私、年齢的におばあちゃんと自分を重ねてしまう。息子が3人の子どものいる人と結婚することになって、しかも、その子たちのおとうさんがケニア人だったら? 正直言ってとまどうだろう。だから、この本を読んでよかった。そういうシチュエーション、ないともかぎらない。なんて、変な風にずれてしまってました。でも読書って、そういうこと。自分がこの立場だったら、どうだろうと疑似体験できるのだ。

 もちろん、テーマであるアイデンティティとか、考えさせられる部分はたくさんある。
 山本さんらしい作品だ。ケニアに行かれたのだろうか。ここ、お尋ねしてみたい。

『彼女たちのバックヤード』森埜こみち(講談社)

2024年02月10日 | 本の紹介
         

 森埜こみちさんの新刊を、やっと読めました。ゆっくり読めて、よかったー!
 彼女たち、そう3人の女子達。女子中学生の詩織、千秋、璃子。
 仲良しなんだけど、たぶんこれまではあまり、その内面に踏み込んでいなかったんだな。
 でも、あることをきっかけに、そのバックヤード。彼女たちの抱えている裏側を知ることになります。

 一度も父と会ったことがなく、母と二人暮らし。
 実の母と死別し、新しい母がいる。
 もうすぐ3歳になるのに、言葉を話さない弟がいる。
 集まってネットフリックスを観るはずだったのに、事件が起きます。それから、3人の関係がぎくしゃくし、すれ違い・・。
 3人の会話を描き分けるためというのもあるのでしょうが、千秋の言葉が、「やろうぜ」とか「わかんねえよ」とか男の子っぽいのが、なんともいいんですよ。私、こういうの書けないなあと思ったよ。
もちろん家族という他の登場人物もいるんだけど、彼女たち3人の心と会話で物語はできています。
 こみちワールドだったー。

座談会がありました。

2024年02月08日 | 日記
 昨日出した鳥の写真は、鵙(もず)ではないかと、俳句仲間から連絡がありました! 鵙かもしれません。
 私は鵙はくちばしで見分けますが、遠くてよくわかりません。
 さて。  

 慣れない分野の仕事が終わり、これで、積んであった友人の本やら、同人誌やらを読めます。
 どういう分野かというと、話すほう。座談会への参加でした。そのための本読みが、たっぷりだったのと、お話をするほかの皆様が大ベテラン(児童文学評論家 野上暁さん、児童文学作家で日本児童文学者協会副理事長加藤純子さん、詩人菊永謙さん。司会:日本児童文学者協会「日本児童文学」編集長、歌人でもある奥山恵さん)
ということもあり・・緊張。
 写真は、そのまな板にあがった本の一部です。
 ふだん(たとえばここで、紹介するとき)のように読めばいいというのとは違い、その本のよさ、問題点を考え発言する。しかもそれが一人10冊あげていて、計40冊だったので。
 私は、俳人&児童文学作家という立ち位置での参加でした。詩歌関係を6冊ご紹介。
 話せるのは、自分が感じたことだけだし、立派なことは言えるはずもないのでと、そこは割り切って、お話させていただきました。いい経験でした。みっちり4時間! 
 長くこの分野で仕事をしてらっしゃる皆さん、さすがです。

 掲載は、「日本児童文学」5,6月号です。勉強になりました。(勉強になりました、って言うの安易なのであまり使わないようにしようと思っていたけど、やっぱりそれ以外にないわ)

 このところ、他の本が入る余地が頭にはありませんでした。
 これから、やっと、それらの本や同人誌が読めます。

たぶん、ジョウビタキ

2024年02月07日 | 自然観察
        

 私のスマホ、あまり高性能ではないので、ズームすると、ぼけるんです。
 
     

 たぶん、ジョウビタキではないかなと思っていますが、どうでしょう。
 オスとメスだと違うんですよね。メスかな。
 以前、一眼レフを持ち歩いて、撮った写真は、こちら。 赤をクリックすると、過去記事がいくつか出てきます。

 

やっぱり句会は、楽しい

2024年02月06日 | 日記
  東京も、雪でした。
 きょうは家の前の道路の雪をよけなくては。
 立春を過ぎているので、厳密には春の雪、名残雪ですが。

久しぶりに、ZOOM句会がありました。
 楽しかったなあ(もっとも、出席された方はどうだったか・・私、けっこう厳しいので・・)

 コロナになって、対面句会ができなくなり、ZOOMでやったときは、やはり対面のほうがいいなと思ったものでした。でも、今はZOOM句会も楽しいです。投句、清記、選句までは、事前に夏雲システムでやります。
 この部分を手を動かしてやったほうがいいと、最初のころは思っていたのです。でも、今はこれもいいなと。
 かつて、江戸時代は、筆で書いていたわけですが、時代につれて変化しています。


 
         

あこがれのロングセラー

2024年02月05日 | 日記
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 先日行った、神沢利子展の一角です。
 ウーフ、存在感があります。読み返してみようかな。かわいいだけじゃなく、ちょっと哲学的な感じがあったような気がします。
 
 絵本や幼年童話は、ロングセラーが多いです。
 社会が変化していっても、人の根底の部分は変わらないからなのではないでしょうか。

 ロングセラー、あこがれです。
 
 
 

立春~確定申告

2024年02月04日 | 日記
 きょうは、立春。
 暦の上では、春です。

          
 
 確定申告は2月16日から、と思っていました。
 でも、還付金申請は、もうできるんですね。ということで、先日なんとか終了しました。
 今年は、医療費控除の申請も。医療費控除は初めてです。

 本当に苦手です。この数年は1~2ヶ月に一度は入力していたんですが、いざ、申告書類にしようとすると、何かどきどきします。(悪いことしてないのに)
 国民年金ももらい始めましたが(年がばれる)、これも、源泉徴収があるんですね。
 
 結局は、ひたすら入力していくだけ。
 一昨年は、カードリーダーを買って、パソコンから送信。その前までは、税務署に出かけていましたが。
 そして、去年今年は、スマホからの送信、一年経つと忘れています。スマホがすぐに読み取ってくれなくて、どきどきでした。




辛いニュース

2024年02月03日 | 日記
 ドラマ化された作品をめぐっての辛いニュースがありました。
  
 原作者の思いとは別に、どんどん別の作品になっていくという例は今までもあったのでしょう。
 アニメは、「進撃の巨人」「鬼滅の刃」と、原作に忠実に、しかもその世界を美しく見せてくれました。
 漫画のドラマ化でのトラブルが多いようです。

 本を出すときに、契約書を交わしますが、二次使用についてという項目、ちゃんと読んでないなあ。他の部分もですが・・。
 ちゃんと読んで、自分の作品を守らなくてはいけませんね。
 自分の作品を変えられても、よくなれば、それもよし、なのですが。そういう場合だって、あるのではとは思います。
 
 命を自らシャットダウンすることだけは、しないでください。私はどんなことがあっても、しません。
 
         

『俳句ステップ!』おおぎやなぎちか作・イシヤマアズサ~重版出来!

2024年02月02日 | 自作紹介
        

 初版は2020年です。このたび4刷りのお知らせをいただきました。 
 長く読んでいただけて、嬉しいです。

 改めて少し内容をご紹介します。

 いつもうつむきがちい歩いている女の子七実は、ある日公園で俳句をやっているおばあさんと出会い、俳句を作ることになります。
 遠足で作ったその俳句が、市の俳句大会をで入選します。ところが、作者として名前を呼ばれたのは七実ではありませんでした。そもそも、応募などしていないのです。
 さて、いったいどういうことなのか?
 俳句って、どんなふうに作ったらいいのか、なんてことも自然にわかってくる? そんな一冊です。
 中学年向け。
 引き続きよろしくお願いいたします。
 

保育師ではなく、保育士でした。

2024年02月01日 | 日記
 先日書いたブログに、看護師、保育師と書いていました。
 保育士です。現役保育士の友人に教えていただきました。ごめんなさい~!

 でも、あれ? 師と士の違いは? 

 栄養士、理学療法士、保育士。
 医師、看護師、教師。

 結局、明確な違いはないみたい。士は、もともと男性に使われていたともありますが・・。

 言葉は、変化しますからね。

     

 古山拓さんの個展が、3日まで聖路加第一画廊で開催中です。ご紹介が遅くなってしまい、あと三日ですね。
 お近くにおいでの方は、ぜひお立ち寄りください。